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「綾織 洛」の由来の話。

どなたが得するかわからない記事をまた生み出してしまいました。

こんばんは。綾織洛です。くっつけて書くより「綾織 洛」と半角スペース入れて書くのが好きです。何の話だ。

今回はフォロワー様から名前の由来を尋ねられ、140字で説明しきれないなと思ったので記事にしました。だからなんでだ。


そもそもこの名前使いだしてぼちぼち10年くらいという。
いっこ前のハンドルネームは「朽葉」でした。「戯言シリーズ由来ですか?」とかかなり昔に聞かれたけど、ポケモンのクチバシティから取っただけでした。円朽葉は関係ないよ。いわゆる日本の伝統色から取りたくて。こちらの由来はこれ以上は拡がらないので略。

本題。
そもそも自分は昔作家を志していて、大真面目に出版社へ送る原稿を書いていました。就活そっちのけで。
んで、本棚に自分の本がさされたときに、どんな並び順がいいか…と取らぬ狸の皮算用をしていたのでした。まあ学生時代の夢なんてそんなもんだ。

そこで思ったのが敬愛する作家の「綾辻行人」様。彼の隣に自分の本を並べたいと、今思えば恥ずかしくもそのように考えておりました。それなので、苗字を考えた際はぜひとも「綾」という漢字を使いたいと思い、いくつか候補があった中で字面と語呂のいい「綾織」をチョイスしました。

「綾織」をつける前は、「洛」の一文字だけをハンドルネームにしてました。こちらの理由は、当時週刊少年ジャンプで連載していた『ニセコイ』から、主人公の「楽」の読み方だけ拝借。彼のキャラクター性はぶっちゃけ嫌いだったのですが、「らく」って名前の読みはいいなぁと思い採用しました。
でも漢字は変えたかったので、綾辻行人様の出身大学の京都にかけて「洛」という漢字を選びました。

「洛」は都という意味があり、田舎に住む自分と真逆な感じがかなりお気に入りです。都は色んな人が行き交う場所だし、自分もそんなふうに色んな人とネット上で行き交って楽しく遊べたらいいなぁってたぶん当時は思ってましたね。これはこれで恥ずかしくね?

結果的に、洛とつく京都のあれこれから自分の事想像してもらえたり、岩手の遠野の「綾織」という地名で連想してもらえたりと地名に被せてたことにあとから気が付き(昔から勉強不足なだけですが)、聖地的な遊びもできるなーと一人ほくそ笑んでおります。

しかも、綾織のほうは、『遠野物語』でおなじみの柳田國男に絡めて「いや自分妖怪ですか?w」的なネタにもなり、たいへん不本意ながらそこ通る列車が八高線(※気動車の意)だったりと話に事欠かない場所だったりしててマジで偶然ってこわいですね。ちなみに全く関係ないですがわたしの誕生日は水木しげる忌でもあります。11/30です。
民俗学は京極夏彦と水木しげるから入り、東方Projectでどっぷり浸かりながら今に至ります。人格形成に大いに関わった遍歴。

あとこれも毎年ネタのように言ってますが、七夕伝説の織姫に絡めてツイートするのも密かな楽しみだったりします。名前的に七夕好き、的な。

「綾織」って字画のせいで、またしても「戯言シリーズ関連ですか?」とも聞かれるけどこれまた無関係です。零崎綾織(あやしき)じゃあないんだよ。なんで殺人鬼の名前つけるねん。

あっでもこの名前わりとあそべて、

「選ばれたのは綾織でした。」と某緑茶のキャッチコピーまねっこできるし、

「言葉の綾織。苦あれば洛あり」

とかでもあそべる。

ちなみに本名には全く関連性ございません。

おまけ。
「@daed_a_lus_ ってなんですか?」もことあるごとに聞かれますが、これはわたしが『頭文字D』という作品のファンで、dではじまる何らかの英単語を選ぼうと電子辞書(懐かしい!)をひいた結果、「ギリシア神話の大工」の名前でダイダロスが出てきて、「まあつくる人って感じか。創作アカウントのネームだしこれでいいか!」と選んでてきとうにアンダーバーを引いただけの由来があります。文字バランスの良さがお気に入りで未だに変えられないままです。酷い由来だ。

誰が楽しいんだこの記事。

2022/9/22
@daed_a_lus_
綾織 洛

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