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2023年4月締め請求書のお手紙

私たちデザインモリコネクションは、陶磁器デザイナー・森正洋さんのデザインした製品の卸売を主な活動としていて、毎月、お取り扱いいただくショップのみなさまへ請求書をお送りしています。
ふと思い立って、2021年9月分から、請求書を発送する際、お手紙を同封するようにしました。その時々に思ったことなどを書いています。何を書いたか保管しておく意味もあり、noteに置いておきます。
請求書をデジタル化した方がいいんだろうけど、その場合、こういうお手紙をどういう形でつけたら良いのか、悩ましいところ。


いつもありがとうございます。

2023年4月末締めの請求書をお送りいたします。

私たちデザインモリコネクションは、私ともうひとりの仲間との2人で、検品・出荷・連絡など、業務・作業を分担して行っていました。3月末、急遽、事情により、もうひとりの仲間(仲間と呼ぶと共同経営のようにも感じられますが、そういうわけでもなく「従業員」と呼ぶのになんとなく抵抗があるので、この呼び方をしてみています)にしばらくお休みが必要になりました。現在は私ひとりと、友達と友達の友達、計3人の方にそれぞれ時々お手伝いにきてもらいながら、業務をしています。

このようなわけで、ショップのみなさんからご注文をいただいてから出荷まで、時間がかかってしまっていて、上記の事情を説明しお詫びする連絡を、順次、みなさんへお送りしています。

出荷や検品などのいわゆる「作業」については、いくら早くしようとしても限界があります。急ぐことでミスが出たりもします。必要な「時間」が、必要なだけ、必要になるのが「作業」です。なので、ひとりが長時間作業したとしても限界があるため、誰か他の人と一緒に作業して、「作業」にあてる「時間」を増やす必要があります。ひとりで作業すると1時間は1時間ですが、ふたりで作業すると、ひとり当たり1時間だとして計2時間になります。

デザインモリコネクションを始めた私の父・小田寛孝であれば、ひとりであっても、徹夜をして、とにかく早く出荷をするのかもしれません(実際、ある時期など、土日祝日も休まず、細切れに仮眠しながら、夜中も作業していたようです。「ひとり3交代制だ」と言っていました)。

ですが、私にそれはできません。夜は寝たいですし、妻と一緒に子育てや家事をし、休日には妻・子と公園で遊んだりしたいので、対応するべき仕事がたくさんあったとしても、普段の生活のペース・リズムを崩さないよう、心がけています。変化があるとすれば、時々、朝5時に起きて(猫に起こされることが多い)、1〜2時間ほど読書をする時間があったのですが、それを仕事に使うことでしょうか。まさにいまその時間(現在は4月20日の5:42)で、この文章を書いています。

今週(4月17日の週)と来週(4月24日の週)は、ひたすら出荷作業をして、ゴールデンウィーク中の仕事に使える日と、5月8日の週は、会社の法人税・消費税の申告準備のため、事務仕事をする予定です。出荷の遅れについては、私以外の人にも出荷作業を手伝ってもらうなど、解消に向けて努力をしていきます。この状況はしばらく続くと考えられますが、どうぞご了承いただければ幸いです。

2023.4.30

デザインモリコネクション有限会社
小田寛一郎

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