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2015以降デビューで好きな邦楽20

このままだと自分の中の最新アーティストが永遠にサカナクションで止まっちゃう気がしたので、ここ5年でシビれた邦楽を思い出してみました。
「2015年以降のデビュー」という縛りで20曲です。

最初にお断りしておくと、「バスドラ4つ打ち&ハイハット裏拍&ギターハイフレットでピロピロ」のバンドは聞き飽きてるんで選んでないです。お前らはいつKANA-BOONの呪縛から解かれるんだ。


【最強20曲】2015年以降デビューの邦楽

1.GUM/中村佳穂
2.レモンド/ニトロデイ
3.Let It Sway/DYGL
4.Miree/Suchmos
5.alaska/South Penguin
6.マリーのドレス/Helsinki Lambda Club
7.Terminal 着、即 Dance/chelmico
8.Stand By You/Official髭男dism
9.大東京万博/Tempalay
10.逆さまの接吻/踊Foot Works
11.幽霊であるし/ニガミ17才
12.ファッショニスタ/CHAI
13.1994/w.o.d.
14.シート/Taiko Super Kicks
15.Future/Attractions
16.「かわいい」/藤原さくら
17.Teenager Forever/King Gnu
18.ジェニファー/あいみょん
19.天体/ナツノムジナ
20.生業/Creepy Nuts


プチコメント

GUM/中村佳穂
最近の女性ソロで1番好きです。アングラ感あるシティポップみたいなイメージ。リズムの取り方とかは宇多田ヒカルにも近い雰囲気を感じます。

レモンド/ニトロデイ
この曲以外あんまり聴かないですが、これは超好き。
最近では珍しいグランジロックって感じで、the pillowsとか好きならハマりそう。

Let It Sway/DYGL
「デイグロー」って読むらしいです。読めるか!
1stアルバムから、The Strokesのギタリスト「アルバート・ハモンド・Jr」がプロデュースを手掛ける洋楽好きも必聴のバンド。タイトで気持ちいい音です。

Miree/Suchmos
オシャレお兄やん集団Suchmos。売れ線と真逆みたいな方向に突撃してメディア露出は減りましたが、相変わらずカッコいいので、数年後にまたヒット出すと思います。ユーミンやミスチルを対バンに呼べちゃうくらい、同業者からの評価も高いし。

alaska/South Penguin
インディーの良さが全部詰め込まれてる気がします。雰囲気だけじゃなくて、メロディラインにめちゃめちゃ情緒があって、歌モノとしても相当好き。

マリーのドレス/Helsinki Lambda Club
「ヘルシンキ・ラムダ・クラブ」って読みます。読めませんね〜。ランバダかと思ってました。
若手UKロックみたいな演奏と、日本的なメロディラインが超うまくミックスされていてスゴい。

Terminal 着、即 Dance/chelmico
chelmicoはのらりくらりしてるようで、音楽は超キレッキレなのがズルイです。スチャダラパーが出てきたときってこんな感じだったんだろうな〜って感じ。

Stand By You/Official髭男dism
みんな大好き髭男。良い曲はたくさんありますが、この曲が1番好きです。歌い上げる系だけじゃなくて、この系統もいっぱい出してくれると個人的に嬉しい。
あとライブはボーカル聴かせようとしすぎて、音量バランス壊れてます。楽器もカッコいいのにもったいない。

大東京万博/Tempalay
不思議で面白いバンド。サイケロックに当たるんでしょうかね。影響を受けた音楽が「髭」「ゆらゆら帝国」と聞いて、めちゃくちゃ納得しました。

逆さまの接吻/踊Foot Works
センスの塊です。いろんな音楽要素が詰まってるミクスチャー・ロックなんですが、ミックス加減がちょうど良い。勘ですが、多分相当RIP SLYMEが好きです。

幽霊であるし/ニガミ17才
ポップなZAZEN BOYSです。変拍子おバカさん。分かりやすく個性が爆発してて、どうしてもこういうのは好きになっちゃいますね。

ファッショニスタ/CHAI
洋楽ばりのゴリゴリキレキレサウンドに、かわいい系ボーカルが乗っかる斬新バンド。音源だけだと好き嫌い分かれますが、ライブは超カッコいいです。

1994/w.o.d.
オルタナ・グランジロック界の希望。こんなストレートにロックなバンドは本当に珍しくなったと思います。
マジで頑張ってほしい。

シート/Taiko Super Kicks
バラバラの動きをしてる楽器陣が、サビで一気にまとまるのが気持ちいいです。ボーカルも浮遊感あって好き。ヨ・ラ・テンゴに影響を受けているとのこと。納得。

Future/Attractions
現代のUKロックに近い邦ロック。声質も含めてマジで洋楽かと思いました。洋楽っぽいのが正義とは全く思いませんが、単純に超好みです。

「かわいい」/藤原さくら
今回選んだ中で1番泣ける曲です。別に泣かせにきてるわけじゃないんですが、そこがなんか泣けます。サビ前までは落ち着いてるハスキーボイスが、サビでグッと迫ってくるのが泣きポイントですね。

Teenager Forever/King Gnu
今回紹介した中でも1番好き。特にライブ。圧倒的。
フェスでヤバT髭男あいみょんKing Gnuを一気に見たんですが、正直King Gnuしか記憶にない。
ミーハーわーきゃーバンドだと思ってる人は絶対生で見た方がいいです。
あと常田さんは「オレが歌っても絶対に売れないから、J-POPが好きでそういう歌い方もできる理が必要だった」って言ってて、「作詞作曲できてギターピアノチェロ弾けてプロデューサー的な目線も持ってんのかいボケ!」って思いました。

ジェニファー/あいみょん
「スピッツ好きなんだろうな」っていうのがバチバチに伝わってきて、スピッツファンならみんな好きだと思います。この曲そんなに名前挙がらないですが、1番好きです。「愛を伝えたいだとか」と悩みました。

天体/ナツノムジナ
沖縄発のバンド。どことなく歌メロに沖縄感があって、「これは海外や他の地方の人には作れないだろうな」って感じがします。シューゲイザーっぽい音も好み。

生業/Creepy Nuts
松永さんには申し訳ないですが、松永さんがほとんど仕事してないこの曲が大好きです。「お前の歌詞、幼稚園児の作文。俺の歌詞、広辞苑10冊分」は激アツパンチライン。最後のバースはもうカッコよすぎですね。


まとめ

「2015以降のデビュー」って縛りがキツいと思いましたが、意外といけました。
ただ、今回ここに載せてない曲もいろいろ聴いてみたんですが、ただオシャレなだけの音楽がめっちゃ増えてますね。シティポップが流行ってるからでしょうが。
演奏技術だけは一丁前で、「こんなんオシャレでっしゃろ?」「テクニカルでっせ!」みたいな鼻につく曲も多かったです。
そんな中でも、今回紹介した人たちはギンギラギンに輝いていて、良い曲を作る人はいつの時代もいるもんだと安心しました。
僕も文句ばっかり言ってないで、今に食らいつきます。
TikTok始めちゃおうかな!
終わりで〜す!

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