〜野球界底辺の現状⑥〜
皆さんこんにちは!DAICHIです🤙
本日も野球界で起きている事を書きたいと思います。
4年生の子供からの質問です。
「ランナー1.2塁の場面でサードを守っていました。バッターは送りバントをしてきました。僕は前にはあまり出ず声をかけました。でも、監督には何でバントが来たのに前に出ないんだと言われました。実際はどうすればいいのですか、、、」
実際に現場を見ていないので、確信を持ってアドバイスは出来ませんが、こう伝えました。
「サードは基本、前には出ないよ。出るとしたら三塁線の早い打球のバント。それが来て、捕っても三塁ベースには誰もいないから1塁でアウトにするプレーになるね」
「基本的には前に出ないけど、前に出る準備はしてないとダメ。準備をしていないと自分なのか、誰が捕るかの判断が遅くなるから」
子供と保護者も納得されていました。
高いレベルになると、サインプレーでファースト、サードもチャージしていくプレーもありますが、小学校4年生レベルでは厳しいと思います。
この、何で
前にでないんだ!
という指導ですが、実際のプレーを見ていないので確信は持って??マークをつけられませんが、基本からするとそれてしまっています。
結構こういった質問は多くて、チームによっては子供同士のレベル差がありピッチャーが投げて外野の間を打たれたら自分で追って中継をし送球するというのも聞いたことがあります。
これは内野を守っている子のレベルよりも、ピッチャーの子のがアウトにできる確率が高いからですよね。こんなプレーがあっていいんでしょうか、、、、
こういった野球の基本からそれた指導があるのが現実です。
では、どうしていけばいいのか、、、、
野球もサッカーみたいに、指導者のライセンス制度を作った方がいいという声もあります。しかし、少年野球ではまだまだ指導者不足でお父さんコーチを入れないと運営できないチームも多々あり、ボランティアでやって頂いてるのが現実です。
そこでライセンスを取って下さいといきなり言われても、この現実からするとコーチ不足になりチーム数が減って子供達の野球離れや、野球人口不足になる、、
野球界全体で、底辺をどうしていくか、、、、
底辺の環境を整えて伝統と新しい流れを上手く融合し、常に良いものを子供達に提供できるようにしていくべきではないのでしょうか、、、
また、正しい基本を教えるために底辺をどうしていくか野球界全体で考える時が来ているのではないかと僕は思います。
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