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37歳のトルコ植毛記③(植毛手術中・直後)

今回は実際の手術から術後の様子について書きたいと思います。

手術の様子

カウンセリングが終わるとすぐに手術室に移動して以下の順で手術が進んでいきました。

  1. 移植先の穴開け

  2. ドナーエリアの穴開け

  3. ドナーの採取

  4. 移植

手術前は、麻酔もするし大して痛みは感じないだろうと高を括っていたのですが、実際には全身麻酔ではないので割と痛みを感じることがあり、特に2と3の途中には通訳さんを呼んで麻酔を追加してもらったりしました。

私の手術は午前10時にスタートし、約2時間半ほどで1‐3の工程を行い、その後30分ほどのランチ休憩を挟んで午後1時から移植作業をスタート、午後3時はすべての工程が終わりました。休憩を含めて5時間程度の手術で、計2,200株を移植したと聞きました。

時間は思ったよりも短くて良かったなという感想です。
他方、株数は1,500~2,000株程度、最大でも2,500株までというリクエストを出していたので思ったよりはやや多かったかなという気がしますが、特に不満もありません。

なお、移植を担当されたのは看護師と思われる女性3名(いずれも英語は話せません)でした。トルコ植毛ではよくあることのようですが、手術中に1) よくそんなに話すことがあるなというくらいずっと喋りっぱなし(ほぼ私語)、2) BGMに合わせた鼻歌、3) 舌打ち、の3つは私も経験しました。結構これらを不満に思ってレビューされている方も多いですが、私自身は予めそのつもりで臨んだというのもありますし、日本がきちんとしすぎているので外国だとそんなものだろうなという感じだったので特に気になりませんでした。
合意していないところに勝手にバリカンを入れられたとか、痛くてもそのまま続行されたといったことは一切ありませんでした。

ただし、手術を担当したのが看護師と思われる若い女性3名だったことについては、事前の話と異なり、ちょっと腑に落ちない点があったので次回投稿で記載します。

手術直後

手術直後の頭はこんな感じでした。

前から
右から
左から

痛々しいですね。
既存の髪の毛はご覧の通りパリパリに固まっていました。手術中に何度か頭部へ液体をかけている様子だったので、おそらく手術しやすいようにジェルのような整髪剤的なもので既存の髪を固めていたのだと思います。やはり坊主にした方が手術はしやすいのでしょうね。

なお、生え際を下げたように見えますが、実際は生え際中央のピーク(一番低いところ)から1‐2㎝程度刈り上げてその部分にも植えただけで、生え際の下限は変わっていません。生え際から1‐2㎝の密度をアップしつつ、最も優先順位の高かったM字部分にしっかり植えるといった形になったかと思います。

終わってみてみると、生え際のラインは思ったより直線的だなという印象です。カウンセリングの段階では、仕上がりのイメージをなかなかしづらい中で大胆なジグザクをお願いする勇気もなく、この程度(前回投稿参照)で良いかなということで合意したのでまぁ仕方ないなと思っています。多少の不規則性はありますし。

手術直後の症状としては、軽い頭痛と頭が重たい感じ・突っ張る感じがありました。頭痛については処方された鎮痛剤を飲んでだいぶ良くなったと思います。

手術後は通訳の方から薬やハットなどを受け取って、午後4時前にはホテルに戻りました。前日の睡眠時間がかなり短かったこともあり、そこからネックピローを装着して昼寝し、午後7時くらいに起きてEURO2024を観て、日付が変わる頃に就寝しました。
が、軽い頭痛や頭の重たい感じがあり、また、ネックピローを装着したままだと首に負担がかかって熟睡できないこともあり、夜中は2、3回起きてしまいました。

私の場合は日本からの渡航ではなく、イスタンブールも先々月に旅行で来たばかりで特に観光したいということもなかったので、なるべく早く自宅に帰るべく2泊3日の最短プランでお願いしました。
次回投稿では、手術翌日(7月2日)のクリニックでの洗髪から帰国までの様子について記載したいと思います。

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