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ホテルカルデアで推しに会った話

2024年2月14-15日でホテルカルデアに泊まってきた。だってそこにインド部屋があったから。


インド部屋こと、正式名称・英雄の間。

2回目のホテルカルデア開催の発表があってから、アルジュナがメンバーに入る可能性を考えてた。

男性サーヴァント二人一組で部屋を作りますというコンセプトならワンチャンある、と。ワンチャンどころか信じて疑わず、後日あった追加情報でしっかりとアルジュナの姿を確認。インド鯖、当選ですおめでとうございます。

他のそうそうたる面子を見て、怖くなったのはお部屋の争奪戦。初回のホテルカルデアも大変な人気で、抽選倍率がどこの大学入試かと言われてたのは知っていた。くじ運、抽選運はあんまり自信ないなと思っていたら、今回の予約はまさかの先着順だった。神頼みではなく、サーバーとの戦い。

結論から言えば、超人気部屋の争奪戦によりサーバーが死んでた。息も絶え絶えなサーバーくんに無理矢理入り、予約画面にたどり着いたのが開始時間の数時間後。

シングルはなく、小さなツインと大きなツインの2択。迷うことなく大きなツインを一人で予約した。等身大パネルが2つ置かれてたらまあ狭いよなという単純な理由で。もう一つの理由としてはインドの英雄二人が泊まってる部屋なら、広いほうが良いじゃんという単純な考え。

お金はないけど、推しのためなら捻出できる。年末年始に首が回らなくなりかけたけど、推しに会うことを思えば強制カイロプラクティックをしてでも首をぶん回すしかなかった。


前置きここまで。
とにかく、推しがいる部屋に泊まってきたので話を聞いてください。

場所はサンシャインプリンスホテル。サンシャイン劇場、乙女ロード、三次元でも二次元でもお世話になってる池袋。土地柄、オタクも外国人観光客も多いためか宿泊客のさばき方が凄かった。丁寧で迅速。

コロナ禍以降、宿泊行事とは一切無縁になってしまったせいでチェックインの仕方を忘れた私。しかしこちらが狼狽える間もなく声をかけられ、すぐ案内してくれた。

かっちりと決めたホテルマンの口から出る

「Fateのプランですね」

の言葉に嬉しさ半分テレが半分。古のオタクなので、公共の場でオタクな部分を出すのが未だ慣れない。


専用のカードキーでしかいけないコラボフロアーに着いたら、そこはFateでした。

シャルルマーニュ&ジェームズ・モリアーティ
高杉晋作&斎藤一
オベロン&千子村正
アルジュナ&カルナ

エレベーターに装飾されているサーヴァント8騎。当然ながら全部撮った。

教えられた部屋番号の部屋は一番奥かつ他とは反対側の入口。開けた瞬間、アルジュナがいることを覚悟して扉に手をかけたのに正面は壁でした。

あれ?と右を見ると、居る。推しが居る。

この部屋にはアルジュナともう一人、カルナが居るはずだった。が、しかし。部屋の角度、パネルの配置の関係でちょうどカルナが死角に入ってしまった。
目に入ったのはアルジュナだけ。
壁にへばりついて「ひッ……」と声を上げた。大変に失礼な話である。部屋の中に入り、近くで見る。これがアルジュナ(等身大パネル)との初の対面。おそらく、二度目はない。

アルジュナ

自身の得物を持った立ち姿なのでとても大きい。しかし圧迫感はない。アルジュナだ。アルジュナがいた。嬉しくて、眺めていたくて、イスやテーブルを動かしいてアルジュナが見える場所に配置し直す。

お茶を淹れてご飯食べながら眺めよう、と部屋の中を見渡すもポットもカップも見当たらない。それもそのはず、カルナが衝立と化していたため、見事に隠されていた。


カルナ

後ろの取っ手らしきものを使ってカルナを30センチほど動かすと、ポット類が取り出せるようになったが今度はテレビがすっぽり隠された。

これが噂になっていた怠惰を許さないカルナ。彼の背負うモフモフが全てを覆い隠しいていた。
(真面目に聞きたいんですが、カルナのモフモフって何なんですか?ファーですか?なにかの生き物ですか?鎧の一部ですか?)


