タディ竹千代の夢日記

さて、とうとうキエフ戦役が始まろうとしている。8年前にNATOに入ろうという政権が誕生し、同時に恐怖を感じたプーチンはクルミア半島を強奪した。以降ウクライナ東地区のドネツク人民共和国」および「ルガンスク人民共和国」を国家として承認して、その地区のロシア人民を守ると称してキエフまで攻めてきた。

 ウクライナ軍をネオナチと呼び国民を奮起させわざわざドイツに勝利した日を選んで出兵した。
  この8年間で8万人ものロシア人がジェノサイドされたと言うのがプーチンの言い分だ。実際はそんなに死んでないが小競り合いは事実で、ウクライナと合計ならそのくらい死んだかもしれない。
 さて、キエフとモスクワは
1200㌔あまり。例えば九州ー東京間だ。プーチンは同じ民族同士と称している。同じスラブ系だ。確かに東京博多間だ。
 それよりもっとわかりやすく言うと鹿児島上海間は850キロで鹿児島から東京に行くより上海が近い。
 同じモンゴロイドだ。(^o^;)
 8年間でジニンスキーは考えていたに違いない。
 チェチェン紛争、ベラルーシ政変などを見て大国ロシアから逃れる方法をずっと描いていた。彼はコメディアン出身だがキエフ国立経済大学出のインテリだ。独立会社をつくり番組の脚本も手掛ける。勿論ドラマもつくれる。

 旧ワルシャワ条約機構から抜ける為にはどうしたらよいか?それはプーチンと雌雄を決するしかなかった。
 まず、UA入りを宣言し、NATO入りも明白にした。おそらく彼の頭の中ではアメリカもEUも軍事参加しないとわかっていたはずだ。だが彼は賭けにでた。
 どうせロシアの支配から逃れられないなら帝政ロシアからの600年間強いたげられたキエフ公国の意地をみせたい。彼はユダヤ系だった。
 作戦通りロシア軍はノコノコ出てきた。ロシアは全世界から非難を浴びた。しかし、ロシア軍の進軍は続き、プーチンは政権の壊滅まで戦いを止めれなくなった。

 各国の物資による援助が始まった。脱出できる国民は逃がし、男子は国民総動員体制をとった。
 キエフの人口400万人、おそらく残っている者50万人ぐらいか?男女死ぬ気の軍と市民が待っているキエフにロシアの精鋭地上部隊およそ5万の兵士が包囲する。

 ジニンスキーは市街戦に持ち込み長期戦を計る。キエフはまだ零下0夜中はもっと寒い。ロシア軍は夜営だ。

 ロシアはやがて燃料切れするだろう。じきポーランドから戦闘機の武器供与が決まった。ドイツがヘルメットや銃装備日本が防弾チョッキや薬品。
 武器は火炎ビンだが死を覚悟した市民は強い。元来市街戦となったら地元が強いことになっている。

 ジニンスキーにとってもここは勝負だ。閣僚以下腹を決めている。いつアメリカと決めたのか知らないが、兵士はウクライナ、経済封鎖はEU、武器給与はアメリカと役割分担はできていた。

 今頃はキエフは囲まれているはずだ。が、戦線の延びきった敵を倒すのは簡単だ。補給路を絶つ。
 シンプルな作戦だ。しかももうロシアには金がない、食料補給ができない。軍はとまるだろう、とジニンスキーはここまであらすじを描いている。

 あとはロシア軍と一緒に冬を超すかモスクワが根を上げるかだ。この勝負、まだ時間かかるな。救援物資がちゃんと届いていればのハ.ナ.シ.だけどね。
 

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