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新年のご挨拶

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

弊社は本日(1月4日)より、本格始動となりました。

昨年は非常に変化が多い1年で、事業規模も組織も大幅に拡大することが出来ました。ふと弊社取締役が漏らした一言に、「3年前は5人しかいなかったのになー」という発言から、3年でここまで事業と組織が成長できたのかと、ある種の驚きを感じさせる一コマから今年の営業がスタートいたしました。

2019年から第二創業期が始まり、もうすぐ3年。

この3年は本当に濃い3年間を過ごさせていただきました。
ハードシングスも多々あり、経営者として組織として、本当に成長をさせていただきました。

思い返すと、オフィス移転だけでもこの3年間で2度行いました。

移転するたびにこのオフィスが埋まるのはいつ頃になるんだろうなんて話をしていましたが、今や昨年3月に移転してきたオフィスも少しずつ席が埋まりつつあり、無駄なスペースを圧縮して席数を確保するようになりました。

我武者羅に走り抜けてきた3年間だった訳なのですが、年末年始のタイミングで2000年前後に勃興した IT企業(今ではメガベンチャーと呼ばれるパイオニア達)の変遷を取りまとめた、「インターネット興亡記」を拝読し、なぜ我々は必死に働き、拡大を目指すのかを再考したりしました。

自分と向き合い、本心で腹落ちする理由を模索した結果、やはり辿り着いたのはビジョンでした。

閑話休題、少し昔の体験シェアをさせてください。


私がまだ新卒で入社した銀行員だった頃、1.5週間程度の休暇をどうにか取得し、ベトナムやカンボジアの街へバックパックと航空券だけを手に旅をしていた時の話です。
なるべく安い宿を探し、なるべく現地の方々と触れ合える環境を探し求めて各地を巡っていた中、平然と物乞いをしたり、物を売ってくる子供達の姿に衝撃を受けました。
事前情報で把握はしていたものの、百聞は一見にしかずという言葉の通り、目と目を合わせて対峙をするリアルな体験は、私のこれまでの価値観に大きな衝撃を与えるには十分すぎる力がありました。

最初の頃は、なるべく寄付をしたり購入をしてあげようと思い実際行動を起こしていましたが、ふとした瞬間に「これは違う!」と考えるに至りました。

寄付や募金活動は目の前の一人を一瞬だけ幸せにする効果しかない。
大事なことは餌を与えることではなく、自身の力で釣れる方法を教えることであり、更には貧困や格差を生み出している資本主義社会の仕組みを変えることだと思い立ったのです。

実はこの考えが基礎となり、人材流通における軋轢や格差を是正するため、今の事業を興し、現在に至っています。(何故、今の事業なのかは長くなるので割愛)

"社会の仕組みを変える"為には、相当な力が必要です。

小さな水の流れを変えたとて、多くの人々の生活や価値観を変革するレベルの影響力は持てません。

結果として、我々は事業をより一層拡大させ、多くの人々に変化を届け、ひいては社会の仕組みを変革し、価値観さえも変革していきたいと思っています。

大きな川の流れを変えることで、今までスポットライトを浴びることの出来なかったポテンシャルを秘めた人々が、努力次第で輝ける時代をつくれると信じています。

2022年は昨年以上に我々自身が挑戦し、変革を起こす1年になると思いますが、また年末には胸を張って今年一年間やり切った、また一つビジョン達成が近づいたと思えるように、日々精進して参ります。

2022年もどうぞよろしくお願いします。


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