見出し画像

【部長インタビュー】やりがいは「社員の成長」/ 着実に会社を伸ばす営業部長の目線とは

こんにちは!大和・アクタス人事部です。

大和・アクタスは中野・杉並を中心とした城西地区における不動産仲介・分譲・戸建・企画設計など幅広い不動産サービスを提供している会社です。

弊社はいわゆる第二創業期を迎えており、新卒採用においてはこれからの会社を創っていただく方を積極的に採用をしていきたいと考えております。

今回は、営業部長を務めている太田さんにインタビューをしてきました。

現在、社長の右腕として会社を創っている方の視点とどのようなキャリアなのかに迫っていきたいと思います!


自己紹介をお願いいたします。

こんにちは、太田と申します。私は現在、営業部長を務めており、この会社に入社してから20年以上になります。最初は営業担当としてキャリアをスタートし、その後主任、係長、課長を経て、現在の役職に至るまで、さまざまな挑戦や成功、そして失敗を経験してきました。営業の仕事は、単に物を売るだけでなく、お客様との信頼関係を築くことが非常に重要です。私は常に誠実でいることを心掛けており、これまでの経験が私のキャリアにおける基盤となっています。営業部長として、私はチームを率いて、私たちの会社が地域社会に貢献できるよう努めています。私のモットーは「常にお客様の期待を超えること」です。お客様が何を求めているのかを深く理解し、その期待を上回るサービスを提供することを目指しています。これからも新しい挑戦を続け、会社としての成長を促しながら、新たな価値を提供していきたいと考えています。営業の楽しさは、多くの人々と関わりながら、その人々の人生の一部を形作る手助けができることです。お客様の笑顔を見るたびに、この仕事の意義を実感し、さらに多くの人々に喜びを提供したいという気持ちが強くなります。


太田さんの入社に至るまでの道のりについて教えてください。

私のこれまでの道のりは、かなりバラエティに富んでいます。高校生の頃は、地元で有名な焼肉屋でアルバイトをしていました。新聞配達をしたり、車屋さんで使っていない車を買い取って5万円ぐらいで売ったりもしました。その頃、アルバイトながら高校の先生よりも稼いでいた時期もありました。その後、3年半ほど鳶職をしていましたが、仕事の厳しさを学ぶ一方で、どう段取りを取るか、どうやって人を動かすかといったマネジメントの基礎をこの時期に身につけました。20歳で結婚を機に真面目に働くことを決意し、実家の家業であるカラオケや人形、不動産の仕事を手伝い始めました。特に印象的だったのは、人形販売の仕事で、高価な雛人形をどのようにして売るかという点でした。この経験を通じて、お客様のニーズを汲み取り、最適な提案をするスキルを身につけました。この経験が不動産業界への興味を引き出し、キャリアを本格的にスタートさせるきっかけとなりました。多くの経験を経て、不動産の営業という道にたどり着いたことは、私にとって非常に自然な流れであり、そこから自分のキャリアを築くことができました。

太田さんの今までのキャリアパスについて教えてください。

私のキャリアは、多様な経験を経て成り立っています。28歳で今の会社に入社した時から、毎月契約を取ることを目標にしていました。努力の結果、数年後には主任に昇進し、その後も係長、課長へとステップアップしました。ただ、課長になった際には、人が増えたにも関わらず売上が上がらず、管理職の難しさを痛感しました。給料も下がり、結果的に営業職に戻ることになった時期もありました。この経験を通じて、営業とマネジメントは異なるスキルセットを必要とすることを理解しました。そこで私は、営業のスキルを再度磨き直すことを決意し、多くの人から話を聞いて学び、メモを取りながら自分なりに考えをまとめ、何度も挑戦を繰り返しました。この努力が実を結び、現在は部長として営業部全体を統括する立場にあります。この過程で、マネジメントに必要なのは、単なる結果を追うだけでなく、人を動かすためのコミュニケーション能力やリーダーシップだと強く実感しました。私はこれからも自己研鑽を続け、さらなるキャリアアップを目指すとともに、部下たちの成長を支援するリーダーであり続けたいと考えています。


太田さんの今の業務内容とミッションについて教えてください。

私の主な業務は、営業部全体のマネジメントと戦略的な営業活動の指導です。毎朝、営業スタッフと顔を合わせて挨拶を交わし、彼らの体調や気持ちを確認しています。部長として、営業チームがやる気を持って仕事に取り組める環境を整えるのが大事な役割です。具体的には、若手の営業がうまく売れるようにフォーメーションを組んだり、広告や営業方針を決めたりしています。例えば、あるお客様に対してどの営業スタッフが適任かを判断し、彼らの能力を最大限に活かすためのサポートを行います。また、チーム内での情報共有を活発にし、常に最新の市場動向に基づいた戦略を策定することが求められます。部下たちが個々の目標を達成できるよう、適切な指導とフィードバックを提供することも重要な役割です。私たちのミッションは、お客様に最適な不動産を提供し、彼らの生活を豊かにすることです。そのために、私たちは常にお客様の立場に立った営業を心掛けています。営業部全体が一丸となって、目標を達成するために日々努力を続けており、その結果として会社全体の成長につながるように努めています。