二人とも大きい

アルジュナとカルナの位置を少々整えて、二人を眺められるように直してからご飯。インド部屋に泊まるに当たり、夕飯は何が良いだろうと考えた結果、地元で手に入れたネパール風焼きそば(チョウメン)で雰囲気を作った。インドとネパールは違うとわかっているけれど、アルジュナはヒマラヤ山脈とも縁がある(諸説あり)から良しとした。


お迎えしてくれるゴルドルフ新所長
新所長とネモ船長
不思議な組み合わせ

ホテルカルデアは一つのフロアー全体がコラボの会場になっている。

共有スペースには展示物、寄せ書きエリア、ガチャ物販がある。
缶バッジとキーホルダーがあり、それぞれに特殊加工(キラキラ)とノーマルの2種類が用意されている。これについてはチェックイン時にホテル側から説明があった。

「特殊加工のガチャは人気のため品切れです。通販のご案内を出しています」

ネットの情報で知っていたし、特にこだわりがない人間なので、普通のものを記念に一個買えればいいやと思っていた。


推しが出ればそれで良かった。

大元であるゲームもそうだが、狙ったものは来ない。1/8の確率とかの問題ではない。来るか来ないかの二つに一つ。
そして、こういう時は大体はずれる。

共有スペースにはソファーとクッション、そしてスクリーンが用意されておりCMや音楽が常時流れている。それを見聞きしながら、ガチャを回す人達を眺め、あわよくば交換できないかな〜と様子を伺ってみたりもした。


展示されてる立ち絵たち

宿泊は1〜2名なので、いるのは私のようなお一人様か、仲良くお話しながらガチャを回しているお二人様。

お一人様に声をかけるのは憚られ、でもお二人で楽しくしているところに割り込むのは申し訳なく……というのを繰り返してた。コミュ力が乏しいので話しかけるのが高跳びレベルで難しい。

ウジウジうだうだしながら待つことしばし、ガチャを何度か回しているお嬢さんたちに勇気を出して訊ねてみた。しかし彼女たちは自分たちで推しを確保できている強運の持ち主さんだった。

推しが出ない私に同情してくれたお嬢さんたちは私を構ってくれて、他の展示スペースを一緒に回ってくれた。いや、あれは恐らく私が勝手について歩いてた。

宝具たち
でかい
シグルド部屋もいつかくるかな
礼装が飾られてた
うちのレベル100礼装


どこから来たのか、推しは誰なのか、いつからFGOをしているのか。展示を見ながらそんやお喋りをして、とても心が癒やされた。

自分よりも遥かに年下である彼女たちが、推しのためにここに来たんだなぁと思うと、尊敬の念すら抱いた。
なにかお返しがしたいと凄く勝手なことを考えたが、まさかおばあちゃんみたいにお小遣いを渡すわけにもいかず、物を買ってあげるのも不審者になるので却下だ。

私ができる唯一のことが、お部屋に誘うことだった。断じて、変な意味ではない。

このコラボホテルは4種類の部屋がある。お嬢さんたちのお部屋は私とは異なるコンセプト。推しではないキャラのコンセプトルームを見ても面白くないかもしれないが……と恐る恐る提案したら、喜んで遊びに来てくれた。逆に彼女たちのお部屋も見に行って良いと言ってくれた。お礼どころか私が更に貰ってしまったが、それはそれとして室内が見たかったので喜んでついて行った。


ランプと香炉とボードゲーム
お部屋のイメージイラスト。宿泊客な二人。
パネル側から見た光景

詳細は省くが、推し以外の部屋も凄く楽しかった。だって知ってるキャラだもの、そして格好いいんだもん。等身大パネルは勿論、部屋ごとに用意されている概念小物もとてもいい。とても良いものを見せてもらって、たくさんお礼を告げた。


その後は夜もふけたし、何よりこれからやらなきゃいけないことがあるからと解散。

名前も聞いていないけど、会えたらまた明日〜くらいのテンションでお別れしたのも心地よかった。

私のやらなきゃいけないこと。それはバレンタインイベント。

バレンタイン当日に等身大パネルにチョコをあげる気満々だった上に、ゲーム内のバレンタイイベントの開始がちょうど重なった(ゲームは現実と同じ日にイベントをするとは限らない)

