見出し画像

ダイエットの方法:ロードバイク

ダイエット成功しました!! まだリバウンドはしていません。というか継続中です。その経過について書きますね。

 昨年の健康診断で、メタボ予備軍の称号をめでたく頂いてしまったので、ダイエットを試みました(ちなみに、腹囲が男性が85cmで、女性が90cmなのはどうしても納得いかないのですが)。2018年の11月から2019年の5月までに、おおよそ10キロ痩せました。どうやったのかを書きたいと思います。

 血中系の数字も血圧も高めで、明らかに太りすぎでした。このままではいけないと運動を始めたのです。水泳とランニングとスクワットです。一月ほど、週一回のランニングと水泳と毎日のスクワット。しかしあんまり変化はありません。正直、心が折れました。今はランニングも水泳もスクワットもしていません。やっぱり苦しいことって、身体が拒否しちゃうんですよね。

 楽して痩せたい! これに尽きる!

 これを達成するためにロードバイクを買うことにしたのです。自転車は正直いって楽ですからw よく自転車では痩せないという話があります。たぶん、その通りなんです。ではどうして痩せる事ができたのか? 以下に説明しますね。

<ダイエット理論>

 私の思うダイエットの方法ですが、エネルギーの収支を考えるという単純なものです。

 摂取エネルギー < 代謝エネルギー + 運動エネルギー

となるようにする。これだけです。要は日常生活でつかうエネルギーと、何か運動して使うエネルギーの総和が、食事から摂るエネルギーより多ければ痩せるのだと。とはいえ、いうは簡単ですが実行は大変です。この式を満たすように暮らせばいいわけですが、どうするかといえば、

1.摂取エネルギーを減らす
  当たり前なのですが、食べる量を減らします。つらいですよね。。分かります。とっても分かります。実は私は、ダイエットを成功させるために断ったものがあります。それはポテトチップスです。今までついつい、出かけついでにコンビ二とかでポテトチップスを結構買っていたのです。ですが、固い決意のもと、食べないと決めました。今も、自分では買いません。宴会とか飲み会とかで、出てくれば食べてますw ちなみに最初は我慢がつらいのですが、一月も我慢すれば、食べたいという気持ちが減っていきます。

  ひとまずローカーボを見習って、ご飯の量を減らしました。朝も昼もご飯を減らします。そして夜は炭水化物はなくしました(80%くらい)。これを始めたら、お腹が「ぐぅー」というようになりました。今まで、ずっと何かを食べてた気がします。身体が食事を求める感じが分かるようになりました。

 しかし、それでは辛いので、口寂しいときは、ミックスナッツを食べています。植物性の油が多いので太りそうですが、案外大丈夫みたいです。あまり食べすぎると意味が無いのでほどほどに。効能としては血糖値を急激に上げないらしく、変に眠くなったりとかしません。空腹感もしのげています。
 まとめ買いが安くて便利かもと思って、二度ほどかったのですが、ついつい食べ過ぎて、あっという間に食べてしまいました。我慢が足りませんねw
小分けパックみたいなものがいいと思われます。

 あまりに食べたいなーと思う時は、我慢しません。我慢している自分に満足するような自虐性を発揮しても駄目ですからね。反動が大きくなりそうなので、食べたいなーという感覚は認めてください。その次が大事なのですが、そこで食べるかどうか、大目標を思い出すのです。そして我慢します。というか、気を紛らわします。10分でいいので耐えてください。その上でまだ食べたいと思ったら、少しだけナッツを食べます。この時間差が大事みたいです。徐々に食べたいなーという感覚が減っていきます。我慢タイムも減ります。

2.代謝エネルギーを増やす

 次は、代謝エネルギーを増やすです。簡単なやり方は筋力をつけるという事でしょうか。とはいえ、あんまりキツイ筋トレとかやりたくないですよね。最初は少し筋トレとしてスクワットをしてたのですが、今はやっていません。
 まあ、ぶっちゃけると、ここについては何もしてないです。ただ、土日も寝すぎたりせずにちゃんと起きて行動するように心がけています。行動しないと良くないです。当たり前ですねw

3.運動エネルギーを増やす

 結局、これが一番効果があったみたいです。ところがみんなここで苦戦しますよね。私も、水泳にランニング、スクワットとやってはいたんです。しかし、体重は1月たってもほぼ横ばいでした。なぜなんでしょう? 案外キツイ運動ですよね。水泳もランニングも。きつい事に満足して実は持続的に運動してなかったのでは? と今は思っています。
 無酸素運動ってキツイですよね。ランニングもペースをあげれば、酸素吸引が難しくなります。すると、苦しい山を登っている気分になるんですね。そしてこんなにも頑張ったのだから、エネルギー消費に効果があるはずだと。実はそんなに使わないんです。キツイ運動って。おそらく、キツさから沢山運動した気分なのですが、時間にすると高々10分とか容易にあるんですよ。クロールで25メートル泳ぐとかなり疲れます。それでプールサイドで数分休んでしまって、それからまた25メートル泳いで、、という感じで、1時間ほどジムにいても、実際の運動時間は20分とか全然ありうるんです。
 そのくせ、運動したのだからと、食事をうっかり食べてしまいます。だってキツかったのだから、ご褒美ですよねえ。こうやって使った量をあっという間に戻してしまうのです。

 だから、きつい運動で痩せようなんて、若い頃ならいざ知らず、社会人には辛い所業ですよ。

 そこでの、自転車です。ロードバイクにしたのは、とにかく乗るのが楽しくないと駄目だと思ったからですね。ちょっとでも乗りたくなる動機をふやしたかったんです。そして、肝心なことなのですが、今までの生活の中に自転車タイムを挿入するのです。どういう事か。今まで車を使っていた用事、近所の買い物などをすべて自転車にします。駅までの移動など、バスの変わりに自転車です。生活に無理やり運動を入れてしまうんです。

