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ラズベリーパイ:ロガー制作日誌01

写真は、本当のラズベリーパイですが、この話題はそうではなくて、ワンボードコンピュータのラズパイでロガーを制作していこうという日誌です。

皆さんご存知のラズベリーパイ。いや、知らないよって? そういう方は、こちらをどうぞ。私が解説するよりずっと親切ですw

以前にラズパイを使ったことがあるのですが、かれこれ5年くらい経ってしまったので、イチからやり直しです。

何が出来るかといえば、PC的に使う事、サーバーとして使うこと、組み込みのボードとして使う事などです。モバイルバッテリーくらいで動く軽量小型のPCだと思えばイメージとしてはオッケーです。

それで今回何がしたいかといえば、ラズパイをロガー(記録を録る)に使いたいんですね。トマト栽培の。トマトを栽培しているのはトマト日誌に書いているのでそちらを参照ください。

何はともかく畑の状態を定量化してみようかなと思い立ち、なんならトマトも観察できるといいなあと思っています。最終目標は、温度や湿度、地中温度、可能なら地中のPHなどのデータと、定点カメラによるトマトの成長の観察です。

さくっと出来るかは、よくわかりませんがまあ調べながらやればきっとすぐに、いや数ヶ月で、いや来年には、、、、ま、その辺りは適当ですが、作ってみたいなと。

実は数年前から計画はしていたんです。けれど、なかなか腰が重くて手をつけていませんでした。じゃあ、なんで今回、その気になったのかといえば、実は思わぬ形でラズパイが手に入ったんです。

先に新しいギター購入について書きました。

新しいギターがきてから、当然のように古いギターの登板回数が減りました。あまり弾かないなら、ということで古いギターは友人に譲ることにしたんですね。以前、ギターやろうかなと嘯いていた友人がいたので。

そしたら友人は律儀にお礼がしたいとの事。欲しい物をリクエストしてくれと。お礼なんて気にしなくても良いといったのですが、逆の立場で考えてみて、もらいっぱなしは少し気が重いかも? と。それで以前から買おうと思っていたラズパイをおねだりしてみたんですね。そしたら、快くプレゼントしてくれました。

ということで、わらしべ長者よろしく、お古のギターはラズパイに変換されました。(他にもいくつかプレゼントもらっちゃいました、ありがとう)

今回はロガーなので、余計なものはないModel A+をチョイス。しかし、このサイズで1.4GHzって、、、いっときATOMが流行りましたけど、ほぼ匹敵してますよね。余計なものないとはいえ、Wifi、Bluetoothやカメラポートがついています。なんだか時代は流れています。

ボード以外にひとまず開発に必要なのは、

0.ボード(ラズパイ3ModelA+)
1.MicroSDカード(OS用&データ用、今回は16GBを使用)
2.キーボードとマウス
3.HDMIケーブル
4.電源アダプタとケーブル(5V、1A程度:昔のスマホのアダプタ代用)

5.モニター (既存のモノを流用)

残りで、手元になかったのはHDMIケーブルなので、それをハードオフで330円でゲットしました。それとなんとなくUSBマウスも(330円)。帰りに百均に寄ったら、HDMIケーブルが売ってました。値段は一緒でしたが新品が買えるなら、そっちの方が良かったかな? というわけで、皆さんはまずは百均でチェックです。

MicroSDカードにOSを焼くときはカードリーダーライターが必要です。ひさしくカードリーダーなんて使ってなかったので、百均へ行って簡易的なものを買いました。下記と同じものです。


今日は、出だしの作業で、まずはMicroSDにOSを入れて、起動する所までのメモを書きます。

1.Raspberryのホームページにいく。(PCで)
https://www.raspberrypi.org/software/

2.ホームページから、Raspberry Pi Imagerをダウンロードする。
 昔は無かったものです。というか、これでいいのかわかりませんが、かつてフリーソフトを利用していた部分がオフィシャルに組み込まれたのだろうと推測しました。

3.MicroSDをPCに認識させる。
 実はメインマシンのWindowsで読ませようとしたら、全然だめで、カードリーダーが使えなかったんですね。代わりにMacを使ったら大丈夫でした。

4.Raspberry Pi Imagerを起動して、OSを選び(Raspberry Pi OSにしました。が、私の目的だと違うOSの方がいいのかもしれません。あとで変更するかも。)、ストレージを選んでライトする。この作業の風景はYoutubeにありました。

ここまでが前段階ですね。OS入のSDカードをつくったという。

5.ボードに色々接続。HDMIケーブルでモニターと接続。microSDを刺し、キーボードとマウスをセット。最後にアダプターから電源ケーブルをつなぐと。

6.OSが無事に起動したので、言語や場所のセットアップ、モニターサイズも余白の黒があるかを尋ねられるので、あるとチェックしてから、再起動。

7.OSが無事に再起動して、余白もなくなりちゃんと起動した。←いまここ。


さて、次回はひとまずボタン押しくらいのプログラムを書いて、試してみますかね。ひさしぶりに。Pythonは前回ラズパイを触った以来書いてないのですっかり忘れてしまっていますが、まあ、なんとかなるでしょう。

それになれたら、今度は温度計やらのセンサー類をゲットしないとだめですね。

おそらくですが、私の用途だとラズパイはかなりのオーバースペックかなと思います。将来的にはシンプルな仕組みのものに切り替えるかもしれません。

今後問題になるのは、データ取りの際の起動とシャットダウンの仕組みなどでしょう。畑に備え付けるとしたら、2週間くらい、いや数ヶ月くらいはそのままログを取り続けてほしい所です。

全然、できるかわかりませんが、まあ調べつつ、失敗しつつ完成を目指したいと思います!

では、次回。

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