ゲーム内と同じ包装をこの日のために自作
赤い

じゃあリアルとバーチャル、ダブルでチョコを渡せるじゃないかと部屋でせっせとゲーム内チョコ集め。現実でチョコを差し出し、ゲーム内でお返しを貰う。私が悶える。私が喜ぶ。

インドらしさと推しカラーがベストマッチなチョコ

なんて楽しい一人遊びだろう。一人部屋で本当に良かった。人様には見せられない姿だ。


アルジュナとスカイツリー
カルナ(反射)とスカイツリー

気付けば外に見えていたスカイツリーもライトアップが終わっていた。

赤丸が泊まった部屋。階数と窓の模様でわかった。

余談。翌日帰るときにホテルを見上げて気付いたことだが、コラボホテル内でスカイツリーが真向かいに見える部屋はあまりないのでは?
いい景色を見せてくれた推しに何千回目かわからない感謝をした。



宿泊日は平日。私は労働後、車を飛ばして、電車では半分寝ながらホテルに辿り着いた。つまり、眠かった。推しがいる部屋で寝るのはもったいないけど、寝なきゃ明日の自分がつらい。

推しを見たいがためにカーテンは半分開けて、ナイトランプをそこそこ明るめに設定。

褐色肌のアルジュナは、お顔があまりよく見えなくなりました。

こうやって見ると、本当にカルナと対象的にデザインされている。二人とも素敵なキャラデザだ。
日光の下で見たらカルナは白くて見えにくいかもしれないと考えていたら、いつの間にか寝ていた。



おはようございます
やはりハッキリ見えるカルナの顔

朝起きたらこの光景。横にもならず立って見守ってくれている推しに感謝しながら起床。頭がしっかりと覚めるまで、ぼーっと推しを眺めていた。こんな贅沢な時間、この先一生ないだろうなと拝んでた。



突然だが、プリンスホテルはいろんな設備が凄い。コラボ云々の前に、一流のホテルであることで宿泊中に何度も感動した。

まずお風呂。ユニットバスがメッチャ広い。大浴場ないのか、とか一瞬でも思ってすみませんでしたってなる広さ。私という巨体(主に横にでかい)が悠々自適にお風呂を楽しめるありがたさ。足も伸ばせた。潜れた。嬉しくて朝風呂もした。素晴らしかったです。

あとアメニティー。豊富。化粧水乳液その他一式、助かりました。持っていったやつ使わなかった。いっぱい入ってたので足と腕にも沢山使った。

入れ物もおしゃれ

お部屋にあったコーヒーメーカー、最高。見つけた瞬間に明日の朝は絶対これ飲む!と心に決めて、ウキウキで淹れました。美味しかったです、あれ職場に欲しいです。緑茶もほうじ茶もミネラルウォーターもありがとうございました。持ち帰るとかせず、全部その日のうちに飲みました。

何が言いたいかというと、快適な朝を迎えられて、推しと優雅に朝食が取れましたというお礼。

食事風景を見守るカルナ
食事風景を見守るアルジュナ×3

これは部屋の広さもあるのだろうけど、前回のコラボホテルの宿泊者さんたちが

「推しのパネルの前で着替えられなくて、お風呂場で隠れて着替えた」

というネタとも事実とも取れるお話をされていて。宿泊前こそ私は推しに気兼ねなく目の前で着替えるわ〜と笑ってたんだけど、それが必要ないくらい洗面台まわりにゆとりと物とスペースがあった。
おかげで苦も無く、推しに見苦しい姿を見せることなく、朝の身支度ができました。プリンスホテル様ありがとう。


