見出し画像

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、と言へり。 〜8泊9日九州一人旅最終日〜

ベートーヴェンの交響曲第7番を聞きながらウエイトトレーニングをする、そんな優雅な休日の午前を過ごした後にnoteを執筆しているDaichiです。

長かったこの旅行も、ついに最終日。
#note上では約半年かかっている

友人が慶應義塾出身なので、福沢諭吉ゆかりの地を巡りました。

▼日本新三景・耶馬溪へ

まずは大沼国定公園、三保の松原とともに日本新三景に選ばれている耶馬溪へと向かいます。
#みんはや

実はここも福沢諭吉ゆかりの地なのです。
彼によって、日本初のナショナルトラスト運動が行われたのがこの耶馬渓。
ちなみにナショナルトラスト運動とは、産業革命下ののイギリスで行われたのが発端である、自然環境や歴史的建造物を守るためにそれを買い取ったり寄贈を受けたりする市民運動のことです。
#みんはや

さらに余談を申すと、この耶馬渓は群馬県民にはおなじみである上毛かるたの「や」に読まれています。
#群馬の自然や歴史などに関するかるた
#耶馬渓しのぐ吾妻峡

流石に「や」から始まる群馬らしいものは見つからなかったのでしょう。作成者の苦心が伺えます。
群馬に沼田市があるおかげで「ぬ」の札を難なくつくれたのは幸運というほかないですね。
#日本の市名で
#ぬ
#から始まる2つとは
#群馬県の沼田市と
#静岡県の
#沼津市
#みんはや

画像1

↑紅葉の季節に来たら、それはもう美しいのでしょう。意外と険しいので登りたい人にはそれなりの格好で行くことをおすすめします。

▼日本三大水城の中津城

中津からあげを食した後、向かうは中津城です。
海沿いにあるこの城は、海水を城周りの堀に引き入れることで守りを固めています。

ちなみに高松城、今治城と並んで日本三大水城とされています。
#中津城を調べるまで知らなかった
#またいつか今治に行きたい

画像2

↑天気が良い。高い建物ってどうやったら綺麗に撮れるんですかね。

▼記念館で福沢諭吉の生涯を辿る

明治時代の思想家・福沢諭吉は中津藩出身の武士です。
#みんはや

中津城からすぐ近くに、福澤諭吉旧居・福澤記念館があります。
記念館には、日本銀行から贈られた一万円札の1号券が展示されています。
#ちなみに2号券は三田キャンパスにあるよ

画像3

↑ここに来ると福沢「先生」と呼びたくなります。

▼旅の最後はUSA

この旅の最後の観光地は、全国の八幡様の総本宮である宇佐神宮です。
ちなみに、八幡様として神格化されているのは第15代の応神天皇です。
#みんはや

日本史を勉強された方はこの宇佐神宮での出来事が1つの転換点となったことをご存知でしょう。
奈良時代、権力を握っていた禅師の道教が、天皇になりかけた歴史的事件です。
#宇佐八幡宮神託事件
このあと、信託を虚偽だとして天皇家の血筋を守った和気清麻呂が別部穢麻呂に改名させられる、などの話をすると長くなるのでこのくらいにしておいて…。

ちなみに、この宇佐神宮のほど近くにある野球場は、きちんと「神宮球場」という名がつけられています。どうでも良い余談でした。

画像4

↑出雲大社と同じで、二拝四拍手一拝が参拝の方法だそうです。

▼旅の総括―アイデンティティの大切さ

この日は中津市・宇佐市を中心に巡りました。
気づいたことは、何だかんだ慶應生は福沢諭吉が好きだということです。
地元がどこだとか、共通の経歴があるだとか、そういったアイデンティティの部分は、普段は意識していないものの人々の根底にはあるのですね。

9日間の旅の振り返り、いかがだったでしょうか。
投稿が遅れたために記憶が曖昧になってしまったので、執筆がんばります!
#今回はみんはやで得た知識でごまかしたよ
#芸は身を助ける

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
私が目を見開いた別府タワーの写真とともにお別れです。

#国内旅行
#春から慶應

画像5


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?