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今シーズンを終えて

 今回の部員日記は法学部政治学科2年の和田宙が担当させて頂きます。今回の部員日記を書くにあたり、「どんなトピックで書こうか」と考えていましたがピンときた題材が思いつきませんでした。その上語学のテストが直近に2つほどあり、来年安心して三田キャンパスに通うためにもスペイン語を勉強しなければならず、あまり時間を取って書くわけにもいかないため今回の部員日記はとても月並みな「シーズンの振り返り」となってしまいました。僕の部員日記を心待ちにしていた「和田宙の部員日記ファン」の方々には申し訳なく感じています。

 非常に寒すぎる冗談はさておき先日の納会を以って、2020年の弊部の活動が終わりましたが、今シーズンも私たちのために応援、ご尽力くださったOBの方々をはじめとする皆さまに感謝致します。今シーズンは新型コロナウイルスの影響もあり、シーズン初戦が10月後半の秋季リーグ戦と大会が行われない日々が長く続いた非常に難しいシーズンでしたが、なんとか無事にシーズンを終えることができ非常にホッとしています。また、4年生の先輩方が先日引退されました。小田島さん、巧さん、新田さん、武藤さん、村野さん、ゆきさんそれぞれ個々に優しくしていただき、思い出深く、寂しい限りです。お疲れ様でした。(個別のの感謝はまた別の機会に伝えます!)

 さて、先日の納会では年間表彰も行われました。年間表彰に関しては、「結果を何も残していない自分は頂けるはずもないので他の選手がどんな賞を貰うのかが楽しみ」と半ば他人事のように考えていたのですが、僭越ながら中本監督から「努力賞」を頂きました。このような賞を頂き本当に嬉しく思います。ありがとうございます。ですが発表された瞬間、もちろん嬉しくもあったのですが、前述のように考えていたためか驚きが圧倒的に勝りました。シーズン0勝(六大学4敗)、個人戦初戦敗退とチームに対して何も貢献していないと感じており、自らの今シーズンの戦績には納得していません。1年ほど対外試合もなく、やっと現状の力を把握できる場であえなく自らの力のなさを思い知ったわけですが、来年は小田島さんというスーパースターがいなくなり層がさらに薄くなります。また自らも3年生という上級生の立場にもなるため、来年も同じ轍を踏むわけにはいかないと痛感しています。同時に、努力賞を頂いておきながら、戦績を残していないため「自らの努力が足りなかった、もしくは方向性が正しくなかったのではないか」と考えています。努力賞を頂いたことに対するアンチテーゼではなく、賞を頂けたことは勿論とてつもなく嬉しいのですが、それよりも努力を結果として昇華できなかった自らの力の無さに悔しさを感じているということです。中本監督は納会後のミーティングで「期待をはるかに超えるような成長を見せる選手はいなかった。そういう成長をする選手が出てくることを期待している。」という旨の話をされていましたが、2021年を飛躍の年にするためにもいい意味で期待を裏切れるようなオフシーズンにしたいと感じています。賞を頂いたことで、来年は結果の伴う努力をできるようにより一層気を引き締めているところです。

 そして、2021年を飛躍の年にすると宣言したわけですが、これを有言実行しなければなりません。中川主将は秋リーグ前に事あるごとに「リーグ戦全勝する。」と宣言していたのですが、結果的にリーグ戦を全勝で終えた中川主将の有言実行力に非常に感動しました。身近にお手本になる先輩がいることのありがたさを感じており、来年はその先輩方についていけるよう、自らも有言実行できるようにより一層精進しなければならないと感じています。

 また秋リーグ後には小田島前主将から、修正力の大事さについて教えて頂きました。試合の中でも、普段の練習でも、更には私生活においても、修正力は物事の結果を大きく変えると感じています。今年は努力の方向性が正しくなかったのか、努力が足りなかったのか、今の努力を地道に続けていくことが結果への近道なのか、しっかりと考えなければいけませんが、何かを修正しないと来年を飛躍の年にできないと考えています。来年は私生活でも、テニスでも修正力を一つの目標にしたいと思います。

 結びにはなりますが、来年もたくさんの人に応援して頂けるチームになるよう努力して参りますので2021年も弊部にご声援のほどを宜しくお願い致します。

 長く拙い文章ではありますが、最後までお読み頂きありがとうございました。

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