自己紹介と、U1Wと。

始めに

この記事はUnityゲーム開発者ギルドAdventCalendar2020 12/15の記事です。
基本的に内輪向けのテンションである事をご了承ください。

自己紹介

名前:だー1
年齢:30歳(来年1月で31歳)
職業:プログラム系フリーランス
好きなStreamer:DeToNator
好きなVTuber:笹木咲
好きな音楽:夜好性
好きなハンバーガー:ダブルチーズバーガー
好きなおでん:ちくわ

3Dアバター:下の記事の4番目「ぬけがみ」で、真ん中でド緊張しながら俯いてる男が、7年半前の私です
https://www.4gamer.net/games/000/G000000/20130408039/
(なお、今の私はただの太ったオッサンの模様)

Unity1week

一応Unityゲーム開発者ギルドのアドベント記事なので、過去のUnity1weekのゲームを作る上で、気を付けた事を書こうかな、と思います。
この記事を見てる人の大半は、u1wについてご存じだと思われるので、詳細は割愛します。
(キニナル方はくぐりましょう! その参加ハードルをな……)

私は今まで5回ほど参加させて頂きましたが、一度だけ総合Top3に入ったゲームがあります。
https://unityroom.com/games/shoot_for_find

他にも、とみさんダイゴさんとチームで参加した
10ターン後に死ぬ勇者~魔王様はギリギリの戦いをお望みのようです~
が総合22位に入っています。

(なお、僕が一番気に入ってるゲームは「ConnectBreak」です。)
良ければあそんでね。

まぁ、恐らく皆さんが(比較的)興味があるのは、ShootForFindだと思うので、このゲームについて書こうと思います。

ShootForFind

まず最初に、一年ぶりにぶっちゃけますが、
このゲームは、「u1wで上位を取るために作ったゲーム」です。
心の底から作りたいと思ったわけでも、技術検証の為でも、売る為でもありません。
いわば自分の腕試しとして作ったゲームとなります。
後はまぁ、ターゲットを指定したマーケティングの練習も多少兼ねているかな……。そんなかんじです。

では、u1wで上位を取る為にはどうすれば良いか?
銀の弾丸然り、絶対的なモノは無いと思いますが、僕が上位を取る為に気を付けたのは、以下の点となります。

全てがシンプル(最重要)
・出来る限りアセットを使わない
好きなモノを作る
快感を感じさせる
開発者仲間に媚びを売る

全てがシンプル

全てってなんやねん?

では、ここで「全て」というものに何が含まれているのか、言及していきましょう。

・タイトルがシンプル
ShootForFind!!探す為に撃つ!!ドシンプルですね。シンプルすぎて、u1w以外では、通用しないかもしれません。が、僕はu1wでは、逆に活きていると考えています。

・仕様がシンプル
お宝を探すために撃つ。以上!!!う~ん、シンプル!!タイトル回収全一!!
実はこのゲーム、かなり運要素が強いので、自機を移動させてブロックを狙い撃てるような仕様も考えていました。
 しかしそうすると、操作が増えて煩雑になるため、オミットしました。

・もう全部シンプル!(面倒になるな)

では、何故シンプルが良いのか?
既に参加されている方はおおよそ予想出来ているでしょうが、それは作品数が膨大だからです。
よほどゲームが魅力的でなければ、仕様が多ければ多いほど、ちゃんと遊んでくれる確率は減ります
ゲームは楽しいものですが、疲れるものでもあります。
疲れた状態では、正しくゲームを楽しむことは出来ません。
不必要な情報はそぎ落とし、シンプルな仕様に落とし込みましょう。
(その分、演出に力を注げればベストです。)

出来る限りアセットを使わない

ナンデ?って思う方もいるでしょうか。
僕も思います。(え?)

