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プレイリストはじめました

夏のスケバン新習慣

こないだお正月だと思っていたら、こないだ桜が咲いたと思っていたら、こないだゴールデン・ウィークだと思っていたら、もう7月。あっという間ですねー。
歳をとると時間が経つのがあっという間、といいますが。この1年は、若い人でもそんな風に感じている人は多いみたいですね。やっぱ、こうもメリハリのない巣ごもり生活だと。ねぇ。
半年のうち、ほとんど緊急事態宣言だのマンボだの何だので友達とも会えないし、予定はつぶれまくるし、暑くなってきたからといって生ビール…というわけにもいかないし。
こんなフワッとした毎日だと、時間感覚も鈍ってくる。今日からもう下半期の始まりですよ。


去年の暮れ、中村まりさんの配信ライヴの特典でいただいたカレンダー。なんとも、まりさんのお人柄がうかがえるような素敵な自筆画。ほっこりしたり、癒やされたり。眺めていると、まりさんの歌声が聴こえてくるようです。7/8月の絵もかわいいー。下のほうにいる、ちっこいラスカルみたいなコがお気に入りです。2か月にいちどめくってゆくのが楽しみなような、寂しいような…。

まぁ、正直、だらだらと過ごしてしまった上半期はパンデミックのせいばかりではなく、基本的にはだらだらしていた自分が悪いんですけどね。というわけで、今ごろなんですが、私も下半期の始まりにあたって“ルーティン”なるものを始めてみるかなと。

思えば、ネット上が有名人の「モーニング・ルーティン」動画で混雑し始めたのはもう1年以上前。私としては、今年の夏くらいになればさすがに、わざわざ自らルーティンなど設定しなくても自然と「日常」という本来のルーティンが戻ってくると思っていたのですがね…。
とか心で愚痴りつつ、いろいろとルーティンを紙に書き出してみました。でも、書いてみて思ったんですが、夏休みの宿題をちゃんと終わらせたこともない私にルーティンなど守れる気がしません。ので、俺の主要ルーティンはナイショです。

でも、ひとつだけ続けられる気がするものがこれ。

毎日、気になった新曲とか、思い出した名曲とか、仕事とか何かきっかけがあってずっとヘビロテした曲とかを1曲ずつあげていってマンスリー・プレイリストを作ろうかと思います。まぁ、これまでも自分の備忘録みたいな感じの非公開プレイリストは当然あったんですけど、それを後から見返すと自分にしかわからない日記みたいな感じだったりもして。

とりあえず、今日の時点では1曲しかありませんが。
毎日1曲ずつ増えてゆく予定なので、しばらく経ったらちょっとのぞいてみてもらえたりすると、そこそこふつうのプレイリストになっているかと思います。特にお知らせもしないかもしれませんが、もし思い出したら見てみてね。

好きな音楽を誰かとシェアするのが好きで、それで今のような仕事をするようになった者なので、好きになった曲をリアルタイムで日々集めていったリストに気を留めてもらえたらすごくうれしいです。

ちなみに、今日、1曲目に選んだのは、先月末、Pride月間のフィナーレにリリースされたレディ・ガガの『ボーン・ディス・ウェイ』10周年記念アルバムから、The Highwomen feat.Brittney Spencer & Madeline Edwardsによる「Highway Unicorn(Road To Love)」のカヴァーver.

この10周年記念アルバムにはボーナス・トラックとして、LGBTQIA+コミュニティを代表する、または支援するアーティストたちによる6曲のリ・イマジン・ヴァージョンが収録されている。ブランディ・カーライル、ナタリー・ヘムビー、マレン・モリス、アマンダ・シャイアーズからなるスーパー・カントリー・クァルテットThe Highwomenの参加は、アルバム発売前、いちばん最後のスペシャル・サプライズとして発表されたのだそう。

この曲が一瞬、カントリー!?と思えてしまうほどカントリーっぽく始まるあたりは、The Highwomenの個性であると同時に、楽曲そのものにもジャンルを超えるスタンダード性があるってことで。つまり、ソングライターとしてのガガの底力と魅力を再認識させる。でも同時に、途中でアバっぽいキラキラ感が炸裂するコーラスワークのキュートさとか、ウイメンたちもガガが大好きだっていうのがびしびし伝わってくるところも随所にあるし。こういう、ジャンルなんて関係ない(けど、ジャンルをがっちり体得している)自由でのびのびとした感性で音楽を称えるカヴァーっていうのは、やっぱり、ガガもThe Highwomenたちも、今、この時代の女たちのカッコよさを誰よりもリアルに体現できるアーティストだって証拠。ものすごく元気が出るカヴァー。

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