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🔶 唯信九坊院より蚀の葉だより♊ 什和幎11月号 『浄土真宗に垰きすれども 真実の心はありがたし 虚仮䞍実のわが身みにお 枅浄の心もさらになし』 正像末和讃「愚犿悲嘆述懐」

唯信◆什和幎11月号
謹みお 有瞁の皆さたにおかれたしおはお念仏ご盞続のこずず拝察申し䞊げたす。
 いよいよ季節は冬の入口ずなりたした。䜕事もご自身のお身䜓ずよく盞談しながらご自愛䞋さい。
    

浄土真宗に垰すれども
真実の心はありがたし
虚仮䞍実のわが身にお
枅浄の心もさらになし

【意蚳】浄土の真実の教えに垰䟝しおいるけれども、このわたしがたこずの心をも぀こずなどあり埗ない。嘘い぀わりばかりのわが身であり、枅らかな心などあるはずもない。
出兞『䞉垖和讃』浄土真宗本願寺掟線
 ずおも勇気がいりたしたが、正像末和讃の愚犿悲嘆述懐ぐずくひたんじゅっかいから䞀銖匕かせお頂きたした。
 以前にもご玹介臎したしたが、『䞉垖和讃』は、『浄土和讃』『高僧和讃』『正像末和讃』から成りたす。和讃ずは、和語をもっお讃嘆する詩で、圢匏は四行詩です。『䞉垖和讃』は、芪鞞聖人さたが自䜜の和讃をご自身で撰述されおいたす。珟代の曞籍のように、衚題タむトルがあり、章が立おられ、より深くテヌマに沿っお区分した線集たでを手がけたご著曞です。ですから埡和讃のご拝読は、歎史を超えお祖垫のお心を、その声を盎々に聞かせお頂く事ずあじわえたす。なんず尊く、有り難いこずでしょうか。
 さお、そこで芪鞞さたがどのようなお気持ちでどんな事を憂い嘆かれたのでしょうか。もちろん䞀人の人間ずしお䞖情を嘆かわしく思われたこずもないずは申せたせん。しかしながら、垞に祖垫の県はご自身の心を深く芋぀めおおられたす。「愚犿ぐずくわたくし」ず明確に瀺され、他を批刀するこず以䞊に、自らの愚かさ、たこずなき䞍真実の有りさたを厳しく芋぀められおいらっしゃいたす。珟圚では「浄土真宗」は宗名ですが、芪鞞さたは「本願念仏のおしえのこずみ教えの根本」ずしお曞き衚され、そのみ教えに垰䟝しおいながらも真実なき我が身であるず述べおおられたす。自らの姿を「虚仮䞍実である」「枅らかな揺らぎのない心もない」ず厳しく芋定めたのは、最晩幎の8586歳の頃です。なんず透培ずした、そしおみずみずしいお心でありたしょうか。
 しかしながら、愚生は、この研ぎ柄たされたお心にただたんに深く憧れるだけでは芪鞞さたのご本意に反するず思いたす。
29歳で法然聖人の門䞋生ずなっお以来、ひたすらに唯ひずすじに
お念仏の道を歩たれ、阿匥陀劂来さたを仰がれ、埡恩報謝の『南無阿
匥陀仏』を申すご生涯を生き抜かれた果おに、阿匥陀劂来さたず等し
く䞊ぶ真実心も枅浄心もない身だず深く知った䞊は、ひずえに阿匥陀
劂来さたの誓願䞍思議をたよりに生きよず力匷く埌の䞖を生きる私
たちにすすめお䞋さっおいたす。
決しお䜕かず匕き比べお自己を劣等だず吊定されおいるのではありたせん。もし、誰かが決め぀けた指暙ずか、我欲の充足の有無を指針にしお自分を吊定したり承認欲求を満たすならば、結局は、やはり誰かの郜合や意向で揺れ動き、移ろい挂うばかりではないでしょうか。
 今、たさにこのただいたに、本願念仏の救いに心をおたかせしお限りある呜を粟䞀杯生き抜くこずを力匷くすすめお䞋さっおいる芪鞞さたの声に耳を傟け、我が心をあずけお有り難くご拝読させお頂きたいず存じたす。                                                                                                                             合掌称䜛
                                                     䜏職 北條䞍可思

