すべてを音楽に変える

井上ヤスオバーガー先輩の歌。

今回の記事とは関係あるようでホントは特に関係ないですが、素敵な歌、ほんと。シンガーソングライターとしてのものすごい覚悟を感じる。そのタイトルを付けた曲を、こういうふうに表現するという、とても粋な、バーガー先輩らしい表現と個人的には思う。

さて。

てにをはみたいなヘリクツみたいな話なんだけども、すべてを音楽にするのはまぁ、可能だろうと思う。
いろんな物事が琴線にふれるような、そんな感受性をもっていることが大事なんであって、なんでもかんでも歌にすりゃいい、という意味じゃない、と思う。

俺は会社員なので仕事で使う資料を、まぁ、作る機会はもちろんあるんだけど、ちゃんと目的に合わせてというか、言いたいこと、合意したいことが伝わるように、伝わりやすいように心がけるよねもちろん。得意じゃないなりに、だけども。
一方、歌が、ステージの表現が、そのように聴こえない、見えないことはしばしば?ちょいちょい?割と?ある。
仕事で使う資料って、手抜きしてるなぁとか、熟慮してないなぁとか、すぐわかるんだよね。でも、このページはそれでいい、むしろそれがいい、とかある。

ソングライティングと仕事の資料は全然違うけど、似てるところもあるなぁと思う。

基本的に俺がライブを見るスタンスは「素直に受け取る」なので、なんかやりたい事が見えないな、理解が難しいな、という場合でも、きっとそのようにしたいんだろうな、と素直に受け取る。
あとは相性と好みだ。

ただし、「日常を歌う」っていうキャッチフレーズは俺も全くそうだと思うんだけど、日常をほんとにそのまま無理やり歌にしてるようなのをたまに聴くと、無理して作んなきゃいいのに、と思ったり、いや、何かしらの意図があるのか、とか、その演者にとっては大事なのかな、とか、そうやって自己完結する。
仕事のプレゼンなら、お付き合いもするし「検討します!」とはいうものの、不採用だろうなぁ、という感じだ。

そのへん、吉田チキンはすごい。(すごい例として今最初に思いついた)彼女は、日常をめちゃくちゃ意外なところから切り取る。で、それをちゃんと伝わるように変換する。ものすごいと思う。
演奏も度胸もすごいけど、特徴というか、彼女の魅力の真ん中はその、一撃だと思う。
みんな色んな武器を持っていてそれぞれかっこいいけど、かなりできる人が限られたアビリティというか、相当カッチョイイスタイルの一つを体現してると思う。ストイックで大変だべなぁとは勝手に想像するけど。一年近く会ってないけど。

まぁ、好みでしょうけど。
あと、いっぱいいる演者を俺が知らないというのももちろんあるけども。

とはいえ、誰もが奇をてらうというか、「こんな奇抜な切り取り方しました大会」みたいになってもつまらないと思う。というか、本質から離れる。

優秀な実業家は、日常の風景から金脈が見えるんだと思う。素晴らしい(俺が好きな)ソングライターは日常の風景や出来事からいろんなドラマや感動が見えるんだと思う。

(俺が好きな)音楽は奥深く、人間らしく、魅力的だ。
素晴らしいなぁ。

今日は本当に久しぶりに、会いたかった人に会いに行って、元気に会えた。

LIFE!

※自分が書いた文章を見返すと、ものっっすごい人気ミュージシャンみたいなデキテル感を醸し出してるよねー。ドノツラ下げて笑
といいつつそのまま公開ボタンを押すドМ45歳。

ショージンします!!