進撃のWEEK【Day1】

進撃のWEEKを受講し、ワークショップのアウトプットとして下記にまとめる。

今まで、自分が文系進学者とくらべて理系科目は学習範囲も広く大いにインプットされる機会は多くあったと自負している。
また社会人になり前職では、技術者として新人2人でインフラ向け電力変換器の制御設計開発を任され、「分からないことがあったら、なんでも聞いてね。」と開発室に放置プレー。

分からんことが分からん。

分からないことを聞くと、分からない単語でレクチャーされ、余計に分からないことが増える。

とっても辛く、食らいつくために日々無意味な?残業で全部自分でひとつひとつひたすら調べながら手探りで業務にあたる日々だった。
思い返せば、インプットばかりでアウトプットの場はあまり経験がない。
まして、このようなnoteなどのツールを使いこなせる自信は今はないが、努力はしてみたい。


さて。
Day1の企業経営理念の構築をしていくうえで、キーワードを下記ピックアップした。
1.変化
2.本質
3.面白さ

今私は設立53年にもなる中小零細企業にてパッケージ、包装資材卸として三代目社長となるべく日々、営業活動や社内バックオフィス業務の効率化、会社販売システムの再構築など手広く勉強している。
前職では、給与や福利厚生面で大きく優れていただけに、正直実家業を継ぐには相当の覚悟がいった。
何度もその悩みで、泣いたり怒ったり、数少ない周りの経営者の方や同僚、妻に相談してもらってきた。
浪人もして挫折を味わい、国立大学に進学し大学院まで進学し大学院では次世代半導体の国家プロジェクトの研究に携わってきた。
しかし、親族や実家の会社社員からしてみれば、

浪人もして大学院まででいつまで学生で遊んでんだ?

会社継ぐのに半導体の研究?はんどうたい、ナニソレ?

、、、辛かった。

話が逸れそうなので、
またこの辺りは別の機会に文章として残してみたい。

こういった経験もあり、不安を胸に実家業を継いでみたわけだが。
半年経ったあたりから、前職よりも給与20%は減り業務内容も幅広くなったが、どうだろう。意外と楽しめてる・・・、むしろ自分の長所を生かせてる。そんな気すらしていた。

この会社を継ぐまでの期間とその半年間、じっくり自分と向き合い続けワークショップからピックアップしたキーワードから下記のような自信の価値観を確立している。

変化を恐れず、物事の本質を見据える。
面白さ・興味・好奇心はすべての原動力。
和を以て貴しとなす。

中小零細、昭和のバブルを生き抜いた・経験した世代がいるため変化を好まない。
仕事が多い、人手不足や業務に対する文句は言うが、その根本にある原因を追究しようとしない、本質が見えていない。
プラスチック包装は悪者にされ、どんどんエコということで紙に代わってきたが、じゃあ紙ってそもそもエコなのか?本質まで深く探求しようとしない。
何事も面白さ・興味・好奇心があれば、いつの間にか時間を忘れ、気づいたら仕事になっていた、そんな時代に来ていると感じている。
かといって、得意先だけが得をする、弊社だけが得をする、仕入れ先だけが損をする、そういったビジネスモデルは構築したくないので和を以って、ただしビジネスである以上、お金儲けが必要ではあるがお金だけでない何かメリットをすべての立場の人が享受できることが必要と考える。

パッケージ包装資材というものは、
商品が届いたときにファーストインプレッションを与える重要な要素だが
すぐに捨てられてしまうもの。
だからこそ、そのバランスをよく吟味し、
一方でパッケージは大切な商品を保護し、引き立たせ、わくわくするような包装を提案できるような企業にしたい。

企業理念としては、
「商品が売れるための黒子役になる」
であると今回のワークショップから結論づけてみました。

慣れないセミナー、慣れないツールの活用、、、
視座の高い方々と接する機会は、中小零細企業という狭いコミュニティーに入り込んでしまい、ほぼ皆無だったが
もう少し頑張ってみようと思います。


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