推しメンの話。
本日、推しメンである麻倉ゆわさんが23歳のお誕生日を迎えた。
初めてのnoteは、そんな“推しメン”について書こうと思う。
いつもは手紙で伝えてるけど、たまには違うアプローチの仕方もいいかなって。
推しメンの基本情報
麻倉(あさくら)ゆわ
2000年3月24日生まれ。
静岡を拠点に活動するアイドルパフォーマンスユニット「ROSARIO+CROSS(ロザリオクロス)」のメンバーであり現リーダー。メンバーカラーは水色。
私は彼女のことを『ゆわちゃん』と呼んでいる。なぜかそれ以外の呼び方では呼べない。
初めて見た日。
2018年3月10日。
私は「イオンモール浜松志都呂」にいた。
3月は、私が働く業界の中では“超”が付くほどの繁忙期だ。
3月の公休数は5日。その中の貴重な1日を買い物に費やすべく、私は「浜松の2大イオン」と呼ばれる大型ショッピングモールに向かった。
買い物を終え、駐車場へ歩いていた。
なにやらセントラルコートに人だかりができている。
そこには小さなステージが設営されており、どうやらアイドルがライブパフォーマンスをするようだ。
『どうせ暇だし』
私はそのライブを見ていくことにした。
後から調べてみると、7th Single「大どんでん返し」のリリースイベントだったみたい。
私は大学生の時、SKE48が好きだった。しかもまぁまぁガチで。
就職してからは自分の愛車を手に入れたこともあり、車イジりに没頭しアイドルオタクからは遠ざかっていた。
“血が騒いだ”
という表現が正しいかもしれない。4年ぶりに見たアイドルのライブ。
ドハマりするのにそう時間は掛からなかった。
このツイートを見る限りでも、相当楽しかったんだろうなと思う(笑)
当時のパフォーマンスで最も記憶に残っているのが「青春コールミー」だ。
LIBMO(リブモ)のCMソングとして流れていたこの曲は、とてもキャッチーであり聞き馴染みがあった。
『あー!この歌うたってる人たちなんだ!』
それが推しメン(に今後なる娘)とのファーストコンタクトだった。
推しメンとの出会い。
ロザリオクロスにドハマりした私は、次の行けそうなイベントを調べていた。
なにしろ3月は5日しか休みがない。つくづくアイドルオタクは土日休みじゃないと難しいよな、と思う。
3月24日の土曜日。
車の大規模イベントが朝霧高原であり、希望休を出していた。
・・・この日しかない。
そう思った私は、志都呂から3日後にはチケットを取っていた。
3月24日。
そう、推しメンの誕生日である。
もちろん、そんなこと全く知らなかった。
ただ単純に、
・休みがその日だった
・ちょうどイベントがあった
本当にそれだけの理由だった。
当日、ライブの開始に間に合うように車のイベントを離脱した。
今思えば、この時から優先順位は アイドル>車 に完全に逆転していた。
この時のチケット番号が 802 で、
『800人もオタクいるのか!すげーな!』
ってなったのがとても懐かしい。
この日のパフォーマンスを覚えているか?と言われればほとんど覚えていない。ただ、しっかり記憶に残っているのは、Yuwaっていう子が誕生日を祝われていたことである。
「この娘は今日が誕生日なんだ」
高校を卒業したばかりで、長い黒髪で、当時の5人の中で1番アイドルっぽくて(※個人の感想です)、茶娘の格好をしていて、少女みたいに幼くて可愛らしい感じの彼女が、多分めちゃくちゃ気になったんだと思う。
――この娘を推しメンにしよう!!
推しメンとは。
オタクが“推しメン”を決める基準は何だろうか?
