正しい【マインド】を保つための【ルール】

投資競馬において、正しい【マインド】をもって競馬と向き合うことが最も重要なことと前文で述べました。

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この章では、その正しい【マインド】を保つためには、必ず守らなければいけない自分の【ルール】について書いていきたいと思います。厳しいようですが、【ルール】は破った瞬間に年間プラス収支の目標は遠のくと思って下さい。

①投資対象レースだけに投資する

【レース選定】については、また別の章で詳細は書きますが、まずはこの①のルール、『投資対象レースだけに投資する』というのが、おそらく多くの人にとって最も厳しいルールかもしれません。

あなたは、１日にどの位のレースにお金を投じていますか？もしあなたが、競馬場やWINSにせっせと足を運んでいるとしたら、かなり危険です。というのも競馬場に朝から行ってメインレースや前日に導いた自分の投資レースが来るまでに馬券を買わずにいられますか？私はできませんｗ誘惑が多すぎます。

根拠のないレースに手を出さない環境作りもルール厳守の為なら必要かもしれません。最近は、ほとんどPATで購入するので私の場合は、投資レースが来るまではレース自体を観ないようにしています。投資レースの締め切り５分前にアラームを設定して他の事をしていたりします。

勝算の低いリスクとリターンが見合わないレースに手を出すのはギャンブルでしかありません。回収率が上がらない人の共通点は、多くのレースに手を出し過ぎている事なのです。買うレースが増えると、的中する回数は増えるかもしれませんが、控除率が存在する以上、長期的には必ず損失を出しています。競馬を投資というビジネスとして捉えるのであれば『楽しむ』事を捨て『稼ぐ・増やす』ことに徹することが重要です。

②統一された券種と投資額で運用

あなたは、競馬の収支をつけていますか？まずは自分自身の収支・成績を付け見直すことから始めましょう。最低でも３ヶ月〜６ヶ月。１年から３年くらいのデータがあると収支の波が理解できます。

そこで自身の能力を超えた投資額や馬券（券種）を買っていないかなどのチェックにもなります。券種については後に【的中率・回収率】の章で触れますが、中央競馬では単勝・複勝・ワイド・枠連・馬連・馬単・３連複・３連単・WIN5と様々な券種があります。この買い方こそが、競馬の予想をする以上に重要で難しい所なのです。

どの券種が１番良いとかは言えませんが、大切なことは自分にとってどの券種が最も的中率と回収率を最大化できるか。それを理解すれば余計なレースに手を出さず、守りが強化され自分の得意とするレースと券種が見えてきます。

馬券の種類別に的中率は違うのですが、馬券の種類でも買い方によっては無駄な買い目を減らしたり、的中率と回収率のバランスを考えた買い方があるので、研究することはとても大切です。

投資額についての考え方は様々あると思いますが、自分の大まかな的中率が分かれば、最初は投資額も固定することをお勧めします。後に、【複利の運用】の章で詳しく書いていきますが、やはり投資額もルール通りにオッズや人気に関係なく淡々と投資する事が大事です。

③理不尽なリスクに備える

投資にリスクはつきものです。まして競馬は、馬という生き物が走るわけですから、出遅れや落馬もありますし、ハナ差でハズレることも茶飯事です。

しかし、ここで言うリスクとはそれとは少し違い【マインド】とも直結するので覚えておきましょう。世界的な投資家ウォーレンバフェットの言葉に『リスクとは、自分が何をやっているかよく分からない時に起こるもの』というものがあります。

①でも書きましたが、ルールを無視して理解せずに買うと大きなリスクに合います。理解して買うことがリスクを小さくする秘訣でもあります。競馬の世界にも少なからず運・不運があり、ツキがないと思ったら無理をせずチャンスを待つのも大事です。

【まとめ】正しいマインドを保つためのルール

①投資対象レースだけに投資する

②統一された券種と投資額で運用

③理不尽なリスクに備える

以上が、正しい【マインド】を保つための【ルール】となります。今年の正月に、書き初めをして『そこに根拠はあるんか』という言葉を書きました。今でも部屋の壁に貼ってあり、根拠のないレースに手を出さない抑制となっておりますｗ人間は、本当に欲深い生き物なので自分に何度も言い聞かせてルールを徹底することが大切だとつくづく思います。次の章では、その明確な根拠に基づく【データ分析】について書いていこうと思います。

長々と最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。　　　　ダダジ