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夢のドアについて小学生に向けた伝えた話


人の人生には、
いくつもの“夢のドア”がある。
人は…例えば「宇宙へ行く」
みたいな大きな夢を持った時、
目の前に現れた
バカでかいドアに畏縮して、
向こう側へ行くことを
諦めちまう。
「開けられるわけがない」ってな。
だがビビることはないんだよ。
本当ははじめから、
そんな“バカでかいドア”なんてものはない。
小さなドアが
いっぱいあるだけだ。

“成長のドア”
“発見のドア”
“勝利のドア”
“賞賛のドア”

他にもいろいろ見つかるだろう。
そして、その小さなドアを開けるたび、
君らの夢が
ひとつずつ叶っていくのが
わかるはずだ。
君らには、
そのためにやるべきことがある。
 
手探りでも何でもいい。
意地でも次のドアに
手を伸ばし続けることだ。
 
そんなことをしている間に、
気づいたら
宇宙遊泳とかしているかもよ。」

ブライアンJ/ 宇宙兄弟

小学校の教員になった友人から、キャリア教育の一環として小学生向けに大地の仕事内容を紹介してくれないか?と依頼された。社会人として駆け出しの自分が伝えられることがあるのかと少々心配になったが、せっかくの機会なので、引き受けさせてもらった。紹介の仕方は自分の仕事内容、仕事をする上で大切にしていること、小学生のみなさんに伝えたいことなどをビデオにまとめてそれを見てもらうというものだった。


私が1番伝えたかった「夢のドア」について小学生の皆さんに向けて話をした。
「夢のドア」は私が大好きな宇宙兄弟という漫画に出てくるセリフなのだが、宇宙兄弟の中でも特に好きなセリフの一つだ。

自分には小さい頃からたくさんの夢があった。テニス選手になるという夢、医者になるという夢、学校の先生になるという夢、エンジニアになるという夢。(並べていたら職業ばかり笑)

たくさんの夢を諦めては新しい夢を見つけてきた。
全部の夢は自分が心からワクワクして追いかけたくなるものだった。大きなことを成し遂げられているわけではないが、「気がついたら」過去の夢が叶っていることが多かった。

エンジニアが主人公のドラマを見てエンジニアになるという夢を持ち、プログラミングを始めた。プログラミングを学びながら、自分たちが作ったアプリで日本や世界中を変えていこうとする人たちに出会い、この人たちみたいになりたいと思うようになった。写真に関するアプリを作ったことがきっかけで、ある会社に入りたいと思うようになった。今気がついたらエンジニアとしてその会社で働いている。

小さいことの積み重ね、小さいドアを開け続けた結果、「気がついたら」叶っていたのだ。だから小学生の皆さんにも、なんでも良いから自分の好きなことを全力でやって欲しいということを伝えた。

後日、自分の話を聞いてくれた小学生の皆さんから感想のお手紙をいただいた。
自分が伝えたかったことが少しでも伝わった雰囲気を感じて本当に嬉しかった。

感想文から感じ取れる真っ直ぐな思いを受けて、自分もまた新しい夢のドアを開いていきたいと強く感じた。ビジネスマンとしても一個人としても成し遂げたいことがたくさんある。自分が開発に携わっているサービスをもっと良くしたいし、一度は諦めたテニスに関わる仕事もしたいと考えている。(この話はまた別のnoteで話したい。)

今考えているそれらの夢のドアを開くために、手探りでも意地でもなんでも良いので目の前にある小さなドアを開き続けていきたい。
また「気がついたら」叶えるために、小さいことを積み重ねていきたい。

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