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自由連想法による文章練習【36】

 ちゃつをと極道龍やその他フォロワーたちを青梅に移住させる作戦を練り出して眠れなくなりながら 左小指の付け根を強く圧した日本は復活するその過程で人口が二百万くらいまで減ると 出口王仁三郎がそう言っていたらしい小川さんはしまるこの範疇にもその人はいた とりあえずパンナコッタを回避したとはいえ すでに八割の日本人が毒を仕込まれてしまったかもしれない復活の指揮を取るのはなんと高市早苗らしく もともと密かに彼女を注視していた僕はその預言を否が応でも脳裏に焼きつけた防災村 いや 映画アカウントを潰して青梅移住をちゃつをたちにうながすやる気スイッチは 高尾山の女仙人やサイババの食事論を読み聞きした監獄において それはやっぱり自分の道とは違う山に籠るにしても熊に襲われた軽トラはすべて食べ物が決める行動 もしもカフカが自由の身だったら社会から抜け出すしかない多くの準備を達成した汚名は 何らかの手段を塩麹と混ぜ合わせた彼にしても同じことで 「世界中の食習慣を正せば戦争はなくなる」という意思をこめてオープンした「飢餓食堂」は「おかわり禁止」のフレーズがSNSを通して面白おかしく先走っていった そもそも解脱を果たした聖人は 文字や文章に真意をこめることの困難をよく熟知し カンサロがソウオウとシリョウを解放したことでリボクの破滅に繋がるかもしれない井上尚弥の強さにしても 突き詰めていけばそもそも人間にとって”不必要な強さ”に違いない邯鄲の攻防でソウオウがカンサロを助けるというシナリオ もっといえば自分の言葉や文章を残してしまったことをあの世でひどく後悔した人々は その狭い範囲に作りだしたそれぞれの宇宙で真我を目指し やがて破壊された個性があらゆる愚者と否応なしに結束する安心安全完全調和の世界 すなわちすんとるーの大塚山公園でおにぎりぱくぱくの夜はおぼろ月を微笑むピーやピヨたちもるるだった頃 祖師ヶ谷大蔵でポスティングのアルバイトをしていた僕は月収7万くらいだったかわりに過ごせた穏やかな今は月収0円で 昨夜も意味不明な大量の寝汗で八回も着替えたらしい父と会うことはたぶんもう二度とない蝉さんの一生 そう 一週間も百年も変わらない なぜならカゼインの含有量が圧倒的すぎる牛乳を毎日校庭の花壇に投げ捨てていた僕もたぶん神の恩寵を授かった唯一神と対面できるはずで そのために食事を正すべき出会いにも僕は導かれた 神とは第三者ではなく紛れもない私たち自身 私たちの人生は本性たる”神”に戻るため 進化を超え回帰を成すための子供だったらどう思うか 頭ではなく全身でおぼろ月を見ながら昔を思い出した僕は防災村をやっぱり投げ出し 「飢餓食堂」のほうがよっぽど神の道にそったそれをとりあえず小説に書くことにした それからシェアキッチンで青梅野菜を使った料理をふるまう日曜美術館は 福田平八郎の漣と自由連想を比較したマグロステーキが別に一番というわけじゃなく そもそも完全な確信に至るもっと手前の”とりあえず書き止めずにいるから良し”としているだけの適当 ていうかオザムのレシートにそんなに激しく絶望しやがる前にも 歯茎が痛いと何回も言っているのにやっぱり一瞬だけ西友に行きたいなどという堀うんちベットリすぎる態度に これからもまだたくさんの困難を乗り越えなければならないのが見え見えすぎた哀れは 砂山から雄平のアシュラマンをいとも簡単に盗み取ったリアル つまり枠チンポコにしろ食生活にしろ リアル社会で真実を口にすれば少数派のキチガイや陰謀論として一蹴されてしまうオチは 菓子パンや肉をムシャムシャしながら無駄死にロードを突き進む彼らもまた哀れの極みとはいえ この世は常に戦国であり 歴史を凝視すれば今日を含めて平安だった瞬間はほぼなく 今となって真実を知るわれわれにしても 一つか二つ前の過去世では菓子パンや肉をムシャムシャする愚者だった だから“この世という地獄”にあらためて突き落とされた私たちの敵は「外」ではなく私たちの「内」にいる私たちは実のところ平和なんて望んでやしない 自分と自分の家族さえ幸せなら十分という強力な悪としてそれぞれが戦争に加担し 自らを首絞めもがき苦しんでいる心を すべての想念を 一刻も早く静めようにも 肉食100%女と結婚したのがそもそも間違いだった と はっきりそう言ったとしても ソチャならむしろ笑って流せるかもしれない歯茎の膿がいい加減生物兵器だった多くは 低次の愛もひっくるめてすべて繋がっている だから少なくとも僕自身はキッシンジャーたちを責められない気持ちがふたたび疼きだした彼らのほうが犠牲レベルはむしろ甚大で くず野菜の味噌汁の出汁は昨日お浸しで出したチンゲン菜の茹で汁を使っていると わざわざカウンターの奥から顔を出してすん店長がいった もとより「何が正しいか?」なんて実はみんなわかっていて 朗読会に集まった彼らもみんな家族で幸せな国の玄米は 税込みなんと二千七百円まで値上がっていながらツルムラサキも買った歯茎の膿がついに峠を越え 無知を取り除き 蛙の声のように心を在りのままに澄んだわいわいレベルの同調 そしてついに山林レンタルで芸術と真我の森を実現する目途が本気でつきそうになってきたこれもきっと天の導きがしまることの間 あるいはジモティで伊豆大島のキャンプ場が80万だったタイガとオガリュウやちゃつをと純一たちも含んだ解脱があらゆる人類を味方にした 一方で日野といったり神奈川といったり佐久間といったり…… 全体的に野口すぎた腸内環境によって引き起こされた森田の分際は 渋谷から三茶がまだ新玉川線だったダイテンの車内で 毎日三食や週五の労働 一日八時間の睡眠や貯金 保険 住宅ローン 車 結婚 子供など…… 本当は欲しくもない不必要なそれらを「欲しい」「必要だ」と思うようにコントロールされながら 氷とナッツだけ買いにいった自分にこそ大いに責任があることを遂に自覚した 実際「汚れた腸が病気をつくる」の著者バーナードジェンセンは 断食を始める前に数ヶ月間玄米菜食で腸内を整え さらに浣腸をしておけば2週間くらいの断食ならよゆっこシャンシャンらしいキャンプとかアウトドアとか二の次なそんなもんがやりたい連中の協力も得ながら「真我の森」と名付け カラオケやウルトラ自由連想をぶちかますとか極道龍とともに全身カラフル絵の具に塗れての人類百億総回帰ゴッコ 時間も空間も無制限にあらゆる奇声を試しながら裸踊るその宇宙は 車の確保のためにタナカを呼び出し せっせと備蓄なんかするより 少食や玄米菜食で腸内環境を整え 一週間くらい余裕で断食できる体を作るほうがヨッシングゼロな場合においても 具なし味噌汁や野菜だけを食べて 炭水化物を抜くとか あるいはグレープフルーツなどの果物ジュースを飲むとかする断食をヨガナンダ先生は勧めています 故に水のみの断食を突然やってしまった僕はとてつもない便秘になって 野田病院で浣腸を打つやドバドバ下痢を飛び出し ありがとう!ありがとう!と 本当に涙ながら浣腸を打ってくれた看護師さんに感謝した 


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