ぼくとナイキとファンベース

note、完全に三日坊主でした。
久々に文章を書いてみたくなりまして!

みなさん『ファンベース』ってご存知でしょうか。


人口が減りモノや情報が増えた今、企業が持続するためには自社のファンを中心にコミュニケーションやキャンペーンの企画をすることが大切であるという考え方です。

僕がはじめてファンベースという考え方に触れたのは1年ほど前で、ファンベースカンパニーのさとなおさんと津田さんのセミナーを運良く拝聴できたことでした。そのあとすぐにさとなおさんの著書『ファンベース』を購入して今でも愛読しています。

それからは『もうこれからのマーケティングこれしかないじゃん』という確信と共感を得まくりまして、自分の講演でも勝手に語ってるほどです。(関係者の方ごめんなさい)

ちなみに僕は『ファンになってもらうには深い顧客接点が必要であり、深い顧客接点はリアル店舗を活用すべきである』という理念で、企業とユーザーのマッチングを行う次世代型ショールームのシェアリングサービスを運営しています。


ぼくが『ファンベースで間違いない』と思う理由は自分が運営しているサービスが多くの方にご評価いただき、リピーターやご紹介を頂くことも多くなってきたということもあるのですが、それ以上にあるブランドのいちファンとして効果を実感しているからです。

そのブランドとは、こちら。

NIKEです。

3年ほど前『SHOEDOG』というナイキ創業者フィルナイトの自伝に出会うまでは全く見向きもしなかったブランド。『あぁ〜遠足の時ナイキのリュック持って行ってたわ』くらいの思い出しかないブランド。

これ、読んだ方は気持ちがわかってもらえると思うのですが、SHOEDOGを読み終わったその直後ナイキのスニーカーを買いに行ったことは言うまでもありません。(写真ははじめて買った270というシリーズです)

そこからはナイキの歴史を学んだりコミュニティに参加したりアプリを毎日チェックしたりして、今に至ります。いまではスニーカーはナイキしか履きません。休日の洋服もだいたいナイキです。

しかもぼくがあまりにもナイキナイキナイキ言ってますので、同僚や友人が『そんな言うなら買ってみようかな』と購入報告してくれたりとか。(思い当たるところで5〜6人います)

ナイキの観点で言いますと製品ではなくストーリーに触れさせて僕の心を強く深く動かし、年間購入額0円だった人間をいきなりファンにさせちゃったわけですね。しかもこのファンは勝手にPR活動してくれてるわけです。

こんな人が1000人でもいたらと思うとヤバくないですか?この1000人が更にそれぞれ3人をコミュニティに巻き込んでくれたら3000人増えるという風に、、、これがファンの強力さです。

企業はファンに継続してファンで居続けてもらうために、さまざまなファンベース的コミュニケーションを行う必要があります。買ってもらってからが始まり、ファンになってもらってからが始まりなんですね。ナイキはその辺も上手いんですよね〜。

自社の既存のマーケティング手法に限界感じてきたな、、という方々にはこのファンベースという考え方は本当にオススメです。

新刊『ファンベースなひとたち』はファンベースの考え方を漫画でわかりやすく学べるのでビジネス書が嫌いな人もスラスラ読めますよ。

ではまた。

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