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本当の意味で価値ある人生とは一体なんだろう

本当の意味で価値のある人生とは一体なんだろう

これまで他者の人生を歩んでいた。
どこまでも続くと思っていたこの道のり。毎日が当たり前に存在し、身の回りには当たり前の様に大切な人が存在している。

当たり前の様に会社に行き、当たり前の様に仕事をし、当たり前の様にサボったり、当たり前の様に何かしらの『仕事をやらされていた』

いつからだろう。思考を停止してしまっていたのは。限りある人生に終わりがない様な錯覚に陥り、自分の人生、言ってしまえば最終的には関係のない人に多くの気を遣い、本当に大切な人間には気を遣わなくなる程、消耗してしまって帰宅する毎日。

すり減って、すり減って、すり減って。まるでアンパンマンの顔がない状態になりながら仕事をしていた日々。家族との時間を確保することもできないまま、自身で稼ぐ事ができるスキルを身につける事もなく、この仕事を一生続けて年老いていき死んでいく。

ゾッとする。

なぜこんな事に気がつかなかったのか。それほどまでに当たり前の事を信じていたのか。目を覚ませるときは今まで多数あったはずなのに、そこに目を向ける事をしなかった。なぜだ。一般的に言われている『当たり前』からはみ出すのが怖かったのだ。

好きが仕事になるわけがない
やりたい事をやれる人なんて一握りの人だけだ
一つの会社にコミットしていく事が幸せだ

いつの時代の話だ。

毎日片道1時間の道のりを通勤し、職場での拘束時間は当たり前の様に13時間くらいあり、週末は休憩もろくに取れず15時間ほどの拘束時間。睡眠時間は平均4時間。

これで本当に幸せな人生がおくれる筈がなかった。いや、厳密には違う。
何となく入った会社。特に考える事をしなかったときに選んだ会社。そこに大きな間違いがあった。
自分自身が心から「やりたい!!」と思える仕事であれば、心の感じ方は間違いなく違ってであろう。最大の問題は『自分で考えていなかった事』にある。

会社には感謝をしている。それも間違いのない事実。何にも考えていなかった自分を鍛え上げてくれていたのだから。

ダメだったのは

『自分で考える事をしていなかった自分』

反省しました。これからは

『自分で考える自分』

になります。

自分の人生を歩むためには、この掛け替えのない自分が必要だ。自分のことを信用できない人に、幸せな人生はきっと訪れない。過去の自分がダメだったとしても、今、この瞬間から変わって仕舞えば良い。もはや過去など関係ない。

過去を塗り替えてしまおう。今この瞬間を自分のために生き、自分のことを精一杯幸せにする事ができたその先に、他者のために生きる事ができる自分がいる。毎日やりたいことを継続していき、ダメだった過去を価値ある過去に変えてしまえば良い。

未来に期待してはダメだ。過去を呪ってはダメだ。大切なのは今この瞬間。『過去』『未来』を変える事ができるのは『今』しかない。

気が付いたその日がスタートライン

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人生に於いて『遅い』なんて事はない。それはあくまで他人と比較した自分の状態だ。気付いたその瞬間からが、自分にとってのスタートラインになる。周りとの比較は検討材料の一つとして捉えておけば良い。

大切なのは過去の自分と比べた今の自分だ。

いきなり物凄い人と自分を比べたとしても、間違いなく心が消耗する。どうせ勝てるわけがない。今からやっても遅いに決まっている。

そんな事はあり得ない。子供は自分がやりたい!と思った事にすぐに飛びつく。どんなに周りに凄い人が居ようと関係ない。大切なのは自分がやりたい!と思った心に従っているその一点のみ。

ゲームがやりたいと思いゲームをし、サッカーがやりたいと思いサッカーをし、料理を作りたいと思い料理を作り、この人の音楽が好きと思い音楽をきく。

そこに打算や損得勘定は一切なく、ただ純粋にやりたい!と思う気持ちに従っている。そしてその事に費やした時間と行動、思考が掛け合わさって大きな成果を生んでいく。

やりたいと思ったことの全てをやって死んでいくのと、やりたいと思った事を押し殺して死んでいくの。どちらの人生が幸せなのかは明白だ。

どの様な人生を歩んでいくのかは自分次第。自分がやりたいと思ったことを全てやり尽くして、ボロボロになって「話が人生は最高だった。」と思いながら最後の1日を迎えるためにも、施工する時間を取り戻し、自分がやりたいと思った事に着手していく。

日々消耗しながら生活をしていた際は、そもそも思考する時間がなかった。どうやったら思考ができるか。どうやったら今の生活でその時間を捻出できるか。考えた結果。

最初に会社を辞めた。

は??って自分でも思った。でもそうしていた。

もう、今まで当たり前だと思っていた生活を一変させるためには、思い切った事をした方が良いと考えての決断。正しいか、正しくないかはわからない。

人生で本当に大切なのは時間なのでは?その時間を大多数覆っていたのが会社。次に睡眠時間。この2つだけで1日に20時間弱もっていかれて、まともな思考ができるのか?根本はそこでは?

スキルを身につけてから辞めた方が良かったかもしれないし、今の方が良かったのかもしれない。というか、結果どっちが良いかなんて比べる事は不可能だ。

だったら、先に時間を一気に取り戻そう!と決意した。それだけの事。

挑戦することの素晴らしさ

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子供は本当に素晴らしい。やりたい事をやりたいと言い、やりたくない事を嫌だと表現する。とても自分に素直な存在だ。

多くは両親や先生からなのだろう。

皆もやってるんだからあなたもやりなさい!
そんな事は無理に決まっている!
取り敢えずやれるかどうか調べてみないと!
その道はダメだ!こっちの方が絶対にいいから!

この様な言葉や態度を示され、子供は自分の心に素直になれなくなっていき、大人からするところの『良い子』になっていく。

子供の頃は皆、挑戦する心を持っていて、表現する体がなかった。
大人になって、挑戦する体はある筈なのに、表現する心がない。

親や先生が悪いとは言わない。小さい頃に逆らう事は現実的に無理だったかもしれないが、今はなんでも自分で出来るような状態になっている。

迷う時間がもったいない。思いがあるならやろう。問題は後で解決すれば良い。

結局のところ、やりたい事をどんどんやっていく事が、価値のある人生に繋がっているのだから。

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