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果物大好きです🍊

こんにちは。
一昨日、自宅にサプライズなお届けものが届きました。
送り主は「わかばやし整形外科」の院長、若林英(わかばやしえい)先生。
品物は「果物」と書かれています。

わかばやし整形外科クリニックは当院から歩いてすぐのところにある
クリニックです。

大阪国際がんセンターで治療を開始する前、3月初めに
急に右足が腫れて真っ先に診ていただいたのがわかばやし整形でした。
後述しますが、若林先生には今回だけではなく、以前にも
お世話になったことがありました。

6月末、母が自身の診察で受診した際には、私が無事退院したことも
ブログを読んでご存知で、本当に安堵し喜んでくださいました。

私自身も一度ご挨拶に伺おうと思いつつ、タイミングを逃していた矢先に
若林先生の方から果物が届いたのでした(冒頭の写真)。
メロンとスモモを取り出してみると、さらに下には梨もありました!

シャインマスカット みかん 梨

果物大好きです!ありがとうございます!
直接お礼を伝えたくて、訪問のタイミングを見計らっていたところ
(今朝、診療前に伺ったのですが、すでに待合に患者さんたちが
いっぱいで難しく、診療後に再トライしようと思っていました)
若林先生の方から、午前の診療後に当院に顔を出してくださいました。

「大変でしたね、でも何より元気な顔を見れてよかったです」と
労ってくれました。
本当に、ご心配をおかけしました汗。

実は、若林先生にはちょうど5年前にもお世話になっています。
(なんとも病気の多い私です、汗)
2019年2月某日、右肩の激痛に続き、突然右腕が上がらなくなりました。
診断は「頚椎症性神経根症」
頚椎の椎間板ヘルニアによって、神経根が圧迫されたのでした。
(長年の長時間デスクワークが背骨に負担を与えていました。)

頚椎症は私の年代では比較的よくある疾患で、
首から肩、腕にかけてのしびれがしばらく続くものの、
自然とよくなったり、冷えると悪化したりを繰り返し、
保存的に経過をみることが多いです。

けれど私の場合は発症も急性で、症状も深刻でした。
ある日突然、右C5神経根がほぼ完全に圧迫されてしまい激烈な首肩の痛みと共に
三角筋(腕の上部・外側の筋肉)が麻痺して右腕が上がらなくなったのでした。
頚椎のMRI検査でもしっかりヘルニアが神経を圧迫しています。

圧迫が取れないまま長期間経過すると、筋力低下が元に戻らなくなり
一生腕が上がらない危険性があると聞いて、ショックは大きかったです。
若林先生からは「1ヶ月待っても腕の筋力が戻らなければ、手術をした方がいい」と言われました。

発症してから数週間、腕はいっこうに上がりません。
何より神経痛の痛みは激烈で、少し首を後ろに沿っただけで
右肩に激痛が走ります。
本来は頚椎の圧を低減するためにも、横になって安静にするのが一番です。
さいわい、私の場合は右腕の三角筋の筋力低下のみで、
手指は不自由なく動かせたため、カルテ入力などのパソコン作業はできました。
なので、右肩の激痛に耐えながら診療を続けました。
苦労したのは、乳腺エコー検査です。
プローブは、左手で右腕を支えながら動かす必要がありました。

仕事だけでなく、右腕が全く上がらないので生活もかなり大変でした。
髪を洗うのが特に大変で、左手で右腕を持って頭の上に乗せ、
重力で右腕が落ちないように
少し体を左に傾けて両手で髪を洗うので、とても時間がかかりました。

そんなこんなで今思い出してもなかなかハードな数週間を過ごしました。
そして、結論どうなったかというと。。。

手術せずに済みました!
ちょうど4週目くらいで腕が上がるようになったのでした!!
これには私も驚き、何より若林先生も衝撃を受けていました。
(おそらく若林先生は脊椎脊髄の専門ですから、不可逆的な筋萎縮が
起こる前に手術を考えていたと思います。)

腰椎のヘルニアが自然消失するケースはたまにあるそうですが、
頚椎では珍しいと聞きました。
後日、2019年5月に撮ったMRIではニョキッと飛び出していたヘルニアが
完全に消失していました。
本当に奇跡的でした。

その後、しばらくはうっすらとしびれが続きましたが
程なくそれも消えて、今では全く後遺症なく過ごせています。

久しぶりに5年前のあの頃のことを詳しく思い返して、今ブログを書いています。
その後、コロナ期間に登山をするようになって、痩せ細ってしまっていた
右腕(三角筋)もモリモリ太くなりました。
今回の療養でまた少し細くなってしまいましたが、また育てます^^
今日、若林先生からも「また登山行ってください」と励まされました。

また山に登って、両腕を力強く万歳して山頂でヤッホーと叫びたいですね。
(今後、山ブログも書きたいなと思っています♪)










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