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キモシェアハウス漂流記第九話

キモシェアハウスメンバーの年齢は最年長の1990年生まれのサスペンダーズ古川さんから始まり、1993年生まれのガクヅケ木田。

そして1994年生まれ、今日本で1番スーパースターの大谷翔平世代であるのが俺とフランツ土岐だ。

芸歴は土岐が5年目で、俺が11年目で芸歴自体は6年も違うがビタビタに同い年なのだ。

土岐と2人になったときは「今大谷翔平世代や言われてるけど、今だけやんなぁ笑」「はぁい笑」と傷をぺろぺろ舐め合っている。

キモシェアハウスに住んでから古川さんは基本自分の部屋、そして木田は北海道で出稼ぎをしているので土岐と時間を過ごすことが1番多い。

俺が小学5年生のとき、土岐も遠い街で小学5年生やったんや…と思うと、よく分からない感覚なのだが、その会ってなかった期間を埋めないと!と言う感情が湧いてきて、それを取り返したいと、喋りまくっている。

あと、同じ漫才をやっているという共通点も相まって住む前から仲は良かったが、ここ最近より仲良くなって、つい最近「キモシェの鎖」という体制を編み出しながらダラダラした。

どんな怪力男もこの鎖を外すことは出来ないぜ。

この体制で各々のことをしながら俺が「ハゲ〜笑」と言い、携帯を見ながら土岐が「つむじがデカいだけですよ笑」みたいなやり取りをしている。

そして朝まで喋って、気絶するように寝て、起きたら大谷翔平がホームランを打っている。

キモシェの大谷翔平世代は深夜のリビングでどんなことをしているか、ここからは有料なので気になる方は是非。

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