「かわいい」「歌が上手い」「愛嬌がある」「ファンサービスが素晴らしい」など・・・いろいろあると思うが、私の場合は完全に『運命』である。
たまたま志都呂にいたのも、2回目のライブが彼女の誕生日当日だったのも、ありがたいことにそういう『運命』だと思うようにしている。
もちろん、麻倉ゆわさんは「かわいい」「歌が上手い」「愛嬌がある」「ファンサービスが素晴らしい」を全て兼ね備えている。推しメンのことは褒めてナンボである。
ただ 推しメン=神 と言われるとちょっと違う。
推しメンは“推しメン”なのだ。
推しメンには自由に生きてほしい。
推しメンが何か困っていたら助けてあげたい。
そんな存在だと思う。
オタクにとっての推しメンとは
『夢』であり『希望』
さらに、私にとっての“麻倉ゆわ”とは
『生きる意味』である。
オタクたるもの、仕事を頑張る理由も、休日に出かける理由も、すべて「推しメンに会うため」ではなかろうか。
・・・重くて宗教チックな話はここまで。
最年少からリーダーへ。
2019年12月22日。
ロザリオクロスの前リーダーがグループを卒業した。
それから少しの間、ロザリオクロスにはリーダーがいなかった。
2020年3月20日。
彼女がロザリオクロスの新リーダーとなった。
まぁなんとなくそんな気はしていた。
詳しくはご本人様のブログを読んであげてください。
リーダーがいない3ヶ月間、彼女は彼女なりに“リーダーっぽい役割”をなんとなくこなしていたんだと思う。
ただ、それじゃダメだって思って。
宣言の日、ROXYだったよね。
「リーダーになります!」っていう言葉、今でも覚えてます。
もちろん、変な卒業発表ドッキリも。
別に古参ぶるわけではないし、私よりもっと昔から応援してる人なんて今もたくさん現場にいるんだけど、「人間は環境で変わることができる」っていうのを彼女は体現してくれているように思う。
最年少で、自己紹介の時も端にいて、あんまり喋らない、歌割もあんまりないような娘が、メインボーカルになり、リーダーになる。
とんでもないドラマみたいなことが目の前で起きてるんだって。
そんな彼女のことを、私はとても誇りに思っています。
こんなん、誰が見ても自慢の推しメンでしょう。
やっぱりあの時の『運命』は間違ってなかったんだって、そんな風にいつまでもずっと思わせてくれる、推しメンがとても大好きです。
進化する食レポ。
推し始めてからというもの、彼女が出演するメディアについては可能な限り全てチェックするようにしている。
といっても、映らないケーブルテレビやバリバリ仕事中の生配信など、追い切れていないものも当然あるが・・・
アイドルとして、ステージ上で楽しそうにパフォーマンスしている姿はもちろん好きなのだが、私が注目しているのは彼女の食レポである。
というか、たぶん推しメンが美味しそうにご飯食べてる姿がシンプルに好きなんだと思う。気持ち悪いのは分かってますよ、えぇ。
その中でも特に「いちおし!TLC PAY」というコーナーがめちゃめちゃ好きだった。
現在はもう終わってしまっているが、Youtubeで見られるのでぜひ見てほしい。ちなみに私は全部見た。
昔こそ「先輩、ロザリオクロスと申します。」という番組の中で「食レポコールミー」というコーナーがあったのだが、それとはワケが違う。
「いちおし!TLC PAY」は彼女の本気の食レポが見れる素晴らしい企画だった。(もちろん台本もあるかもしれないが)
映像を見返しても進化っぷりがすごい。笑
彼女が食レポ中によく使っている言葉は『すごい』『すごく』なのでそこも注目してぜひ見ていただきたい。
ちなみに今は、「PULCLEでクルクル」内で彼女の食レポを見ることができる。(Youtubeはスポンサー契約の関係からか更新が止まってしまっている)
今後も進化する(であろう)彼女の食レポに期待が高まる。
・・・私だけ?
