企画ライブ

こんにちは
お笑いライブを主催するタイプの芸人です

タイトルにある「企画ライブ」とは、
「ネタ以外の事を主にやるライブ」 又は「変わった条件の中でネタをやるライブ」だと僕は思っています。

今回は、今までに僕が主催した「企画ライブ」の中で特に同期(スクールJCA30期)をメインにしたライブを紹介します。

・一旦岡崎寄席
・さよならきゅっぱっき〜 
・古家気持ちよさそう

「一旦岡崎寄席」

一旦岡崎寄席は同期の「一旦岡崎」がメインのライブです。
かれこれもう2回開催しています。
スピンオフの「一旦岡崎納涼祭」や「夜勤明けの芸人を布団に寝かせて面白いネタで起こすライブ」「審査委員長は一旦岡崎」を含めると岡崎くんのライブは一番やっています。

特に楽しかった企画は、
・「春っぽい色水を作ろう」
2チームに分かれてビーカーの中の無色透明の水に「色水」を1人ずつ加えていき、
最終的に出来た「色水」を「春」だと言い張りディベート対決する企画です。
この企画はスネークへイズ金城が水をすぐ真っ黒にした事で終わりを迎えました

・「次に中野シアターかざあなを使う人の為に、
中野シアターかざあなの体積を求めてあげよう」
 まず中野シアターかざあなという会場の面積(底辺)と高さを求めます。その後(底辺×高さ)で体積を求める企画です。
物差しを家に忘れてしまったので、
ジャグチーる池田(180cm)を基準として工夫し、やっとの思いで体積を求めましたが、記録に残していないので忘れました

・「満月に吠えろ」
全員で横並び1列になり薄暗い照明と怪しげなBGMの中、満月(黄色いボール)を「ウウー」と唸りながら横の人に回し、明転した時に満月を持っていた人が前に出ていき 全力で「わおーん!!!」と吠えるだけの企画です。
文だけでは本当に全く面白さが伝わらない企画ですが、これが正直一番腹ちぎれるくらい笑いました

他にも、架空の秋の虫になり皆で「むしのこえ」を合唱したり騎馬戦の上でネタをやったりブルーシートを敷いて水泳大会をやったり、スーパーボールを床に散らかしてすぐ片付けるだけの企画をやったり

毎回下らない事を真剣にやる楽しいライブです

2024年4月7日の17時から阿佐ヶ谷アートスペースプロットにて 「一旦岡崎寄席 其の参」
開催するので、変なライブが好きな方は是非足を運んでみてください!

「さよならきゅっぱっき〜 & おかえりきゅっぱっき〜」

こちらも同期の「きゅっぱっき〜」という男のメインライブ
そもそも何故「さよなら」なのかというと、芸歴1年目の後半にきゅっぱっき〜が突然「大阪にお笑いの修行に行く」と言い出した為「さよなら」とタイトルに付けました(正確には本人は皆に隠して行くつもりだったが、グレンジャーのミウラによって全員にバラされた) 

大阪行く前と大阪から帰ってきた後でどれくらいお笑い能力が成長したか確認する為に開催したライブです。

きゅっぱっき〜という男はかなり自分のこだわりを持っている男で、「yo メーン(謎の挨拶)」や 「きゅっぱっき〜ポーズ(指をqとpにして笑かす)」など彼なりの世界観が既に確立されています。
だから、ライブの打ち合わせで電話した際も「俺はこれはやりたくない。これはこういう流れでやりたい」など一旦岡崎くんとは違ってライブの中身について少し意見が食い違ったりもしました。
結果「さよならきゅっぱっき〜」は盛り上がり、終わった後皆に「きゅっぱが覚醒してた」と言わしめた。

そして約8ヶ月後の「おかえりきゅっぱっき〜」


きゅっぱっき〜、大阪から帰ってきて
めっちゃ声が小さくなっていました

そのうえ、あいつの最大の武器である「yo メーン」とかもなんかあんま言わなくなってた

というか、大阪行く前は結構関西弁喋っていたのに(北海道出身) 大阪から帰ってきてめっちゃ標準語になってました

聞くと大阪で舞台に3回しか立っていなかったらしい。
(本人が回数にR-1も含めていい??😅って言ってたので、含めた上での 3回)

ですが、「おかえりきゅっぱっき〜」も後半になるにつれて彼の実力が戻ってきたのか、最終的にはかなり良いライブになりました。
色んな意味で「おかえりきゅっぱっき〜」という感じでした

「古家気持ちよさそう」

これも同期のエリクトン古家幸せそうという男のメインライブ
普段同じユニットライブ(ロッカールーム)をやっていて、
ほぼ彼が運営や資金のやり繰り、台本作り、告知、オリチケ(来場者に配るオリジナルのチケット)作りを担っている。
これだけ聞くと感謝されて当然なのだが、なんか普通に変なやつなので皆にライブ中文句を言われキレ散らかしている。

でも本来かなりお世話になっているので、 
たまには古家くんに気持ちよくなって貰いたいという想い込めて「古家気持ちよさそう」にしました。 

山手線ゲームで古家のいい所言ったり、ジェンガで古家の番だけ皆でジェンガを支えたり、色々やりましたが

「古家褒めちぎせそう」という
1組ずつ古家にプレゼントをあげたりエピソードで褒めたりするという企画内で、
後輩のパブンが「松永(古家の相方)」と書かれた紙を持ってきてそれを踏み絵よろしく踏んでいる時の古家の顔が、
表情筋がねじれ上がってちぎれそうになるくらいニヤけて昇天しそうなくらい気持ちよさそうな顔をしていました。 


他にも沢山今まで企画ライブやりましたが、
同期をメインにやるライブが一番楽しいかもです。 
同期の事好きなアピールするのもなんか気持ち悪いですが、楽しいからそうなんだろうと思います

ただ、自分の名前を使ったライブだけは絶対やらないです。恥ずいので

ありがとうございました

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