朝ご飯のはりねずみカレーパン。可愛い。
チョコ&バナナマフィン。美味しい。

コーヒーを淹れ、朝食を楽しみながらチョコを集めるゲーム周回。最後のせいで雅さのかけらもない。


9時を回った頃に、再度共有スペースに行ってみた。今度はガチャではなく、宿泊者たちの寄せ書きエリア。

スクリーンはCMを繰り返し流してた
ペンは各種揃えられてる。鉛筆はない。

昨日のお嬢さんたちと再会し、昨日誰にチョコ渡した?などの一見すると可愛い会話を交わすなどしてメッセージを書いていた。

プライバシー保護。白いところ全てがメッセージカード。

12月下旬から始まっていたコラボなので、メッセージやイラストは壁一面に貼られており、圧巻の一言。

推し部屋に泊まった報告、推しのパネルの感想、次は誰々のコラボルームが欲しいなどの要望。とにかく愛しかなかった。


残りの時間は部屋に戻るかなぁと考えていたら、お隣にいた女性の一人に声をかけられた。

「ガチャ、回しましたか?」

わかる、昨夜は私が聞いた側だから。そして女性は続けて探しているキャラ名を言った。

持ってる。私、昨日引いた。

優しい女性は私の推しを所持していた。持ってきます!とお部屋に取りに戻ってくれた。待っている間、女性のお連れ様とお互いの推しが手に入って良かったです等の話をした。

そして彼女たちのお部屋がまた違うコンセプトルームであることを聞き、厚かましさ全開で

「お部屋、見せ合いませんか?」

と提案した。出発までのRTAルームツアーの開催だ。戻ってきた女性と缶バッジを交換。そしてすぐさまお部屋へ。昨夜見せてもらったお部屋も、朝になれば雰囲気が違う。勢いで写真を撮らせて貰ってから、私の部屋へ。

スカイツリーを探せ(明け方ver)

推しどうのこうのよりも、部屋から見えるスカイツリーの話題が一番盛り上がってたかもしれない。

風景にしても部屋にしても、一人で観て満足してた光景を人様と共有できたのがとても嬉しかった。

そして女性たちのお部屋。まあ、黄色い声が出たよね。大人気のコンセプトルームだから。見られると思ってなかったから遠慮せずに踏み込みました、ごめんなさい。

出発時間ギリギリのところにお邪魔してしまって申し訳なかったなと反省し、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

お嬢さんたちも、女性たちも、本当に親切にしてくれて、推しに会いに行くという大きな目的以外でも、いい思い出が作れた。


チェックアウトまでの数十分は本当に推しを眺めてた。

アルジュナを知り、好きになってもう何年も経っていて。有り難いことにゲームは続いているし、アルジュナ本人やその周りの供給もある。大好きが継続していること、大好きが増していること、幸せにして貰っているなと再確認した。

ゲーム画面以外でアルジュナと一対一でこんなに長く対面することはこの先ないとわかっているから、この時間を大切にしようとずっと見てた(決して、カルナさんを無視していたわけではない)

紙を継ぎ足して大きさを出してくれてたり
細かい装飾も形通りに切り抜いてくれてたり
大きいからと端を切り落とすでもなく
くり抜くのは大変だったろうなと
等身大に起こしてくれてありがとう

パネルの隅々まで見て、顔を見て、この人は愛されているなと嬉しくなって、満足して。

アルジュナとカルナの二人にありがとうございましたって頭を下げた。

最後に、お礼の一杯。

この二人に会うことはもうないんだな、って思いながら部屋をあとにした。


時間ギリギリにチェックアウト。その後に余韻として残しておいた、ホテル内のカフェでコラボドリンクを頂いた。これは色々あったけど割愛。プリンスホテル様の対応は神でした。



で、ですね。

アクリルスタンドってあるじゃないですか。アクリルパーツでアクリルの板を立たせるやつ。

マスコットを置くためのスタンド
アクリルスタンド

あのパーツ、落としたらしくて。本体は無事なんですが、付属パーツがね、なくてね。

帰り際に落とし物としてフロントに届いてないかなー?って訊ねたら、ホテルの方がですね。


「まだお部屋に戻れますので、お客様の目で確認して頂いて宜しいですか?」


って。


数十分前に今生のお別れを告げた彼らの周りをグルグル回って探しましたが、パーツは見つかりませんでした。
ホテルの方にお詫びをし、再度部屋を後にしました。


100均で新しいの買います。

あー、楽しかった!

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