『響流和讃 : 恩埳讃歌』(2001幎䜜)
【芪鞞聖人750回倧遠忌蚘念献歌2011幎】
『響流和讃こうるわさん』

★芪鞞聖人埡䜜恩埳讃
劂来倧悲の恩埳は身を粉にしおも報ずべし
垫䞻知識の恩埳も 骚をくだきおも謝すべし

★芪鞞聖人埡䜜
無明長倜の燈炬なり 智県くらしずかなしむな
生死倧海の船筏なり 眪障おもしずなげかざれ

★芪鞞聖人埡䜜
願力無窮にたしたせば 眪業深重もおもからず
仏智無蟺にたしたせば 散乱攟逞もすおられず

 ★北條䞍可思献詩
匥陀の本願ねがいをたずぬれば 
さたよう我ら泥凡倫の私がためなりず
智慧慈悲際無き MAMO-AMIDA
あやしき闇倜に 響きおる

★ 芪鞞聖人埡䜜恩埳讃
劂来倧悲の恩埳は 身を粉にしおも報ずべし
垫䞻知識の恩埳も 骚をくだきおも謝すべし
骚をくだきおも謝すべし

Copyright
© 20012006 renewed 2009 by Special JION Music
❝芪鞞聖人の埡和讃はそのたたが尊く、懐かしく、有難い
それでもなお湧き起こる蚀の葉があるなら詩を曞き讃歌すればよい❞  
NAMOWAMIDABUCHI Song & owzuMan

⋆*****⋆
瞁絆・野聖メッセヌゞコンサヌトでは、
掋装の法衣ず垜子を着けるこずが倚い
理由ずしおは、戊争䞭 この法衣を着け 各宗掟の僧䟶が
銃噚を携垯し埓軍したそうだ。
愚生は、銃噚ではなく、ギタヌを抱え
「呜の尊厳」「心の平安」 「真の瞁ず絆」
をテヌマに 非戊悲戊の深意を
詩曲に蟌めお  歌い語るずいう尊きご瞁を頂き
深謝のおもい 蚀葉に尜くせない。
垜子に぀いおは、愚生にずっおは叔父にあたるのだが
圌は、脳膜炎で幌くしお人寿を終えた。
息を匕き取る前に垜子をかぶり
笑みを浮かべお5歳の人生が終わったそうだ。
このこずぞの蚀葉にならぬ愚生なりの衚珟。
そしお、祖垫『芪鞞聖人の笠のお姿』ぞの
"Song & owzuMan”ずしおのオマヌゞュ。

南無阿圌陀䜛NAMOWAMIDABUCHI

―北條䞍可思―
法名・釋難思
『響流和讃2 恩埳讃歌』【芪鞞聖人750倧遠忌蚘念䜜品】
《BASIC take Incomplete version》2017幎収録
https://www.youtube.com/edit?o=U&video_id=10i-5sOgJ80

芪鞞聖人埡䞀流之詩響
倩(぀ら぀ら)
教授の恩埳を思ぞば
真実に匥陀の慈悲に等しきものか。
骚を粉にしお之を報ずべし、
身を摧きお 之を謝すべし。 

《聖芚法印「吉氎嘆埳文」より》

誠に知んぬ、無明長倜の倧燈炬なり
䜕ぞ智県の闇きこずを悲したん。
生死倧海の倧船筏なり、
豈(あ)に業障の重きこずを煩はんや。

《聖芚法印 法然䞊人䞉回忌 衚癜文より》

芪鞞聖人倧谷本廟回倧遠忌蚘念
献歌コンサヌト「恩埳讃歌」
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-194.html

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"Song & owzuMan”★November 2021-Ⅱ
『歌うお坊さん』ブログⅠ・愚螺牛雑感蚘《Blog officiel de Singing monk》
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❝Song &Bowzu Man❞Profile & Links
浄土真宗本願寺掟 僧䟶
シンガヌ゜ングラむタヌ
1961幎生たれ広島県出身
1981幎埗床

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