初めての体調不良。
私が推し始めてからの約5年間、彼女はロザリオクロスの活動を休んだことがなかった。
私が知っている限り一度も。これって本当に凄いことだし、素晴らしいことだし、もはや鉄人である。
2022年8月。
ついに、というか、人間なので体調が悪くなることなんて普通にある。
私は人生で初めて「麻倉ゆわ 体調不良」の文字を目にした。
““@ JAM EXPO 2022””
タイミングが悪すぎる。
それは、私たち以上に彼女が思っていたことだろう。
厳密にいうと、その前日のフリーイベントが初めての体調不良での欠席だった。
次の日が横浜アリーナだから、大事をとってのお休みだろう。
と、誰しもが思っていたはず。
結果的には、当日も欠席だった。
しょうがない、という言葉で片付けるにはあまりにもデカすぎるステージ。
正直、掛ける言葉も見つからなかった。
その後、推しメンがステージを欠席したのは2回だったかな。
どんどん休めばいいと思う、というと語弊があるが、自分の体にムチを叩いて、無理をしてまでステージに立たなくていいと私は思っている。
活動を続けていく上では、無理をしなくちゃいけない場面だって絶対出てくるし、この日だけはどうしてもステージに立たなくちゃいけない、という日もあるだろう。
そういう時は、もちろん出ればいいと思う。
(コロナになってしまえばそうもいかないが…)
もしかしたら、今までも少しくらい体調が悪かった時もあったかもしれない。だけど、1回も休んだことないから、という理由でちょっと無理してステージに立っていた時もあったかもしれない。リーダーになってからはなおさら。
その緊張の糸というか、自分の中で「欠席したことがない」ということが彼女に負担を強いていたのならば、逆に1回欠席してしまったことで、心の負担もすこーし軽くなったんじゃないかなと思う。もちろん、そのステージが横アリだった、ってのはめちゃくちゃデカいけどね。
何が言いたいかっていうと、体調不良で無理をしてまでステージに立たなくても、誰もあなたを責めないし、戻ってくるまでずっと待ってるし、私は元気なあなたの姿が好きだよってことです。
推しメンの好きなところ。
そんなん、言ってしまえば『全部』なのだが、特に好きなポイントについては以下の通り。
・アイドルなのにアイドルアイドルしてない
彼女のことを知っている人なら分かると思う。笑い方とか、動きとか仕草とか、アイドルなんだけどアイドルじゃない。それがいい。前述したとおり、推しメンには自由に生きてほしい。
ただ、私は推しメンが大好きなので、漢字が読めない~とか、言葉を知らない~とか、そんなことで推しメンが笑われているのはなかなかちょっと耐えられない。推しメン大好きなので。
もしそういうキャラに特化するのであれば、とことん付き合うけどね!笑
・シンプルにかわいい
最近でこそ大人っぽい格好というか、お姉さんみが出てきているが、シンプルにビジュアルがいい。お顔がかわいい。素材的には1,000年に一人を余裕で越えてる。
ライブ中の彼女を撮影しても、全部の写真が全部いい。ハズレがない。
ただ、自分のカメラのウデがね。精進します。
・おさげ(三つ編み)が似合いすぎる
世界一似合っているといっても過言ではない。もちろん、ストレートやポニーテール、ハーフツインなんかも好きだが、おさげが抜群にイイ。
上で紹介した「いちおし!TLC PAY」のコーナーは、割とおさげの髪型が多めなのでぜひ注目してほしい。
実は本人も気に入っている髪型なんじゃないかと勝手に思っている。 知らんけど。
・歌が上手すぎる
ただ単純に歌が上手いワケではない。
「上手すぎる」のだ。
活動を始めたばかり頃はどうだったのだろうか。そのあたりの“進化の過程”とかもめちゃくちゃ興味深い。近藤先生教えてくれないかな。
彼女はよく1人でカラオケに行っている。そういう努力を欠かさない姿勢がなによりも好きだったりする。
他にもたくさんあるんだけど、あまりにも多すぎるのでこのあたりにしておきます。
私から見た“麻倉ゆわ”という人間。
『プロっぽい』という言葉が適当かどうか分からないが、彼女は“アイドルという職業を全うしている”と思う。
「しっかりしている」「きっちりしている」と言った方がいいだろうか。
世の中にアイドルがたくさんいる中で、彼女はあんまりプライベートの話をする方ではないと思う。もちろんまったくしないワケではなく、アイドルのライブ行きましたーとか、○○食べましたーとか、そのあたりはうまくやってるなという印象。
街でばったりオタクと会って~そこから長い時間しゃべって~・・・って話はほとんど聞いたことがない。それは、彼女が持ってる『プロ意識』がそうさせてるんだと思う。
推してて楽しいのはそこだよね。
夢に向かって頑張る姿とか、目標を達成しようとする姿勢とか、もちろん彼女の自由に生きてほしいんだけど、結局そこがないと推してる意味がないというか。まぁこれはオタクがアイドルに何を求めるかで変わってくる気がするけど、私は長いスパンで彼女が最終的にどうなるのか、を見てみたい。
