★星に押されて推しを推す

画像は12月22日夕方の木星（左）と土星。グレートコンジャンクションっていう20年に一度くらいのイベント。ホロスコープ上ではそれくらいの頻度だけど、実際の空でここまで近づくのはめったに無いみたい。コンデジのズームめいっぱいで撮影したけど、土星は輪っかのせいでいびつに見える。
うんと昔、実家の庭から土星を望遠鏡で見たことがあるけど（弟がセッティングした）、ちゃんと輪っかが見えて感動したのを思い出す。

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大波乱だった2020年が暮れようとしている。人の流れが止められるとどうなるか、痛いほどわかった年だった。当たり前のことが当たり前でなくなる、そんなことが身にしみた年でもあった。

しかしおばさんはむっちゃ楽しかった。

街や交通機関は一時は人が少なくてスカスカだったけど、人混みは嫌いだしうるさいインバウンドもいなくて快適だった。スーパーのレジの精算中に後ろからぐいぐいくる老人もいなくて、平穏だった。パートの仕事は減っちゃったけど、もともと肉体労働できつい作業だったのでいくらか体が楽になった。自分の時間が増えて好きなことができた。マスク作ったり、ピアノ弾いたりできた。

ピアノ演奏動画には去年からはまっていたけど、今年ここまでいくとは自分でも思っていなかったし、家族も驚いたんじゃないかと思う。演奏会に出かけるとか、今年ほど身の回りに音楽が流れている年は無かった。

今年の後半はずっと現行の火星が牡羊座にいて、私の出生の太陽を押していたようだ。太陽なんて普段使っている気がしないんだけど、今年はやりたいことやった感がありあり。
春先に自分のソーラーリターン図を出してみたら月と金星がセクスタイルだった。そりゃ趣味が楽しいわな。

プログレスの太陽のサビアンは「油田の掘削」。松村先生の本には、他人を出し抜いてでも勝ちに行く、みたいなことが書いてあった。出し抜くはやり過ぎだと思うけど、演奏会の感想についてはアタシ絶対書く！動画にもコメントつけたい！みたいな意気込みが入っちゃって暴走気味だったかも。もともと出生図に水星と冥王星のオポジションがあるので、もう1人の自分が書けとせっついてくる
（サントリーホールの記事を書いたら一週間で250ビューいただきました。読んでくださった方ありがとうございました）。

その他には現行の冥王星がずっと出生の木星（蟹4室）とオポジション。いつになくおうち時間（配信チケット代とか）に散財した。それに加えて、出生の水瓶月に現行の天王星（すみませんさっきまで海王星って書いてありました間違いです）がスクエア。つぼぼさんのサイトからアスペクトの解説を引っ張ってくる。暴走気味なのはこれだったか↓

ダブルチャートで凶角であれば、周囲にアピールするには最適の時でもあります。しかし、個性や自己主張が強まる反面、間違った自己表現をしがちです。冷静な自己観察が必要です。他人と同じことをするのでは満足できない人は、この時期に、あなたのオリジナリティを証明する好機を得られるでしょう。
（星占い師つぼぼのホロスコープ講座より）

推しは推せるときに推せ、という言葉がある。本来は推す対象者が急に活動をやめたりして推すに推せなくなったりするから、という意味らしい。だけど、おばさんくらいの年齢になると自分の身に何が起こるかわからないから、今のうちにできることはやっとけ、動けるときに動け、みたいな感覚である。温泉歌手とか、芸能人の追っかけをやってるおばちゃんたちの気持ちが、今はわかる。

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土星も木星も水瓶座に入った。水瓶の意味するところは、自由とか平等とか、テクノロジーとか。独り勝ち、みたいなのは受け入れられなくなるのかもしれない。みんなでシェアするのが一般的になるとか？
コンサートだって今まではチケットが取れた人だけが会場で享受していたけど、ライブ配信が普通になればより多くの人が楽しめる。今年いっぱい観たからねライブ配信。来年も楽しみだなライブ配信。

ただ、今後ますますIT技術が発展していくので、ついていけないと大変かも。コロナのせいで、自動精算機が一気に増えて（ミスドよお前もか！）おばさんは戸惑うばかりだ。電子決済ももっと普及していくだろうね。
以前、大臣経験のある女性議員が、〝サーバーは増やすんじゃなくて、時代はもうクラウドなんですよ！〟などとトンチンカンなことを言っていたな。この女性議員、私と同じ年齢で…いやもうなんというかいたたまれなくなりましたな。もうね、おばさん置いていかれますね、ええ。
あっ、逆に物々交換が増えるかもよ。物じゃなくても労働対価とか。根拠は無いけどそんな気がする。

先日ヤマハの配信で、よみぃさんとかてぃんさんが初音ミクの曲を連弾しているのを見て、あーこの人たち我が子世代なんだとつくづく思った。初音ミクは娘がよく聴いていた。もうこの年代が台頭してくる時代なんだ、世代交代なんだなーとしみじみ感じた。

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気になるのが今後の火星の動き。昔に読んだ占星術師の記述に、火星が長く一つのサインに居続けた後で、次のサインに移ったタイミングで大事件が起こりやすいとあった。来年の正月明けあたりになるんだけど、どうなるかなと。それから1月20日に現行の天王星と重なるので、そこらへんも要注意なのかもしれない。まだまだ感染も落ち着かないしねえ。各自できることをするしかないのだが。

とにかく希望は捨てずに、皆様よいお年をお迎えください。