長年営業として仕事している中での苦労や難しさについて教えてください。

営業の仕事をする中での苦労は、人をどう動かすかということです。基本的に「人は言わなければやらない」ものですから、いかにしてモチベーションを引き出すかが難しいんですよね。また、人が辞める時はいつも嫌な気持ちになります。社長からは「好きにやっていいよ」と言われていますが、それでもルールを守りながら営業がしやすい雰囲気を作るのは一苦労です。未公開物件を営業が抱え込んでしまうこともありましたが、これを社内で共有できるようにするのが大事です。営業に向いていない人もいますし、そんな人たちをどうサポートするかが課題です。また、管理職に昇進した際には、自分の役割が大きく変わり、責任の重さを痛感しました。特に、課長としての初めての挑戦では、部下の数が増える中でどうマネジメントするかに悩みました。営業は個人のパフォーマンスに依存しがちですが、チーム全体を見渡し、それぞれの強みを活かしながら結果を出すには、リーダーシップが求められます。営業とマネジメントは別物であり、私自身、何度も挫折を味わいながら学びました。こうした苦労を乗り越えるために、常に新しい視点を取り入れ、柔軟に対応することが大切だと実感しています。

逆にどのようなことを仕事をやっていて、やりがいにつながっていますか?

一番のやりがいは、やはり社員の成長ですね。3年目の社員が新卒のフォローに入っていたり、2年経つと全然違う人に成長しているのを見ると、本当に嬉しくなります。毎年、売上記録を更新していて、今では倍の売上を達成しています。ただ、急激に有名になると不景気になった時に倒産するリスクもあるので、そのあたりのバランスを考えながらやっています。不動産業界は常に新しい課題があるので、それを乗り越えるのも楽しみの一つですね。営業の仕事は、日々変化する市場環境に柔軟に対応し、お客様のニーズに応えることが求められます。その中で、チームとして目標を達成した時の達成感は格別です。また、営業部全体が一致団結して大きなプロジェクトを成功させたときの喜びは、言葉では言い表せないほどのものです。お客様からの感謝の言葉をいただくことも、私にとっての大きなやりがいです。営業は単なる数字の追求ではなく、人とのつながりを大切にしながら、自分自身の成長を実感できる素晴らしい職業だと思っています。今後もこの仕事を通じて、さらなる成長を遂げていきたいです。


仕事をしている中で大切にしていることはありますか?

仕事で大切にしていることは、お客様が来店された時よりも帰る時に「来て良かった」と思ってもらうことです。お客様が抱えている問題を解決し、前進を感じてもらうことが大事です。嘘をつかない、そして準備が8割という姿勢を大切にしています。たとえ休日であっても、何も前進していなければお客様は戻ってきませんからね。また、法令遵守を心がけています。どんなに小さなことでも、ルールを守ることが長期的な信頼関係につながると信じています。営業の現場では、お客様の立場に立ち、誠実であり続けることが信頼の構築に繋がると考えています。また、お客様のご要望に迅速かつ適切に対応するために、しっかりとした準備を心掛けています。準備不足では、お客様に迷惑をかけることになりかねません。さらに、チーム全体のモチベーションを高めるために、日々のコミュニケーションを大切にしています。部下たちが困っている時にはサポートを惜しまず、互いに助け合う環境を作ることが、良いチームワークを生み出す秘訣だと信じています。このような価値観を共有し、日々の業務に活かすことで、私たちは信頼される営業チームを目指しています。

今まで多くの部下をみてきて、成長・活躍している方に共通点などはありますか?

成長し、活躍する社員にはいくつかの共通点があります。まず、物事に対して前向きで、失敗を恐れずに挑戦する姿勢を持っていることです。成功する人は1パターンではなく、逆に成功しない人は、今やればいいことをやらない、話を聞いてもまとめない、忘れるなどの傾向があります。売れる営業は物件をよく知っていて、シグナルを逃さず、気が利くことが重要です。とにかく、まずは量をこなして経験を積み、そこから質を高めていくことが大切です。頑張っている人は、上の領域まで踏み込んでいく姿勢が見られます。特に、自分の弱点を理解し、それを克服するために努力を惜しまない姿勢が求められます。成功している社員は、自己改善の意識が高く、自己成長を続けるために積極的にフィードバックを求めることが多いです。さらに、営業職においては、お客様とのコミュニケーション能力が非常に重要です。話を聞く力、信頼を築く力、そして顧客のニーズを正確に把握する力を持っている社員は、顧客からの信頼を得やすいです。このような社員は、他の社員と協力し、チーム全体の成績を向上させることができるため、組織全体の成功にも大きく貢献しています。


太田さんの展望やビジョンについて教えてください。

私のビジョンは、地域に密着した店舗展開を進めていくことです。今後5年で阿佐ヶ谷、中野、新中野あたりに3店舗展開を目指しています。これにより、地域のお客様にもっと喜んでもらえるサービスを提供できると思っています。また、店長職を増やし、確実に売上を上げていく体制を整えたいですね。独立を目指す社員には、すべての業務を経験して一連の流れを理解してもらい、独立後も成功するような支援を行っていきたいと思っています。不動産業界は常に変化していますが、その中でお客様にとって信頼できるパートナーであり続けることが私たちの目標です。これからの挑戦として、新しい事業モデルの構築や、地域社会に対する貢献をさらに深めていくことを考えています。また、私たちの会社が地域の人々にとって欠かせない存在となり、多くの方々に信頼されるような企業へと成長することを目指しています。社員一人ひとりが成長し、将来的には自分のキャリアを自ら切り拓けるような環境を提供し続けていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?