実際に、推しメンがゆわちゃんでよかったな、って思う場面が過去にいくつもあった。彼女を推すとイイコトあるよ、って自信を持って言える。今現在のゆわちゃんは特にね。
あとは、意外と「気分屋」だし「気まぐれ」かなって思っている。本人に聞いたら違うって言われそうだけど(笑)
これに関しては、推してる人はたぶん分かる。
ゆわ会(ゆわ推しの集まり)で話してる時も『あーそれはゆわちゃんっぽいなー』とか『まぁゆわちゃんだしなー』ってことがよくある。もちろんいい意味で。
はたまた、何を考えているのかまったく読めない時もある。
読唇術で探りたいけど、まったく探れない。
別に、推しメンのことをなんでもかんでも知りたいワケではないし、アイドルとオタクの関係なので深入りする気もまったく無い。
ちょっと推してるくらいで彼女のことを知ったかぶりするつもりも無い。
結論、5年推しても私はいまだに“麻倉ゆわ”のことがよく分かっていない。
それがまた『推し続けよう』という気にさせてくれているのかもしれない。
人間は多少謎めいていた方がモテるって聞くし、それすらも彼女の魅力なんだろうな、と思う。
3月24日。
今の愛車(通称ゆわ号)を購入する際、ナンバーを「・324」にしようと思ってたが、さすがにキモすぎたのでやめた。それくらい、3月24日は私にとっては大切な日である。
自分の家族以外の誕生日を、こんなに意識することはないだろう。
ありがたいことに、推してから毎年毎年お祝いさせてもらって、みんなから祝福されて喜んでる彼女を見ると、こっちまで嬉しくなってくる。
こないだの特典会で『ゆわちゃん変わったよね』って話をちょっとだけしたんだけど、特に変化が大きいのが19歳→20歳だと思う。
もちろん「ハタチ」っていうひとつの節目を迎えたのはあるんだけど、それ以上に「リーダーになった」っていうのが大きい気がする。
私は会社員なので、グループのリーダーって感覚とはちょっと違うかもしれないけど、例えば仕事でなにかのプロジェクトがあって、そのプロジェクトをチームで進めるってなった時にリーダーをやりたいか、と言われたらやりたくない。
リーダーをやるということは、どうしても“責任”という言葉が付き纏う。
それをしっかり自分で飲み込むと決めて、リーダーになります!と宣言したことがもう素晴らしいよね。彼女がもともと持っていた、責任感の強さが現れたのかもしれない。
私は、直接彼女に『好き』とか『応援してます』とか、あんまり言ったことがない。というのも、たぶん彼女もそれを言われたところで「あ、どーも」で終わってしまう可能性が高い。これは別に、彼女が塩対応とか、冷たいとか、私が嫌われてるとか(え、嫌われてないよね?笑)じゃなく、彼女もどう反応していいか分からないんだと思う。その辺は、昔と変わってないなーと思う。今度言ってみようかな。
何はともあれ、お誕生日おめでとう。
これからも、ずっとお祝いさせてください。
あとがき
今回、このnoteを書くにあたって自分のTwitterを5年ほど遡ったんだけど、9割はいかないまでも7割くらいは推しメンの話しかしてなかった。
まぁ、自分の今の生活の7割を推しメンが占めてる、と言われれば確かにちょうどそれくらいだなぁと納得がいく。
私自身も、彼女と初めて出会ったのが26歳で、今現在31歳になった。
まさかこんなに長い期間、1人のアイドルを推し続けるとは思ってもみなかった。それも、彼女の魅力があってこそ。魅力がない人間を、ここまで推そうとは思わないからね。
考え方もいろいろ変わって、今は『彼女の活動の邪魔をしないこと』を念頭に置いている。昔はもうちょっと違う考え方、例えば「自分が楽しめればいいや~」的な感じだったんだけど、たぶん自分も大人になったんだろうなぁ(笑)
彼女からすれば、私も「気分屋」であり「気まぐれ」だろう。
Twitter見たり見なかったり、いいねしたりしなかったり。
まぁ、オタクは推しメンに似るって言葉もあるくらいだし、そこは許してほしい。
もし、推しメンがステージを降りる時が来るとすれば、私はオタクを辞めるだろう。ただ、彼女が表舞台に存在する限りは、できるだけ応援してあげたいと思ってるし、できるだけ見守っててあげたいなと思う。
車のイベント参加してみたり、Youtube始めてみたり、雀荘で知らないオッサンと麻雀打ってみたり・・・いろいろしたけど、結局のところ推しメンが楽しそうに踊ってるのを見て、推しメンとチェキ撮ってる時間が何より1番楽しいのである。
よく言ってるんだけど、私がオタクを辞めるのは「推しメンが辞める」か「推しメンに『もう来ないで』と言われたとき」の2択しかない(笑)
でも、本人が30歳まで続けるって言ってたし(?)
“麻倉ゆわ”という人間を見続けることに意味があると私は思っているので、あと7年はオタクさせてもらうつもりでいます。
麻倉ゆわさんの未来に幸あれ。