阪神が勝った

今日、阪神が勝った。久々の勝利だ。

昨日の時点で、阪神タイガースは17試合を戦って、1勝15敗1引き分けという成績だった。少し前までは采配がどうだ、作戦がどうだ等と言っていたが、ここまで来ると采配がどうのとかいうレベルではない気がする。なぜ勝てないのかわからない、もう我慢強く応援し続けるしかないのだ。

私も父も阪神ファンだ。そんな我が家の空気は重たい。今年の阪神があまりにもひどい成績なので、父は阪神のニュースになるとチャンネルを変えてしまう。1点取られたら自分の部屋に入ってしまう。溜息が出ているときはまだマシだったんだと気付かされる。逆に私は、負けが続いているときこそ冷静に見ることができるタイプなので見続ける。勝っているときは「やったー！ええやん！ええやん！」と思考ゼロで喜びまくる。

今日の先発投手は青柳選手。彼は当初、開幕投手に選ばれていたのだが、開幕直前で戦線離脱してしまい、今日が初登板。青柳選手ならチームの流れを変えてくれる、そんな雰囲気がした。

初回に相手チームに先制を許すも、佐藤輝明選手の本塁打で逆転に成功、阪神に良いムードが漂い始める。途中、不穏な空気がひょこっと顔を覗かせるがロハス選手に本塁打も出て、すぐに阪神の流れになる。「やった！やった！」「いけー！」と感情が前面に出てしまう。思考ゼロ、感情ヒャクのお祭り騒ぎだ。そして、ゲームセットがコールされ、阪神の勝ちが確定する頃には疲れて落ち着いてしまっている。ヒーローインタビューや監督インタビューは仏のような顔で聞いていた。

あしたも勝つといいな。