WNPを見て思ったこと

 WNPの観戦に行ってきました。まぁ思ったことがあまりにも多かったのでまとめます。あ、ローストビーフ丼めっちゃ美味しかったです。またあったら買います。

前回から参加者のレベル下がりすぎ問題
 早速尖ったこと書くんですが、めちゃくちゃ全員のレベルが下がったと思います。砂下りのセクションでC3の選手とか誰も”乗ろうとも”しなかったのにはさすがに引きました...
 確かに砂の下りって恐怖心もありますし、高いスピード域で繊細なコントロールを要求されるのでやれない理由はよくわかりますが、それはやらない理由にはならないんですよね。こけても痛くないし、とりあえず脳死で突っ込むだけでも無駄にはならないしあれなら十分なアドバンテージを得るくらいならいけると思います。このレース昇格や表彰台逃したくらいでは死なないのでチャレンジしましょう。

機材のセッティングに無頓着すぎる問題
 こっちの方が問題だし、これのせいで上記の問題が起きているような気もしますが...空気圧のセッティングを何人かに伺いましたが、空気圧は1.6barのみでした。(全員edge TL)誰が何を言ったか知りませんが誰がアドバイスをしても(僕がこれを書いていても)ただの一意見です。なんか鵜呑みにしすぎでは?と感じました。C1の選手とかに空気圧を聞いてセッティングを決めるのも重要ですが、何故その空気圧なのかとかを聞いて考え方も参考にしましょう。僕にばっか空気圧聞いても高圧で走れるしか言いませんしね。とりあえずもっと己で考えてセッティングを決めましょう。

メカトラ起きすぎ問題
 僕が見てる限り10人以上がパンクしていたのではと思うのですが、これが上記の問題にほぼ起因していると思います。原因はだいたいリム打ちだと思いますが、それ空気圧低すぎでは...と思う方は例外なくパンクしていました。(うちのチームの人もそうでした...残念)
 だから上記にセッティングは自分で考えろという話になるんです。「あなたのセッティングで走ったらパンクしたんですけど!」って言っても通じません。体重が違うしそらそう(なる)よって話になります。何なら俺は自分のセッティングを教えただけなのに...って不憫な気持ちになります。
 後は自分のミスを振り返れていますか?こけたのは運が悪いとか思っていませんか?”たまたま”根っこを踏んづけてパンクしたとか思っていませんか?ちゃんと振り返りましょう。正直ミスを振り返らずにレース出ると怪我するのでやめておいた方がいいと思います。

ここまで問題点を提起しましたがじゃあどないすんねんと思いますよね
ここからが本編です。

どうやって砂を走るのか
 根本的な考え方をお伝えします。運です(投げやり)
半分嘘です。レースで大人数が走るので轍を切られたりします。だから実際轍に乗ったときに最後まで乗れる前提で乗った轍がどこまで続いているかは運だと思ってます。要するにガチャですスタート前までに徳を積みましょう。半分嘘の部分は轍に乗り続ける能力です。これができて初めてガチャ画面まで来れると思います。
 あとは砂のセオリーを覚えることだと思います。僕からも教えることはできますが(有料)、自分で試して覚えることが最も上達すると思います。

バイクセッティングをどうやって決める?
 僕の中では判断指標をいくつか設けてます。
①だいたい空気圧を2.0からスタートする(例外あり)
②どこをどうするか決めてからセッティングを決める
③コンディション変化に合わせるならどこを触るか
大体このあたりで決めてます。細かい話はまたいずれ

メカトラとかミスとかの反省ってどないすんの?
 これは僕のやり方ですが、ミスしたときに大体のミス原因を推定してレースを運び、レース後そのセクションにてなんでやったのかをレース時のフィードバックを基に振り返ります。クソしょーもない場合はしませんが
あとは上手な人と自分のラインを見比べて、何故そのラインを通っているのか、何故通れるのか、そういったところを考察することで反省できると思います。ぜひ試してみて下さい。

さいごに
いろいろ書いてきましたが、とりあえずスキルトレーニングしましょう!
Studio i のYouTubeチャンネルにも練習方法とか載ってますし、僕のチャンネルにも基礎的な講座やリアルタイムでの反省も載っているので是非ご視聴お願いします!
それでは幸多きWNPを祈っております。

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