見出し画像

『群れと源流/LIFE&ORIGIN』2021年発表 🔶LINER NOTES          『時が流れて』Odetta M

画像4

Photograph for official

Album jacket front

画像5

Photograph for official

Album jacket back

画像1

Photograph for web: Album jacket front


『群れと源流/LIFE&ORIGIN』

Documentation Series #10
2021年発表 通算23作目

【☞🔶:歌詩】

☞🔶🎼1『ギタラを取りて弦を張れ』
☞🔶🎼2『旅するドクトル』
☞🔶🎼3『曇り硝子の四行詩』
☞🔶🎼4『ひまわりのように』
☞🔶🎼5『西方吟遊詩人』
☞🔶🎼6『西路の船:sairo no fune』

♦Bonus track♦
🎼IMAGINE&Blowin’in the Wind With JION's bell🎼by Fukashi Hojo
『イマジン』&『風に吹かれて』そして尊厳の鐘(
北條慈音

LINER NOTES
Musician

画像6

Vocals ,Guitar(acoustic&electric)-Fukashi Hojo:北條不可思
https://note.com/dabuchi39180428/n/n34599bc4b758?magazine_key=ma335abc341cd
Harmonica-Shaku Nanshi(釋難思)

画像7


Drums‐Shoichiro Aso;麻生祥一郎

http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-197.html

画像8

piano&organ-Yusuke Nakagawa;中川雄介
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-196.html

Guest performance

画像9

(Violin)‐Chieko Maki;牧 千恵子
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-175.html

画像10

Guitar & Bass (acoustic&electric)‐Yoh Asakawa;浅川 陽
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-140.html

画像11

(尺八:Shakuhachi)- Kizan Daiyoshi;大由鬼山
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-411.html

画像13

PRODUCED BY GURAGYU
(総指揮:愚螺牛)

画像13

Photography : YURIKO OCHIAI(落合 由利子)・JAPAN


Photography : Odetta M



All songs written by Fukashi Hojo
Copyright © 2020-2021 by Special JION Music

*Photography&TextCopyright © 1981-Special JION Music
Fantasia Records de JION MusicFactory
in association with ENBAN FUKASHI-NO-KAI
OfficeAmitahouse&VOW BREATH PRODUCTIONS


LINER NOTES

時が流れて

 なぜだか、時の流れをひどく実感するときがある。そして、その時間を「成長」として愛でたり、「老化」と認め嘆いたりしてしまう。事実を肯定する感情はいつだって複雑だ。しかし、時を経なければ成し得ないこともある。北條不可思が心原性右小脳脳幹梗塞を発症後に、「どこまで続けられるか分からない、なにが出来るかも分からない」が、その全てをつどつどに創作して演奏してアルバムとして発表してきたドキュメンテーション・シリーズも10作目となった。(#1~#5はCD制作、#6~#9はweb公開)
 本作は、2020-2021年コロナ禍でのレコーディングとなり、ニュースが反映した言葉や一節がいつもより増したかもしれない。親鸞聖人が遺された御和讃(四行詩)に〝お寺の坊やさん〟だった頃から親しみ、ボブ・ディランやジョン・レノンを知ってソング・ライティングに目覚めてからは、唯一無二の詩人である親鸞聖人は尊き手本だった。浄土真宗本願寺派僧侶として敬愛し、み跡を慕う宗祖への念いが『曇り硝子の四行詩』には強く宿っている。再録曲『ひまわりのように』は、20代の時に出会い知己を得て詩を共作した前島誠氏(神学者キリスト教・ユダヤ教学/元玉川大学教授 故人)との思い出が鮮明に甦る収録となった。
 北條不可思本人の頭の中で構築された全体像を楽曲として創出する麻生祥一郎氏と中川雄介氏の阿吽がごときサポートを詳細に語る術がない。そして、バイオリニスト牧千恵子氏、尺八奏者大由鬼山氏、ギタリスト浅川陽氏の参加によって思い描いた形を超えた作品となった。
 今はパフォーマンスに関わる人にとにかく厳しい時代だ。だがいつの世も、「表現すること」と「生きること」が同義の人が表現者として世に立ってきた。本作は、『歌うお坊さん/Song & BowzuMan』として40年目を迎えた北條不可思のメッセージが、美しくみずみずしい旋律と共に、きっと誰かの心に届き、励まし暖めることを信じて出航する。
                   

                          2021年10月14日

                             Odetta M


画像3

『KEEP ON WALKING:真実一路 』
mono
2010年
Drawing By Fukashi Hojo :cassie

「真言を採り集めて、往益を助修せしむ。いかんとなれば、前に生れんものは後を導き、後に生れんひとは前を訪へ、連続無窮にして、願はくは休止せざらしめんと欲す。無辺の生死海を尽さんがためのゆゑなり」と。

顕浄土方便化身土文類 (末) 後序『安楽集』の文。
親鸞聖人


❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖
南无阿彌陀佛
NAMOWAMIDABUCHI 
NAMOAMIDABUTSU
『心に慈慧の響きと平安を』
北條不可思

画像2

http://fukashihojo.com./