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早すぎた天才。フィッシュマンズ

フィッシュマンズというバンドを知っているでしょうか?独特な浮遊感とオシャレなコード、そして音数の少なさ、こぞって現代の若いアーティストが目指している姿をいち早く体現していたバンドです。
サカナクション、星野源、cero、クラムボンなどなど、そうそうたる面々も影響を受けたと公言するほど。
そんな早すぎた天才バンド、フィッシュマンズの名曲20選です。


【最強20曲】フィッシュマンズ

1.いかれたBABY
2.Go Go Round This World!
3.忘れちゃうひととき
4.RUNNING MAN
5.BABY BLUE
6.Just Thing
7.あの娘が眠ってる
8.IN THE FLIGHT
9.MELODY
10.100ミリちょっとの
11.エブリデイ・エブリナイト
12.ナイトクルージング
13.土曜日の夜
14.気分
15.1, 2, 3, 4,
16.素晴らしくてNICE CHOICE
17.MY LIFE
18.MAGIC LOVE
19.頼りない天使
20.感謝(驚)


プチコメント

好きなトップ3は
①ナイトクルージング
②いかれたBABY
③頼りない天使
です。

いかれたBABY
フィッシュマンズの代名詞。山崎まさよし、ハナレグミ、泉まくら、竹中直人もカバーしてる名曲です。

Go Go Round This World!
ポップなダブって感じです。曲の間で短く入ってくるホーンが印象的。

忘れちゃうひととき
スネアのスコーンと抜ける音が気持ちいい。ギターの刻み方自体はファンキーなんですが、コードや歌メロが切ないから不思議な空気感になっています。

RUNNING MAN
「とにかく音数を減らす」という、フィッシュマンズらしさが爆発してる曲。今の録音技術で録ってくれたら、相当すごい曲になってたと思います。

BABY BLUE
人気曲。曲の核となるドラムとキーボードは鬼シンプルで、他のアレンジで勝負してくるギャンブル。男前。

Just Thing
めちゃめちゃダブって感じの曲。ドラムのシンバルとギターの音がめっちゃ好き。

あの娘が眠ってる
ポップ。メロディ一本勝負みたいな珍しい曲です。

IN THE FLIGHT
夜道を散歩してるときに聴きたいです。溶けそうだし飛べそう。

MELODY
珍しくドラムが前ノリだし、キーボードとギターが2つとも16分のリズムで刻んでいて、フィッシュマンズの中では疾走感があります。

100ミリちょっとの
頭サビから始まるポップソング。ちなみに、ceroの『スマイル』って曲中の「笑いを忘れた恋人たちは」というフレーズは、この曲のサンプリングです。

エブリデイ・エブリナイト
極限まで音数を減らしてます。音重ねりゃいいってわけじゃないのが分かる。

ナイトクルージング
バカ名曲。国宝。後世まで語り継がれる。この曲以上にトレモロギターを使いこなしてるの聴いたことない。

土曜日の夜
サビ終わりの「だだだって今夜、土曜日の夜」が好き。「ドドドドドドドドドッド〜ラえもん」はこっからヒントを得たと睨んでます。

気分
フィッシュマンズにしては歪んだロックギター。歪んでいてもキレッキレのカッティングでグルーヴ抜群。

1, 2, 3, 4,
2020年の超大型新人が作りそうな曲。現代を先立りまくってる。

素晴らしくてNICE CHOICE
のペーっとした音(多分シンセでサンプリングしたストリングス)をバックで流し続けたり、ノイズを入れまくったり、かなり前衛的で挑戦的。

MY LIFE
ドラムもシンセもギターも音が軽くて、フィッシュマンズ史上1番ポップ。箸休め的に落ち着ける曲。

MAGIC LOVE
ロックじゃないワウギターとかいうトリッキーなギターをずっと聴いちゃう。

頼りない天使
メロディライン的にはフィッシュマンズで1番好き。メロディの良さを引き立てるために過度なアレンジもなくて、ストレートな名曲だと思います。

感謝(驚)
ノリはファンクなんですが、ダブやら浮遊感も織り込まれた「フィッシュマンズ流ファンク」って感じ。


まとめ

フィッシュマンズは1991年にデビューするも、1999年にフロントマンでほぼ全ての曲作りを手掛けていた「佐藤伸治」さんが33歳の若さで急逝してしまい、やむなく活動休止となります。
以降はゲストボーカルを招く形で何度かライブを行っていますが、新曲はなし。
あまりにも早すぎたデビューと死でしたが、その音楽は脈々と受け継がれて、現代の邦楽シーンに繋がっている気がします。
良い作品は時代を越える力を持っているわけですね。
僕も生きている以上どデカい何かを成し遂げようと思いながら、今日もお布団が気持ちいいです。
終わりで〜す!

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