ちなみにここでいう「アセット」とは、DotweenやUniRx、Odinなど、
開発が便利になる系は除きSynty Studiosの3Dモデルや、その他美麗なイラスト等の事を指します。

恐らく「一週間で作ってねぇじゃん!」とか、「デザイン系の方が参入しづらくなるし……」とか、単にチート行為じゃね?って思ってる方とか、色々あるのでしょう。
いずれにせよ、今までの経験則的に、使うと評価は下がる気がしています。
u1wで上位を目指す場合は、使わないほうがいいでしょう。しらんけど。

好きなモノを作る

モチベとか、そういう話ではありません。
これは持論ですが、「好きじゃないジャンル」のゲームを作ったとしても、「そのジャンルが好きな人」のゲームには勝てません。
事前にリサーチしたとしても、実際に作ってみないと分からない事も多々あるでしょう。特にu1wの場合は、制作期間は1週間しかありません。
分からない事を調べながら作る時間はないのです。

u1wの上位作には、パズル系のゲームがいっぱいありますが、しかし私は、パズルゲームが大の苦手です。どのゲームも、クリアどころか、プレイすら苦痛に感じる有様です。(他意はありません。ごめんなさい)
もし、私のような人間が、仮にパズルゲームを作ったとしたら……。
大爆死し、ランキングに掠りもせず、自信喪失してしまう事は明白です。
あぁ、僕には才能がないんだ……と。
ただ好きじゃないだけなのに。

纏めると、要は、好きこそ物の上手なれ。ということです。

快感を感じさせる

僕が書くのを飽きてきたという事は、皆さんも読むのを飽きてきたという事なので、手短に行きましょう。
これも持論ですが、「人が快感を感じるための条件」として「最初に苦痛を与える事」が必要だと思ってます。

例えば、運動後のお水が、とても美味しく感じるように。
例えば、仕事後の休日が、とても嬉しく感じるように。

それはゲームでも同じだと考えています。

ShootForFindでは、簡単に苦痛と快感を与えるため、敢えて運要素を強めにしています。
なので、運が悪ければ全然壊せず、クソゲー認定してすぐ辞めた人も居るでしょう。仕方ありません、そういうゲームです。
しかし、一度ブロックを軒並み壊す快感を知ってしまうと、あぁ、もう一度あの快感を味わいたい……と思うはずです。
この感覚は、爽快感を感じる事が当たり前のバランスでは、感じることが出来ません。

また、このゲームではプレイ時間が1分間と、とても短いスパンでリトライをすることができます。
これも重要なファクタです。
運要素が強めのゲームでは、気軽にリトライできる環境は必須でしょう。

開発者仲間に媚びを売る

何言ってんだこいつ?

u1wでの評価は、開発者同士が決め合う相互評価となっています。
開発者はライバルであり、お客様でもあります。
勝たねばならない相手でありつつ、好印象を持ってもらう必要がある相手、というわけです。
u1wでは、無名の方のゲームでも、面白ければ総合ランキングに入る余地があるのは素晴らしい事ですが、媚びを売って損はありません
困ってる開発者が居れば、ねらい目です。ガンガン知識を共有し、褒め合い、恩を与えて、高評価を入れてもらえるよう努力していきましょう。
また、その方法はリプライではなく、DMがオススメです。
第三者から嫉妬/辟易され、低評価を入れられる危険性をなくすためです。

何書いてんだこいつ。

お客様やお得意様、または上司等に好印象を持ってもらう事は、実際の仕事ではとても重要な事です。何も間違っていません。ポジショニングです。しらんけど。

終わりに

大事な事なのでもう一度書きますが、最重要項目はシンプルであることです。好きだからといって、超難解な音ゲーRTSなんて作っても、多分受け入れられないでしょう。しらんけど。いけるかな?
後はまぁ、配色や演出も私なりに気遣って作りましたが、私自身がその道のプロというわけでもなければ、一朝一夕で真似できるようなものでもないし、単に飽きてきたので、書かない事にします。
もしご興味があれば、TwitterやギルドのDMでお尋ね頂ければ、回答します。たぶん。

終わりに2

今回は上位を目指す事に着目しましたが、u1wはコンテストではないですし、一番の目的は楽しむ事です。
技術の勉強に利用するもよし!ミニゲームを作った実績を求めるもよし!
用法容量を守って楽しく祭りましょう。

終わりに3

前回のVarious denseは、心の底から作りたいモノを作ったので、
次回のu1wは、売れるモノを作ろうと思っています。(願望)
が、普通に仕事納めと忘年会で忙しすぎるので、どうしましょうね……
いや、言い訳じゃないんですよ。本当にいそがsご清聴ありがとうございました。

おまけ

良かったら遊んでくださいね。
https://szmiyako.blogspot.com/2020/12/blog-post_14.html

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