学生エンジニアの私が教育系のボランティアを続ける理由

自己紹介


こんにちは、大地です。初めましての方も、もうお前のことは知っているよという方もいらっしゃると思うので簡単に自己紹介させていただきます。
私は埼玉県の大学に通っている大学生です。専攻は法律で、企業法や契約関係のことを学んでいます。趣味はプログラミングで、
最近はwifiが繋がるカフェを簡単に探せる LineBotを開発しました。
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趣味はプログラミング、学外ではプログラミングスクールでインターンなどもしてますが、学内では教育系のボランティア団体「僕らの夏休みProject」という団体に所属しています。
なんでプログラミングをそんなにしてるのに、教育系のボランティアやってるの?と聞かれることが最近多いため、今回のnoteでは私がこの団体に所属している理由、この団体でやりたいことを説明させていただきたいと思います。

僕らの夏休みProjectとは?

まず簡単に僕らの夏休みProject(通称:僕夏)について説明させていただきます。僕夏とは、「全ての子どもたちが夢や希望をもち、笑顔で過ごせる社会の実現」をビジョンに掲げる、首都圏の大学生主体の異世代交流プロジェクトです。具体的な活動内容は首都圏の大学生が夏休みなどの長期休暇を利用して岩手県の沿岸部の地域に行き、地元の子どもたちとレクリエーションやプール、理科の実験教室などを通して交流をおこなうというものになっております。大学生という存在が身近ではない地域の小学生と夏休みの3日間〜4日間をかけて遊んだり、夢を語り合いすることで子どもたちにとって親でも学校の先生でもない、斜め上の存在になることを目指しております。

活動をおこなっている大学は関東圏内の18大学で、メンバー数は320人程度です。メンバーは教育学を専攻している人が多いですが、工学部や法学部、看護学部など教育系の学部以外のメンバーも多いです。

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(今年の活動の様子です。大学生が作成した岩手県の名産品が題になっているかるたを子どもたちと一緒に楽しみました。)
*写真掲載の許可は保護者の方からいただいております。

僕夏を続けている理由

私が僕夏を続けている理由を一言で言うと、
子どもたちが見えている世界を広げたいから」です。
こう思った背景は高校時代の体験にあります。
私が高校3年生のときに、クラスメイトと人間関係で揉めてしまい学校に行きずらくなってしまいました。何ヶ月か不登校の時期が続き、自己嫌悪に陥りました。学校という狭い社会でさえうまく人間関係を築けない自分が、
社会に出て働いていけるのかととても不安になりました。

そんな時に当時通っていた塾の方に「学校なんていうのは本当に狭い社会で、そこでうまくいかなかったとしても何も問題ない。きっと大地くんが活躍できたりとか、安心して過ごせるコミュニティや組織はたくさんあるよ」と言ってもらえました。

今考えたら当たり前のことですが、当時の自分にとって本当に勇気づけられた。

この経験から、自分以外にも学校という狭い世界で息苦しさを感じている人がいるのではないかと感じました。そのような子どもたちの見えている世界を広げたいなと思うようになりました。

大学生になってから上京をして様々なコミニティーに参加するようになりました。高校生の時は知ってる職業なんて10個あるかないかくらいでしたが
今はだいぶ増えました。自分がなりたいエンジニア以外にも世の中には面白い仕事で溢れているということを知れました。
どこかの会社に勤めずに自分で事業を起こす人、NPOで働く人もいる。

今考えれば当たり前すぎることも知りませんでした。

岩手の子どもたちに、東京にはこんなにも面白い仕事をしている人がいて、今生きづらさを感じていてもきっと君が活躍できたり、安心できる場所はあるよと伝えかったです。

この想いから、今年の夏の交流では
僕らの夢Project」というレクリエーションを企画しました。大学生と小学生がお互いの夢を語り合うというもので、小学生が大学生の夢(職業に限らず)を聞き、新たな世界を知ってもらうきっかけにして欲しいと思ったからです。また小学生の夢を大学生が全力で肯定して、自信を持って欲しいとも思いました。
当日、大学生と小学生がお互いの将来の夢を語り合って姿を見て心が本当に熱くなりました。
少しでも岩手の子どもたちの見えてる世界が広がってたら嬉しいです。

エンジニアの私が僕夏でやりたいこと

僕夏に入ってから様々なことを学ばせてもらいました。特に同じ大学の先輩方には大変お世話になりました。
教育系の仕事に興味があった時に教育系のコミニティーを教えてもらったり、起業してた先輩からはプログラミングを教えてもらいました。人として間違ったことをしてれば、自分のためを思って真剣に怒ってくれる先輩がいました。僕夏の皆さん(先輩、同期、後輩)には本当に感謝してもしきれません。

そんな私が僕夏で出来ることがあるとしたら、なんだろうと考えました。
それはきっとエンジニアリングを通して僕夏の非効率な部分を解決することではないだろうかと結論を出しました。
僕夏は学生主体の団体なために、非効率な事務作業が本当に多いように感じます。メンバーの話を聞いてると、それを手作業でするのか?と思うことが最近多くなりました。ネットで少し調べて簡単なプログラムを書けば自動化できる。だけどそもそもそう出来ることを知らないから自動化するという選択肢が上がってこない。事務作業の多さで疲弊する僕夏メンバーを見て、この状況を自分の力で変えたいと思いました。
その想いから最近僕夏の保護者の方に使ってもらうアプリを作りました。

夏休み子どもたちと遊んだ時に撮った写真を保護者の方に写真販売するLINE BOTです。
保護者の方が子どもの小学校名と僕夏の参加申込書に書いた自分の名前を送信すると写真販売用のアルバムの合言葉を教えてくれるというものです。

今までは僕夏の代表が、保護者の方1人1人と直接メールでやりとりしていたものを全て自動化することができました。(どのようなアプリかは以下のリンクからご確認できます!)

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現在200名程度の保護者の方に使っていただいており、写真も任天堂スイッチと何かのカセット1個がセットで買えるくらい売れ上げました。

ありきたりな言い方ですが、自分が作ったものを誰かに使ってもらって喜んでもらえることは本当に自分も嬉しいし、幸せな気持ちになれると感じました。もっと色々なものを僕夏メンバーのみんなにために作っていきたいと思います。まだまだエンジニアとしてできることがあると思っているので自分もどんどん提案していくし、これを読んでくれている僕夏メンバーの皆さんも困ったことが積極的に相談して欲しいです!できるかどうかわかりませんが、一緒に考えたいです。

これからもこの活動を頑張っていこうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

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