《ひっそりささやく愚螺の牛》　♦2022　“余命”・・・

Song & BowzuMan ♦ memo＆ notes🔶北條不可思思ひ出の墓場｛竊かに末葉記｝

2022年3月24日 20:49

この私はもとより、この世に生まれたる生きとし生けるものは、その瞬間から、善人悪人、老若性別、貧富の格差、名誉地位、知識学問などの有る無しにお構いなく余命を生きている。　愚生は縁あって僧侶として葬儀の仏事をお勤めさせて頂きましたが、現在までの最高齢は１０１歳。２００も３００も歳を重ねた人はおられません。

つまり余命とは、現在唯今です。

念佛の念は今の心と書くようです。

決して今を掴み取りとどめることはできませません。

一息が止まれば人寿の終了です。

息は自：自分の心　と書くようです。

我とは何ぞや❓

　数限りない縁のおかげでつかの間の我がおるのです。因縁縁起の道理は小ばかに出来ません。唯一無二の我がここにおるのです。明日昨日のわれではありません。唯一無二の我が唯今ここにおるのです。おおよそ百年前後の間の出来事です。ゆえに【この穢愚身　唯今ここに　帰命尽十方無碍光如来】

「阿弥陀」はインドの言葉を漢字であてたものです。意味でわかる言の葉は「無量寿」「不可思議」「尽十方無碍」などになります。

阿弥陀仏の命：はたらき・お徳は、無量無限の智慧と慈悲です。この命に遇うことはまことに不可思議にして有難い出来事なのです。他人が聞いたら馬鹿げた絵空事の物語かもしれません。唯一つ変わらないことは、この世に生まれたる生きとし生けるものは、その瞬間から命尽きるまでの余命を生かされて活きている。生きるだけなら他の生物も皆同じ。生活の活は精神活動：サンズイは水の流れ真理のこと。舌は説教：佛陀釈尊のお説教と愚生は味わいます。

お説教は時空を超えたる物語です。真実のものがらを物語る詩歌です。

重度の障害を持つ息子・慈音がその昔、導いてくれて生まれた詩曲をひと葉掲載いたしたいと思います。オープニングのベルは慈音がその足の指でベルをはさみ高らかに質も量も時空を超えたるはたらきを称え讃えた音です。　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南无阿彌陀佛　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　北條不可思：法名釋難思（愚螺牛）

『Beyond The LINE／境界線の向こう側』

(2007年作）
Official recording track
（Prologue）Bell and pulse of dignity
／尊厳の鐘と鼓動 (鐘：北條慈音唯一の音源収録)
作詩作曲　北條不可思
(No more the Holocaust)

そうさ、昔乾いた大地で　人が人を裁いた
大人の腰の高さに　あの紐を張っては
そして、ラインにとどかぬ子供を　すべて焼き捨てた
そして、お気に召さないからといって　すべてを焼き捨てた
何故か、選別された子供達は殺された声で
何故か、父さま、母さま、姉さま、兄さま、"眞命いのち"を呼んでる
あわれ、死の線の向こう側に誰も行った事が無い
そして、死の線の向こう側に誰もが往くのに
Ah-　やり直しの人生誰も出来はしないから
だから、見つめ直して　今を、私は生き抜くしかない
あの世とこの世の迷いを超えた彼の岸を渡す
そして、ラインを超えたラインを歩くしか道は無い
*******
そうさ、日々の暮らしが楽にならぬと愚痴をこぼす人
強き自分になれないと嘆いている人
そして、ラインにとどかぬ自分に塞ぎ込んでいる人
そして、あいつがこいつが悪いと人を裁くその人
何故か、選別された子供達は殺された声で
何故か、父さま、母さま、姉さま、兄さま、
"眞命いのち"を呼んでる
あわれ、死の線の向こう側に誰も行った事が無い
そして、死の線の向こう側に誰もが往くのに
Ah-　やり直しの人生誰も出来はしないから
だから、見つめ直して　今を、私は生き抜くしかない
あの世とこの世の迷いを超えた彼の岸を渡す
そして、ラインを超えたラインを歩くしか道は無い
何故か、選別された子供達は殺された声で
何故か、父さま、母さま、姉さま、兄さま、
"眞命いのち"を呼んでる
あわれ、死の線の向こう側に誰も行った事が無い
そして、死の線の向こう側に誰もが往くのに
Ah-　やり直しの人生誰も出来はしないから
だから、見つめ直して　今を、私は生き抜くしかない
あの世とこの世の迷いを超えた彼の岸を渡す
そして、ラインを超えたラインを歩くしか道は無い
WRITTEN BY FUKASHI HOJO
Recordedand mixed by Sun Ashow
Producedby GURAGY
Copyright© 2007 by Special JION Music
FantasiaRecords de JION Music Factory
あの世とこの世の迷いを超えた彼の岸を渡す
そして、ラインを超えたラインを歩くしか道は無い