DLCで始める格闘ゲーム(KOFXV)雑談とおもって読んでくだされ④
達人クラスになった俺だが、達人ランクって言うほうが正しいのではと、なんだかマヨっている。(ここで言うマヨっているは、迷っているであって、マヨネーズをかけている。マヨネーズを使用している。マヨネーズになっている。ではありません。)
達人になると、同ランクだけでなく、1個上の覇者ランク、1個下の師範ランクをメインに、対戦することになるが、ある傾向が出始める。
ランクではなく、特定の攻防に負けてしまう。
っと言う現象である。
代表例は、離れたところから、飛び道具で距離を取られて、近くで飛び越えたら対空技、遠くで飛んだら突進技、前転したら弱攻撃連打→必殺技、そして再び離れて飛び道具…みたいな…これはマジでやる気なくなる。
この強いとか、本人の能力じゃなくて、感情を感じない方法論は、マグレでもルール内なんだけど、マジで嫌だと思う。
追うの面倒臭くて、棒立ちで死んでしまうこともある。
一定の行動を追いかけるのって、ゲーム感より作業感が圧倒的に勝って、なんで相手の自己満足のために、自分のプレー時間を割いて、嫌で不毛な追いかけっこをしているのだろうって思う。
あっイカンイカン、ちょっと本筋からズレたが、他にもキャラの性能上どうにもやりにくいとか、ついクセでやる行動に、毎回付け込まれて殺られるなど、大小色々あると思うが、攻防が安定して来たことによる。
得手不得手が顕著になってくる。
自分の場合、最初の二人、シュンエイとロックが、スピードタイプで、先鋒に使うシュンエイが通じないと、ロックも良い結果がでない。
なので、シルヴィ・ポーラポーラさんで、強引に押しきれないと、勝てないって状況によくなっていた。
そんなある日、ある出来事があった。
追加DLCキャラ、四条雛子(しじょうひなこ)の登場である。
四条雛子は、自身の通う超お嬢様学校に、相撲部を作るべく、KOFに参戦している。
ゲームや漫画の世界における「お嬢様」は、個人的に、記号としてかなりスキな部類に入る。
ストーリーファイターのカリンが、高飛車なのに対して、雛子はおしとやか系、ゲームや漫画の世界にしかない、空想上のお嬢様、新加入ということもあって、早速、サクッとシュンエイを外してチーム入れてみた。
「うおっ!っっよ!」
雛子には分かりやすい強さがあった。
相手の攻撃を、一定フレーム防ぎながら攻撃に転じる必殺技があったり、出だしに無敵のある投げ技があったり、立ちガード不可の遠距離技があったり、バリエーションの多い特殊技があったりと、中々にぶっ壊れ性能なキャラだった。
特によかったのは、近距離立ち強キックが、下段判定になるところで、雛子の、自分にとっての使いやすさが、ものすごくあった。
なにより、今はなくなってしまったが、四股(遠距離で立ちガード不可)を、下段当て身されると、距離に関係なくなぜか投げられるというのが、自分好みで採用の理由となった。
四股自体は、四股を踏んだ衝撃で地面が揺れ、相手が転倒するという、ゲームらしい技なのだが、特定のキャラ、ここでは、ギース・ハワードと言うキャラの当て身投げ(下段)で受けると、お互いが画面の端と端にいても、有無を言わさず、ギースの所に瞬間移動して投げられるのである。
もちろんバグなんだけど、そこにしびれる~って…当時はなったんだよぬ。
DLC開始したばかりだけあって、ネット対戦で、みんなが雛子使い。しかも俺は、ギースが相手だと、意味なく距離をとって、四股を踏みまくり、投げられて自滅する遊びにハマってしまった。
そのせいで何度負けたことか……
ん~、改めて書くと、自分でもよくわからん負け方だ…
でも雛子が自分に合ったのか、師範クラスに負けることが、少なくなった。
でもここで、一つの問題が起きた。
「どうにもこうにもロックが良くない!!」
そう、オレはキャラが弱いと感じる順に、シュンエイ、ロック、ポーラと使っていたのだが、シュンエイとロックが同じスピードタイプのせいか、後に使っていたロックが、シュンエイの劣化版のような動きになっていた。
「なんであの激弱に引っ張られてんだぁぁぁぁあ〜……!」
って、本当に声が出たけど、理由は解ってんだ…だって…シュンエイは…
「先鋒だから!1番多く使用してるからあぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」
これぞKOFあるある!チームのなかで1番弱いのを先鋒にしてたら、1番鍛練度が上がってメインキャラになっていた件!!
なろうばりのいらない子成り上がりストーリーである。
よく見られるのが、麻宮アテナ目当てで中国チームで始めたら、チンゲンサイやシイ・ケンスウの強くなると言う現象!!(今回はこの二人いないけど)
こうして、スピードタイプのシュンエイ、バランスタイプのポーラ、パワータイプの雛子の3人で、覇者ランクへと足を踏み入れた。
そしてここで、大きな壁にぶち当たってしまった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?