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第三十四話 明日はきっといい日にはならない

こんにちワイパー。
32歳男性です。

明日はきっといい日になる〜♪は嘘


偉くネガティブじゃないかって?
ノンノンノン。

考えてもみてくれ。

明日はいい日になるしな!とおもって布団につく。

明日はきっといい日になるからな!今日は仕方ない!と思って布団につく。


果たしてそれは本当なのか?

生きていればそういう時もあるだろう。

しかし大半の人は、明日も今日と大して変わり映えのないことが起きる。

大体いいことが毎日起こっていたらいいこともいいことじゃなくなるのだ。


いいことの定義にもよる。

天気がいいかも
ご飯が美味しいかも
楽しいことが待っている!

それっていいことか?

心もち一つでどうにでもなるのだ。


明日はきっといい日になる〜♪と言った希望的観測で

明日がいい日になると本当にそう考えていいのか?


答えは否だ。


じゃあどうすれば良いか?


明日は今日よりも悪い日で
明日は人生最悪の日なのだ


その心構えをするのがいいと思う。

そんなネガティブじゃ運気も逃げていくって?


いやいや、こういう諺があるだろう。


備えあれば憂いなし


備えとくのだ。
明日は今日というよりバッドデイ。
人生最悪の日なのだから。

大体世の中いいことなんてそうそう起きない。

期待して生きるとバカをみる。

期待しないが吉なのだ。


人間は生きてる以上、何かを感じて生きている。

幸も不幸も、それ以外のことも何かしらを感じて生きている。

何かいいことに期待して他のに、悪いことが起こったら超最悪な気分になるだろう。


だから常に最悪に備えるのだ。
そうすると悪いことが起きた時に…


まあ今日は人生最悪の日だから仕方ない


と割り切れるだろう。

仕方ないと諦めきれるのは幸せなことだと思う。


逆にいいことも悪いことも起こらなかったらどうか?


あれ?最悪の日なのに意外と悪くなくね?


となる。
最悪の日のつもりだったがなんか知らんけどちょっとハッピーな気持ちになれるだろう。


そしていいこと、ハッピーな出来事が起こったらどうなるか?


え!最悪の日なのにこんないいことが起きていいんですか?!


となる。
最悪だと思っていたのにいいことが起きたら些細なことでも幸せになるのではないか。


だからこそ、明日は今日より悪い日で人生最悪だって思っておくのがいいのだ。

最悪な気分を想定しておけば、多少のことでも幸せになれるのではないか。


人は希望に縋っていてはいけない。
希望は掴みにいかねばならない。

だが、掴みに行った希望が必ずしもいいことにつながるとは限らないのだ。

常に最悪の想定をして、備える。

それこそが幸福への近道だと思う。


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