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KINTOのグラスと台湾茶

東京スケバン買物帖/今日買ったもの

かれこれ1年ほど前、たまたまネットで見かけたティーストレーナー&蓋がついた耐熱ガラスのティーカップにひと目ぼれ。

それは、美しいフォルムの耐熱ダブルウォール・グラスや機能的なガラスポットが有名なKINTOから出ているティーウェア・シリーズ LEAVES TO TEAの新商品。
長年KINTOのティーポットをリピ(←割るなよw)している私としては、ステンレス×ガラスのクールなルックスと、ミニマムだけど機能的なデザインはドつぼ。

でも、製造過程で使い心地や機能の面で大幅な修正点が出たという公式ストアからのお知らせがあり、発売予定が秋からずーっと延期になっていた。
それが、先日、ついに公式ストアに入荷!

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わーい。我が家にやってきました。

紅茶や台湾茶や日本茶や…いろんなリーフティーに使えて、ガラスの二重構造は美しい上に持っても熱くならず使いやすい。見た目がオシャレなグラスやカップは、デザインが気に入っても日常使いには小ぶりすぎることが多いけれど、これはマグカップばりに大容量260mlなのも気に入った。

蓋はコースターがわりにもなるし、茶こしやティーバッグを置くこともできる。蓋の裏側はプラスチック貼りで、熱湯に蓋したあとも熱くなりすぎないし、ティーバッグを置いた時の水はけもよい。

茶こし(ついていないヴァージョンもある)がまた立派で、ものすごく目が細かくて、しかも、ぱっと見はツルツルに見えるくらいきれい。前に使っていた安いガラスマグのステンレス茶こしは、おろし金みたいにギザギザしていたので洗うのも面倒だったのです。
あと、こういうタイプのステンレス茶こしは、カップから取り外す時にけっこう熱いという弱点がある。でも、この茶こしはバケツのような持ち手がついているので、取り外す瞬間にアチチアチチと落として机まわりが茶まみれ…という“オール・イン・ワン・マグカップあるある”の失敗もない。なんでこんなアフィリエイトばりの長文絶賛しているのかと自分でも思いますが、それくらいパーフェクトなんです。私には。

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かわいいー。かわいいー。

待ったかいありましたー。

お値段、ちょっと贅沢3300円。でも、いいのです。
もうすぐ誕生日だから。

この1年ですっかり台湾茶という沼にはまってしまった私は、現在、仕事机に茶箪笥は置くわ、電気ケトルは置くわ…と、机上がほぼデタラメ茶藝館状態になっているわけですが。
とはいえ、やっぱり仕事中は蓋碗から何からひとそろい出して茶を淹れるっつーわけにもいかないし、台湾茶だけでなく紅茶も日本茶もハーブティーも気軽にいただきたいし、水も飲むし麦茶も飲みたい。コーヒーも。ひょっとしたら、たまには酒も飲みたい(昼間にw)。でも、飲むものによって器を変えるような面倒なこともしたくないので、できれば器がひとつで済めばよい。かといって万能なだけの器ではアガらぬ。
そんな私にとって、これは理想。
まさに理想の茶道具といえましょう。
さすがKINTO。

お茶の色を眺めるのも、また楽しいですからね。
サイズ感は、湯呑み以上マグカップ以下。片手で持つと、ちょっと大きめかなと思う。このあたりは好みがわかれるのかもしれませんが、ただ、この大きさで持ち手がついていると平凡な透明Lサイズマグカップになるので、この絶妙さ、持ち手なくても大丈夫なサイズぎりぎりって感じがいいです。

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ちなみに、最近のお気に入りである、サラ・ワトキンス『Under the Pepper Tree』サーモマグと比べたら、ほぼ同じ大きさだった。なるほど。

私の場合、このサイズ感にいちばん安らぐみたいです。

この形は、最近スタバとかにもある有名なサーモマグと同じ。KINTOのグラスも、あのマグのサイズ感インスパイアかも。

ちなみに、このサーモマグについて、サラ・ワトキンスは「夕暮れ時、アルバムを聞きながら、このマグで子供はミルク、大人はカクテルなど入れて…」とオススメしていた。たしかに。二重ガラスでも飲み口は薄くなっていて、ある意味、めっちゃでかいロックグラスみたいな形状なので、これでお酒を飲むと居酒屋のメガジョッキ(の、おしゃれ版)で飲んでるみたいな気分で最高なのです。カクテルでなくても、ビールでも缶チューハイでも何でもおいしく見えそう。
あと、まだ試していないけれど、台湾茶なら茶葉をそのままグラスに入れて、葉っぱが広がる様子を眺めながら飲むのもよさそう。

で。台湾茶といえば。
折しも。
ちょうど台湾から、大好きなウルフティー wolf teaの春茶が届いたところ。

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わー。
おいしかったので大事にストックしている去年のぶんと合わせたら、お茶箱山ができてしまった。商品写真かよ。
でも、これから暑くなってくると冷茶もいっぱい作るので、消費速度も加速してゆくのだよ。

ウルフティーはパッケージもかわいい。活版印刷の質感とか、底にはひとつひとつ銘柄のハンコが押されているのも超キュート。そして、パッケージを作っているアート・ディレクターでもあるオーナーがお茶をセレクトする時の感覚、というのがすごく好きなんだと思う。
「この人のファッション、めちゃめちゃ好き」と思った人が好きだという本や映画、音楽に自分も共鳴する…という時と同じような感覚で好き。
とにかく、もう、このパッケージを見るだけで幸せになる。なので、部屋の片隅にはこの箱の空箱が積んであって、ときどき眺めてはニマニマしている。

今年は台湾は雨が少なかったそうなのですが、おいしい春茶が収穫できたそうです。日本も台湾も、おたがいそれぞれ大変な時だけど…元気でがんばりましょう。

好喝‼︎







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