バンコク⇄チェンマイ、寝台列車移動するなら寝不足必須
バンコクからチェンマイへ行く。
バンコクからチェンマイ
移動手段
バンコクからチェンマイは距離にして約700㎞
頑張って比較対象探そうとして10分。やっとみつけた近似距離
北九州市から名古屋の距離(ピンとこない)
伝えたいのは遠いということです。
その距離を移動する手段として3つあります。
1.バス 1500~3000円 約11時間
2.鉄道 1000~4500円 約13時間
3.飛行機 2100~5000円 約1時間強
※時期、クラスによって値段変動
バスにもリクライニング、エアコン有無いろいろクラスがあるそうですが、惹かれる要素が無かったため今回は使用しませんでした。
快適な旅行をしたい。無駄な時間はいらない。という方には飛行機以外の選択肢はありません。
しっかり前もって計画立てれば飛行機でも料金もバス、鉄道とそこまで変わりません。
それでも私は鉄道を選びました。理由は計画的でなかったことともありますが、寝台列車に憧れがあったことが大きいでしょう。
今回紹介できるのは鉄道のみです。
バンコク→チェンマイ
ギリギリまでタイの旅行プランが決まらなかった僕はギリギリに鉄道の予約を取ることになりました。
寝台列車。字の通り寝る台(ベッド)で寝ながら行けると思ってました。
ところが予約するのが遅すぎてベッド完売、普通の座席のみ空席があるという状況。
普通の座席に半日座り続けはきつい。
しかし計画がギリギリなこともあり他に選択肢もありません。
寝台への憧れが叶うなら長時間の移動をも楽しめると思って決めた列車移動がただの節約移動となりました。
バンコクからチェンマイの移動費1500円
Hua Lamphong駅 22:00発
Hua Lamphong
駅は謎のピクニック開催。
電車を待ってるのか、人を待ってるのか、家がなく明日を待っているのかはわかりません。
私は21:30に駅に着き、適当にコンビニでパンと水を買って電車に乗り込みます。
タイの国鉄のサイトで申し込んだあとに印刷させられる紙がチケットになります。
かっこいいのか、カッコ悪いのかもわからない電車です。
ただの座席でした。扇風機のみです。
救いだったのが、一番前の座席で足が伸ばせたこと。
それでは拷問のような長旅が始まります。
この状況寝れなければ地獄です
きつい移動は寝るに限りますね。
いかに乗車までに眠気を育てるか。
僕も眠気を十分に用意できていたと思います。しかし寝れません。
1.電車上下運動がすごいです
これが13時間続くなら吐いていたでしょう。
腰も壊れてしまいそうな振動。いったいどんな線路が引いてあるのか
2.やたら電車が何もないところで止まる
Hua Lamphong駅で僕が乗った時隣の席が空席だったので、止まるたびに誰か乗ってくるかと気にしてしまいます。
普通にほっとけばいいのですが、
しかし止まるところは毎回駅とかではなく、真っ暗の何もないところ。
踏切かもしれませんが、出発直後に何度も止まりました。
3、大量の虫が飛んでくる
エアコンなしの移動は暑いんじゃないかと思われる方がいるかと思います。
止まることが多くても基本的には動いている電車の中は窓を開けていれば涼しいのです。
それに今回の電車には扇風機もあります。
しかしその涼しさの代償といて大量の虫が入ってきます。
動く虫かごです。
入ってくるだけならいいのですが、体にあたるといたくて寝れません。
以上のことから電車では寝れません
しかしそんなこともいってられないので、
バスタオルを頭からかぶり、虫が当たらないようにしてひたすら目をつぶり続けました。
上下運動が少ない期間だったのか気づけば寝れました。
そろそろ着くはず
目が覚めて外を見ればチェンマイ バンコク
もう明るかったです。意外に腰も痛くなくて楽でした。
まだチェンマイについてはいませんが、あと1時間くらいです。
駅に着くと人が乗ってきて、臭いの強いソーセージ売りに来ます。
その後も駅に止まるたびに食べ物の売り子が来ます。
田舎を抜けるチェンマイへ
そして田舎をぬけ
駅を抜けチェンマイへ
やっと着きました。
ここがチェンマイ駅です。
西洋人がたくさんいます。さすがネットで書かれただけあるバックパッカーの聖地です。
チェンマイ→バンコク
さて、帰りましょう!チェンマイについてはまた次回。
帰りは念願の寝台です。数席だけ開いていました。
この寝台列車のベット席の料金が飛行機と変わらないくらい高かったです。
たしか3500円くらいしたかな。
ベットも下と上があり、下は値段がまた上がるそうなのでココはしっかりケチりました。
18:00発です。(たしか)
帰りの電車が高い所以
写真をとりわすれたのですが、電車が綺麗。
高い理由が車体の綺麗さに顕著に出ています。
帰りの電車が綺麗 バンコク
どうですか!この白さ
エアコンもガンガン効いています。
寝台(ベッド)はどこなんだと慌てふためくベッド上の階予約初心者のために紹介しておこう。
そんなあなたはまず最初に自分の番号がある側の椅子に座っておきましょう。
出発後一時間はベッドなるものは出てきません。
チェンマイでの旅をトイメンの見ず知らず人と語り合う時間です。
そして、もう話すことが無くなってきて、このままじゃ気まずくなるぞーというぐらいの時間帯で夜ご飯のオーダーを係員が取りに来ます。
ここで一旦盛り上がりなおしましょう。私はお腹減っていないので頼みませんでした。
そして再度会話存続の危機を迎えた時、係員が現れます。
チェンマイ寝台列車
今まで何の変哲もない座席が二段ベッドへと早変わりです。
そして新しいシーツが敷かれ枕とタオルケットのようなものが置かれます。
そして見ず知らずの人とはお別れしてそれぞれの居場所へと行きましょう。
チェンマイ寝台列車
勝手に人のテリトリーを写真撮っていますが、周りもみんなパシャパシャ取っているので大丈夫でしょう。
乗客全員長袖ということにお気づきでしょうか?
エアコンの温度が異常なまでに低いのです。寒い。
濡れタオルを振ってバッドのように固まってしまってもおかしくはありません。
係員に寒いから温度上げるなり、止めるなりしてくれと言っても。
それはできないの一点張りです。
長袖長ズボンは必須です。荷物に余裕のある方は是非羽毛布団を持っていきましょう。
あとは二階に上り、カーテンを閉め、出来るだけ厚着をして寝れば大丈夫です。
目覚めた時にはバンコクについています。
おすすめのプラン
寝台列車に乗ってみてアドバイスできることは、そんな列車移動は良いものではありません。
寝台列車に乗ってみたいというのであれば片道列車、片道飛行機を強くおすすめします。
今回私は行きしがただの椅子だったのでお金を節約することが出来ましたが、往復ベットで移動するなら飛行機で移動するのと大して変わりません。※一泊浮くということを考えれば安いです。
ギリギリで予定を組んで椅子しか空いていない方へ
寝不足で乗ればそんなにきついものでもありません。
なんたって全席埋まるほどの多くの人が利用しているのですから、そんな危ない行為ではありません。
列車に乗っていけばタイの田舎を眺めれると妄想している方へ
基本夜移動なので真っ暗が大半です。起き続けて移動するための手段ではありません。
私がたまたま起きていなかっただけかもしれませんが、そんな感動する景色はないです。
デカい岩に地層が見られたときはちょっと「おぉ」ってしました。
以上チェンマイ⇄バンコク列車移動でした。
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