第28のトコロ:災害伝言ダイヤル(体験)
人生折り返し地点を過ぎた訳アリ独身女性が「興味あったものの今まで行ったことなかったトコロ」を今体験する。
昨今の事態を鑑みて、急遽、災害伝言ダイヤルを体験することにした。
※災害伝言ダイヤルの利用は無料🆓です!
というのは、災害伝言ダイヤルの「存在を知ってはいたけど使い方がわからない」に加えて「毎月体験可能期間があると知り練習してみたくなった」からだ。
一年における体験可能期間は
・毎月1日、15日(00:00〜24:00)
・正月三ヶ日(00:00〜24:00)
・防災とボランティア週間(1月15日9:00〜21日17:00)
・防災週間(8月30日9:00〜9月5日17:00)
である。
大地震が起きると、被災地以外でも携帯電話が止まることがある。そこで今回想定したのは以下のシチュエーション。
「夜寝ている時地震があり、幸い揺れは大きくなかったが、スマホが通じず情報がない。家族が無事かもわからないので、まずは自分の無事を伝えてみる」
このシチュエーションで必要なのは
・大事な人の電話番号は手帳などにメモしておくこと
・事前に公衆電話の位置を把握しておくこと
・伝える内容をメモしておくこと
だ
※災害伝言ダイヤルの利用は無料🆓です!
さて本番。
私は録音、再生機能の両方を試すため、家族と自分のスマホに連絡した。
まずは171を押す。
↓
案内が流れ、録音なら「1」を、再生なら「2」を押すよう言われる。
↓
録音なので「1」を押す。
↓
伝えたい相手の電話番号を押す
↓
30秒以内で伝言※を残し、「9」を押す
※伝言は30秒以内なので、要件をまとめねばならない。
私の伝言は以下の通り
「◯◯(姓名)です。
怪我もなく無事です。
〜(地域)にある自宅マンションに在宅避難しています」
当たり前だが「災害伝言ダイヤルに録音しといたよ」という連絡はできない状態なため、相手がいつ聞くかわからない。
普段から、家族や友人、職場の方と、災害伝言ダイヤルの話をしておくとよいだろう。
では、そんな家族や友人が、こちらの安否を知るために、災害伝言ダイヤルを使用するにはどうしたらよいか。
まずは171を押す。
↓
案内が流れ、録音なら「1」を、再生なら「2」を押すよう言われる。
↓
再生なので「2」を押す。
↓
知りたい相手の電話番号を押す
↓
再生される
↓
ガイドに沿って電話を切る
操作自体は難しいものではないが、災害時は混乱しているだろう。
なので、日頃から持ち歩いている手帳に171のやり方をメモしたり、年に一度体験して訓練してみたらどうだろうか。
自宅付近の公衆電話設置場所については
https://publictelephone.ntt-east.co.jp/ptd/map/
読んで下さる方のため、15日0時に試してみた。体験可能期間はあと23時間弱あるので、この機会にぜひ試していただきたい。
次回更新は台風次第です。