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スタートアップに新卒入社する決断と、決意。

これまでの人生で最も大きな決断、最もリスクがある、と少なくとも自分ではそう思う決断をしたので、そこで生まれた決意をまとめてみようと思います。

何を決断したか

端的に書くと、大手企業からいただいていた内々定を辞退し、ベンチャー企業に新卒入社するという決断をしました。内定式直前の時期に、一度承諾していた内々定を辞退することとなりオファーを決断してくださった企業に対する申し訳なさ、自分に降りかかる様々なリスクは認め、理解し、正対した上で、自分なりに決断をしました。

それぞれの人に自分として伝えるべきと感じた想いを伝えて決断したので、ここではそれに伴って生まれた決意を書こうと思います。
決断の背景や理由は、追ってどこかにまとめられればと思っています。

決断を経て、決意したこと

①自分が大切にしたいと思う人をとことん幸せにすること

これは今は、特定の誰かというわけではないですが、自分と関わってくれている人、自分がこの人を大切にしたいと思う人をどこまでも幸せにする努力をしようと決めました。

その中には、生活をともにする人、仕事をともにする人、その他様々な方が含まれると思います。今回強く想定したのは「生活をともにする人」です。現実を直視したときに、やっぱり生活の中で人を幸せにするには、一定のお金が必要だということは間違いないと強く思います。そして、大手企業ではなくベンチャーに入社することで、少なくとも直近の金銭的余裕は減りますし、事業・会社・自分自身が成長しなかったときのリスクも大きいです。新卒であればなおさら、ということは自覚しています。

他方で、自分が大切にしたいと思う人と暮らし、仕事をし、その人を本当に幸せにするという点については、自分が最も譲れない、譲ってはいけない部分だと常々考えています。それは第一義的に自分にしかできないことであり、最低限これができれば自分が生きている意味があったと思える部分だからです。

その上で、ダイレクトにここにつながらない決断をしたからこそ、どんな状況でも「自分が大切にしたいと思う人を幸せにする」ことに対して、環境のせいにせずに向き合う。このことをはじめに決意しました。


②誰にとっても仕事がワクワクしたものである世界線を全力でつくること

これは、今までの人生における経験と思考から、現時点での「仕事を通じて成し遂げたいこと」になります。そのため、これからの人生で違う価値観が生まれれば、変わることも十分あり得ると思います。

ただ、変わらないこととしては、自分がつくりたい、つくるべきと思える価値を実現することに、どこまでも執着すること。目指しているものをすり替えたり、妥協したり、無理やり自分を納得させたりしないこと。それを具現化していけるように、自分自身に力をつけることと向き合い続けること。これらを体現した人生・キャリアを目指して努力します。

③自分を育ててくれた人、支えてくれた人に恩返しをすること

今回、自分は「この選択を全力で正解にしたい」と心から思える選択をすることができたと思っています。
ただこれができたことは、自分以外のところに多くの要因があります。

ここまで育ててくれた両親・家族、切磋琢磨できた友人、様々なタイミングで出会った恩師、経済的にも人間的にも支えてくださった奨学金財団、人としてビジネスマンとして成長させてくれた会社の方々、相談に乗り応援してくれた方々。

これらの方々に、それぞれの形、それぞれのタイミング、そして自分らしい形で、恩返しをしたいと思います。

今の自分があるのは、ほとんど自分のおかげではありません。謙虚にひたむきに、そして自分自身の責任で、未来を切り拓いていきます。

偉そうできれいなことばかり書いてきましたが、まだ決意しただけで何も為し得ていないので、まずは地道に一つずつ目標・約束を実現していきたいと思います。

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