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眼福耳福NEO

「NEO PIANO CO.LABO.」というライブ配信を視聴した。かてぃんさん、菊池亮太さん、けいちゃん、ござさんの4人のピアニストにドラムとベースギターを加えた無観客ライブである。場所はオープンしたばかりのZepp Hanedaというホール。超かっこいいステージであった。

詳細はこちらを読めばOK。プロは仕事が早い。写真がきれいで素晴らしい。
https://spice.eplus.jp/articles/273013

当日は休日で、家族がみんないて夕飯の時間で、どうしてもスタートの時間に間に合わず。実際に会場に行くんだったら家事なんかほったらかして行けるんだけどな。オンライン配信は見直しができるのがいいな。やっとログインできた時には菊池さんがソロで演奏しているところだった。画面の左上には現在視聴している人の人数が、2.4千人と表示されていた。

ということでオープニングの30分は後から見直した。
ドラム、ベースと始まり、のっけからかてぃんさんが、けいちゃんのまさかりキーボードを抱えていて面くらった。いつもは、平置きの鍵盤たたいている人だから新鮮!
もう最初からかっ飛ばしていて全員の息もぴったりで、何年もバンド活動やってたんじゃないの?と思ったくらい。次の残酷な天使のテーゼはピアノ2台の連弾。ピアノの配置が絶妙で、両方の奏者が同時に一つの画面に収まるのがすごいと思った。

ステージが進み、菊池さんのソロ。菊池さんが弾いてる時はピアノの鍵盤が柔らかくなってるんじゃないかと思う。いつもスケールとかアルペジオとかすごいよなーと思う。端から端まで余すところなく使う。腕痛くならないのかな?
技術的な面は当然で、しっとりと聴かせるところも。やっぱりプロはすごいな。

菊池さんからござさんのソロ。今回いちばんノリノリだったのは彼だと思う。本業は音楽とは関係ない仕事らしくて絶対に素顔をさらさない方だけど、今回はさすがに被り物ではなかった(マスクしてたけど)。ござさん実力があるんだから、もっと突き進んでほしい。今いちばんもったいない人だと思う。

今回MCにまさかの着ぐるみが登場。カワウソとリス?中の人がボイスチェンジャー使ってしゃべってる?曲の進行の説明とか、ステージのすみっこで正座して手拍子してたり画面がシュールだった。
解説が入ったSummer rain から情熱大陸という進行。グランドピアノが2台、シンセが4台?(それとけいちゃんのまさかりキーボード)を4人が代わる代わる弾いていくスタイル。ピアノも1人で弾いたり連弾したり、それぞれのアドリブを交え、シェイカー振ったり踊ったり、えらいことになっていた。やっぱりドラムやベースギターが加わると迫力が違う!

そのあとかてぃんさんのソロ。初めて披露するオリジナル曲。もうここでガラリと空気が変わった。ホントにこの人の演奏は上品だなーと思った。続いてドラムとベースを加えての演奏。まさにOn fire!って感じ。

ステージが暗転してすぐにけいちゃんの演奏。YouTubeでも公開しているおなじみのオリジナル曲を2曲。今回打ち込みじゃないドラムとベースが入って、そしてステージ上で演奏できて感無量だったんじゃないかなあ。ああ、ここまで来たんだねえ。

演奏を終えたけいちゃんが、かてぃんさんを呼び今回のライブのために二人で作ったという連弾曲を披露。先にYouTubeで公開されたKABURAYAというスピード感あふれる曲。途中で席を入れ替わったり、見せ場ありまくり聴かせまくり。

さあ、残すところあと2曲を全力で駆け抜ける。
最後は4人が1台のピアノに集まって、ちょろちょろっと弾きだした。Spainだ(おばさんは何度聴いてもあのフレーズは覚えられないと思う)。今回のメンバーがピアノ2台でこの曲を連弾した動画がアップされたのが去年の11月の終わりのことだった。初めて見たとき、この人たち何やってんだ…と驚愕したものだ。始まりはそれだった。それが一年もたたずに、こんな形になるとは誰が思いましたかね。
なんか第一段階をクリアしたような感覚がある。ここからまた次の段階へ、かな。YouTuberという肩書はもういらないのかな。普通に彼らはギフテッドでミュージシャン。音が見えている人たちなんだ。

今回無観客で拍手が無い物足りなさがあったと思うけど、そこは私ら凡人オーディエンスがコメントや生霊飛ばして応援したんだから何かしら届いたでしょう。観客いなくても無茶苦茶盛り上がっていたぞ。ほんとにその場に居たかったなとつくづく思う。
でも、観客がいない分大胆なカメラワークができたんじゃないかとも思う。手元もよく見えたし。円盤にしてほしいくらい。照明、撮影、音響、配信…スタッフの皆様もお疲れ様でした。今テレビはすっかり斜陽だけど、今後はきっと独自の配信が増えて、こういう仕事は無くならないと思うので頑張ってください。

今回のコンプリートチケットには、アフタートークの視聴とPDFパンフレットがついてきた。アフタートークではアンコールとして蛍の光の即興アレンジ(ん?丸の内サディスティック入ってる?)が演奏された。
PDFの終わりには“to be continued”の文字。次は観客を入れて…ということかな。年に一度くらい続けてほしい。あ、ござさんは次はマスクとってドレスアップね(上から目線)。

ライブの後で、着ぐるみの中の人がまさかの総合プロデューサーの事務員Gさんだったという衝撃のネタばらしが。事務員Gさんもnote に書いていらっしゃるので詳細はそちらで。リンクは貼りません。つか、メンバーの似顔絵うますぎ。

※勢いで書いて(描いて)ます。勘違いしているところがあったらごめんなさい。


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