 すると今まで動かさなかった身体を動かします。そう、運動エネルギーを使うんです。そして自転車は水泳やランニングほど辛くないです。はっきりいってライト過ぎます。しかし、今までよりかは運動しているんですね。そして、食事を減らしていますから、じわじわとダイエットが始まります。自転車で移動しないと仕事にも、遊びにもいけないので、いやおう無く運動をするんですね。

 大事なのでもう一度繰り返します。「生活の中に無理のない運動を入れてしまう事」。ダイエットが成功するかは、これに尽きます。そして、ちゃんと食事をコントロールできるかどうかです。

 自転車を生活に入れると他のメリットもあります。車やバスを使わないおかげで、タダで移動できています。金銭的なメリットがあります。そして、その時間が運動をする機会になっているわけです。ジムにいって運動するとか、今までの生活に何かをプラスして、ダイエットというものを実行するのではなくて、今までの生活に運動を取り入れるという事です。

 ちなみに雨がふったりした時は、無理しません。そう、もう一つ大事なことは、とにかく「無理しない」事です。ダイエットしてるのだからーと眉間にしわを寄せても、一瞬は急に痩せるかもしれませんが、結局リバウンドしますから。長い目でみれば、無理して運動する事が嫌になってしまったら、元の木阿弥です。結局、ダイエットを成功させたいなら、今までより、「ちょっと運動を増やして、食事をちょっと減らす」という生活になれること。これがダイエットの真髄です!そして、それを無理やりやらないという事です。なるべく自然な形で生活スタイルを変えるという事です。

<ダイエットの経過について>

 どういう風に体重が変化したのか知りたい事と思います。具体的な数字をあげてもいいのですが、あんまり意味は無いので、変化の仕方だけお伝えします。

 ダイエットを決意して、生活を変えたとしたら、じわじわ体重は減ります。最初の一月は気のせいかな?くらいなもんです。1キロも減れば上出来です。身体が元の状態を保とうと頑張る時期ですので大して変わらないんです。ここでやめてはいけません。次の一月で、2キロ、3キロと減り始めます。意外とここは早いです。減ると分かるとモチベーションも上がります。ところが、ときおりやってくる飲み会などでペースが崩れ、二キロとか簡単に増えます。しかし諦めないで下さい。身体は新しい生活に慣れてきています。急に増えた体重は、キープされずにスムーズに減るはずです。3ヶ月。まず3ヶ月です。ここまでにおそらくうまくいけば、5キロは落ちるはずです。
 その後も同様の生活を続けていくと、またあんまり変わらない時期がきます。1キロ減ったなあと思ったら二キロ増えたりとか。これが続いた場合は運動強度を見直してください。ちょっと運動が軽すぎるはずです。もしくは食事が元に戻っていませんか? なんか増えたかなと思っても、生活をキープできていれば、じわじわとまた減っていきます。

 そんなこんなで、私の場合は7ヶ月で10キロ落ちています。正確には11.5キロ落ちています。まだじわじわと減っているのですが、そろそろ調整するつもりです。

 ちなみに一日に簡単に1キロくらいは余裕で変動しますし、ちょっと飲み会にいけば2,3キロなんて簡単に増えます。それなので毎日の体重計測で一喜一憂する事はありません。そして、食べ過ぎたなと思ったら、3日間の内に調整してください。翌日食事を少なくするとかです。それで間に合います。僕の場合は3キロも増えた場合は、翌日の昼はかるーいもので済ますなどしていました。水を飲んでナッツを食べます。増えすぎたなと思ったら、とにかく数日間で調整を。

<留意点など>

 結局、自転車に乗るのが楽しくなってしまって、散歩として、たまに遠出のポタリングをしています(30キロとか)。ロードバイクといってもグラベルバイクというタイヤのやや太いコンフォート寄りなので、がつがつ走ったりはしません。それでも、時折走る遠出で一キロくらい減ったりはしています。たぶんですが、こうやって走ることで筋力も上がっているはずです。基礎代謝も上がってると思われます。減った体重には、この余分な運動の影響もあるとは思います。

 自転車についてですが、普通のチャリでも良かったのですが、奮発する事(12万ほど)で自転車に確実に乗るという動機作りでもありました。今では正直ちょっとやりすぎたかな? とは思います。(これが先の自転車での秩父札所巡りにつながったりしてます。) ただ、自分が乗りたいという自転車を見つけられたら、少なからず乗りますよ。最初の半年くらいは。その間にダイエットも進みますから。

 工夫としては、たとえば、自分はいつも電車通勤で自転車なんて乗らないよという方は、都内なら二駅まえ位に自転車を置きチャリするんです。そして、そこから自転車で会社にいって、帰りは二駅先までチャリで戻るとか。駐輪場の料金はかかったりしますが、健康とどちらをとるか考えてみてください。

 自分がダイエットした時期がたまたま秋から冬、春という季節だったのも大きなメリットだったと思います。正直、今は、自転車移動、暑いです。汗かきます。通勤に向きません。夏は避けて、違う運動をいれるか、運動は中断というのもありだと思います。テーマは「無理しない」ですから。

 あと、実はまだ解決していない問題があります。それは、辞め時が難しいという事です。まだダイエット状態にあるのですが、どうやって緩和するのがいいのか、試行錯誤しています。10キロ痩せたのでおおよそ、目標は達成したのですが、自転車に乗ることは習慣化したので良しとして、食事をどれほど戻すと良いのか、まだ分かりません。あと一キロ減ったくらいで、安定させようとしています。その時にどういう生活がいいのか。何か分かったらまた書きますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?