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復帰勢のハイランダーver.2 〜王来篇を迎えて…〜



はじめまして。

ハイランダーを握り始めて半年、なんとな~く構築の際に気を付けている事などを自分なりにまとめてみました。

「これを意識したらデッキが回しやすくなった」とか、ハイランダーを組む上で陥りやすい(だろう、というか陥ってきた)落とし穴について、記述していきます。








❝これだけ❞

プレイングの再現性を高める


ここで言う再現性は

対戦を跨いで、おおよそ同じようなプレイングができる

1対戦中、似たような効果を繰り返しプレイできる

の2点とさせて下さい。

ハイランダーを組む際に、なぜこれら気にしないといけないのかというと「全く同じ効果のカードを複数積めないから」「積めない故に、効果的なカードを採用してもプレイできない事が多くなるから」です。


ハイランダーで1番はじめに思い浮かぶ魅力は「ピン積みだらけの銀の弾丸デッキ」ではないでしょうか。普通は想定しない、コンセプトの為に切り捨てるようなカードを沢山入れられる!俺だけのデッキイエイイエイ!!!


………手札に来ない…あっ色が無いから序盤に埋めちゃった……………ハンデスされた!………………あ〜次のトップこれならこっち埋めときゃ良かったなァ〜〜!……………革命チェンジ元1、2枚しか無いけど今使えたら強いしキープ!(一生来ない)………………………エッ…ワア!……ウゥ〜ン……………


おかしい、俺は色んな場面に対応できる最高のデッキを組んだはずだ…やっぱハイランダーって難しいなァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜(思考停止)



こんな状況にならないように意識する点は

各ゾーンに触るカードを複数採用

→墓地・マナ回収/蘇生・踏み倒し


これに尽きます。ドロソとかブーストの必要性とかは今更なので。まじで大した事言ってないんですが、ホントにホントにこれが有る無しではプレイングの難易度が壊滅的に違うので大きな文字にしました。


普通のデッキは放っておいても同じ効果のカードが来ます。ではハイランダーで似たような事をするには?

マナに置いても、墓地に捨てても使える様にすれば良いのです。そうすればマナ・墓地・手札がそのままプレイの選択肢となります。昨今の5cにおける「墓地にディスペクターを置いておく」のと同じです。


墓地利用であれば【★鬼札王国】【★ヘブニアッシュ】【★ザーディクリカ】【★サイクリカ】【★マジックス】【リバイヴホール】………

マナ利用であれば【★ソーシャルマニフェストⅡ世】【★Disアイチョイス】【★蒼龍の大地】【★ドンジャングル】【こんにちゆりゆり】【白米男爵】………


★を付けたカードは、各ゾーンから直接プレイできるものである為タイムラグがゼロ。対象のゾーンを多様性溢れるリソース源に変えられます。

「いつでも拾ってこれる」という前提があるだけで、序盤のマナ置きが非常に気楽になりますし、ハンデスに対してもある程度の耐性を付けられます。





終わりとおまけ

今回はあくまでも「事故らない為」「デッキとして成立させる為」意識すべき事なので、そこからどう勝つかは自分で考えて下さいますと幸いです。というか教えて…

世には緑単、ボルコン、ビマナ系、ドロマーハンデス系など訳わからん系統の構築がありますので、他人の構築は程々に参考にしながら楽しく作りましょう。そこでもし、この記事があなたのやりたい事に少し、力添えができたなら、この前落とした100円玉が見つかるのを期待しても良いですよね。




おまけ

以下、筆者が今使ってるリストです。(2021.07.23)

東京オリンピック開会式見ながら書いてます。赤いマスクの前に手でハートマーク作ってた代表選手がいて「イカスぜ……」とか呟いてる。


こっちが、ハイランダーとしては今一番綺麗に作れたと思うリスト

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こっちはマゲを採用したリスト

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どうせなら単一の役割しかないカードは採用したくないな〜と思って、多様性重視なのが1枚目。これあんま採用しとらんやろニチャァ…なカード多め。アポデイ、マンハッタンはいいぞ…

マゲ採用型はどうしてもコマンドに寄せる必要があったので乗り気ではなかったけど、作ってみると意外と回るし勝てる。ちゃんとビートする環境デッキに対しては3〜5割くらい(ちょっと盛った)同型の単純な劣化にならないよう気をつけた。



【選伐!美孔麗MAX】

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軽量除去札兼ルーター。

2ターン目にチャラルピアを破壊できるだけでなく、ビート対面のトリガーでめくれた時、シールドで手札が増えているので大体7〜5コスト以下除去が可能。2コストに見合わない破壊性能を発揮できます。とこしえ等のメタクリに対して低コストで対応可能なのが◎。【友愛の天秤】と違い火文明ならではの1ディスドローではないのもポイントです。ディダノスブラキオ等を採用するのなら別。



【水晶の記録ゼノシャーク/クリスタル・メモリー】

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魔法のカードであり、プレイヤーに対する最大の試練。使った時はクリスタルスカルの王国の敵役の末路みたいになる。ロストソウルとかマナロックとか拾ってくるのが1番わかりやすい。でも大体の場合最適解は別。



【アポカリプス・デイ】

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リセット札。大好き。明確に刺さる場面が数多くあり、昨今の環境では条件も満たしやすい。且つ全体除去を想定された時のシャッフ宣言されにくく手撃ちを狙える6コスト。最近では【襲来!鬼札王国】が流行っているので若干巻き添え宣言される事はある。

事後処理札は引けなければ意味が無いし引けても想定した状況でなければ腐るので、本来ピン投のみのデッキに入れるべきではないけど、それを鑑みても不利をひっくり返す馬鹿力は破格なので採用。

実際使ってみて何度も助けられたし、全除去前提で盤面を放置して、こちらのリソースを伸ばすというプレイも可能。ズラズラと生き物が並びやすい今のデュエマに合致しているカードだと思う。


【百族の長プチョヘンザ】

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対ビート対面の鬼。

革命チェンジ勢は1枚で完結しない為、下手に多く採用するとチェンジ元に枠を取られ、デッキをグチャグチャにしかねない(実際、ドギ剣も採用した時期もありましたが出力を伸ばしきれず断念)。添える程度のスタンスが丁度良いと思う。




【天使と悪魔の墳墓】画像25

ハイランダーの花形、我らが墳墓。

ビマナ対面で刺す。墳墓を意識させるだけでも不本意なマナチャージをさせ、その後のハンデスはより質の高い(相手にとっては辛い)ものとなる。見せるだけで本来の動きを制限し、相手の気付かぬ間に数ターン稼いでいる事もしばしば。

存在するだけでここまで仕事をするカードも珍しいと思う。



以上です。お疲れ様でした。

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