宇宙一分りづらい愛

　もしも僕が、高校を卒業してから今までずっと働いていたら、１億円は余裕で稼いでいただろう。だから僕の書くものには１億円の価値がある。僕がこれまでマトモに働いてこなかったのは、世の中の職業の99％が詐欺だからだ。僕からすればほぼすべての職業は「オレオレ詐欺」とかわらない。そんなものに、貴重な人生の時間を費やすなんて実にウンコな話だ。そう、社会人は全員悪人だ。善人は僕しかない。僕は僕以上の善人を見たことがない。

　今日はこれから妻の便秘と戦争だ。ずっとウンコが出なくて昨日ついに全身に黄疸が出るまでになった。だから今日一日は妻のウンコに費やす。あらゆる手段をつかって妻のウンコを掻き出す。１０時になったら西友で浣腸を買ってくる。だからこんなくだらん文を書いているヒマはない。でもこんな文でも有料にしてしまう。ここから先は有料だ。いや、どこで有料にするかはぜんぶ書いてから決める。あるいは時間限定で無料にするかもしれない。あるいは次の一行で終わるかもしれない。すべては僕の心が流れるまま、徹頭徹尾、超好き勝手書く。それがこのサイトの「売り」でもある。

　僕は僕の書くものに５万ぽっちも払えない奴に用はない。そんな奴は読者ではない。公開処刑に群がるただの傍観者だ。僕はだいたいいつも自分を処刑している。文章で自分と家族を傷めつけている。今さらその理由を説明する必要はないだろう。知りたければ５万はらって僕の書いたものを隅々までぜんぶ読めばいい。

　僕は傲慢だろうか？いや、どうもそうじゃないらしい。と、「傲慢とは何なのか」の記事を読んで思った。僕には圧倒的な自負がある。人類全員を敵にして戦ってきたという自負だ。僕は人類全員を憎悪していた。いや、今もそうだ。僕は今も人類全員を憎悪している。なぜ僕をめがけて空から金が降ってこないのか？僕は不思議でたまらない。

　そう、僕はずっとこんなことばかり書いてきた。５万払ったところでこんな文章を延々読まされるだけだ。だから買う価値はない。が、一部の人にとってはそうじゃないだろう。