【年末年始のスロットの攻略&立ち回り】を全台設定⑥イベを何度も決行した敏腕設定師が語る

周瑜しゅうゆ

2019年12月28日 11:48

こんにちは、周瑜（@D4Csuperdragoon）です。2019年も終わりつつあり、最後の保育園に息子を送った帰りにコーヒーを買いにコンビニに行くと、パチスロ雑誌が目に入りふと思いついたので綴ってる。

もう過去になるけど、パチスロ機を1日に1,000台以上設定調整をしている時もあった（数軒まわる）ので、それで腰をよく痛めたもんですw

全台設定６イベントは本当なのか？

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他店の話はワカンないけど、自身がやってた時は本当。

そんなことで顧客に嘘をついて信頼を無くしても良いことないからね。

他店の経営者とコラボして異なる法人のP店で【同時多発設定６イベント】とかもした。

『うち今、赤字600万で〜す！』とかイベント当日にオーナー仲間と昼間から酒飲みながら、出玉を競い合ったりもしました。

「店のブランド価値を高める」ために出玉イベントを派手にやってたわけだけど、今、自分が設定するならやっぱりもうヤラないかな。

最近ってシッカリ期待値計算した立ち回りの上手な、効率の良い稼ぎを追求するお客さんも多いよね。

申し訳ないけど、そういうコスい客はパチンコ屋にはいらない。経営側から見たら当然の話。

そんな奴らが大挙して店にやってきて利益を食い荒らさられるイベントは既存顧客のためにもならないし。

過去はそんなコスいお客さんはほんの一握りで（その一握りはスロバブルで大金稼いでたw）、たいていはアホで養分だった。

だからこそ、日頃からたくさんお金を落としくれるファンの人に思いりきり高設定を打ってもらいたい、存分に朝から晩まで飯を食うのも忘れて遊んでもらえる日をつくることが大切。

設定看破なんてほぼ不可能ですよ

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全台設定６イベの時はお客さんも最後の最後まで回しまくるから、閉店時間ギリギリまで景品交換は長蛇の列ができる。

その並んでいる方々（100人くらい）に順番に、

「本日の設定6はいかがでしたか？」

と聞いてまわったんだけど、８割の人が

「絶対設定６違うだろっ！」

って言ってましたw

６だと告知して６を打ってもらってこの確率なんだから、数ある台の中にある設定を１だとか４だとかほぼわからんです。

「これは設定４の台のはずやのに、こんだけ回してビッグ引けないのはおかしい！不正してるだろっ！」

ってずーっと閉店後まで絡まれたことありますけど、その人は子役カウンターとかで設定看破しているつもりなんだよね。

1日の回転数だけではわからん場合も多いんですが、どこかの情報を鵜呑みしている人が多くてw

「もう帰るから設定だけ見せてくれ！絶対４のハズやねん。な、４やろ？」

と言ってるけど、マジで１だから。

※メーカーがリークしている設定示唆の演出以外で設定看破は無理。

今のイベントに期待できない理由

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ただ、2019年現在で、全台設定６イベントを行なっているようなスロット店は皆無だろうね。

理由は2つあって、

1つは広告規制＝射幸性（楽して儲けたい）を煽るような宣伝はしちゃダメだから。

もう1つは、もうP店が設定をガンガン入れるなんてことは出来ないから。

遊技人口は過去に2,000万人もいたのに今は800万ユーザーをきっている。市場規模が６割もダウンしているのだから、相当きつい業界になっている。」

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何よりお客さん自身が、

「まぁ出すわけないよね‥‥」

思っているのだから、当然店は出しません。

P店運営の経験（当然繁盛店ばかり作ってきた）から言うと、一つの真理があって、それは、

「お客さんの予想どおりの結果をもたらすと店は信用される。」

と言うもの。

月に何度も通ってくれるユーザーさんって、そんな毎日毎日勝てると信じてスロットしてないわけです。好きだから楽しいから打ってる。

勝ちたいなーと思っていても、半分はどうせ負けるんだろうなーと思ってる。そんな時に設定を入れて勝たせてもお客さんは自分の引き＝運で勝てたと思うだけで、お店の信頼にはならんわけです。

だから、大半のお客さんが

「今日は絶対勝てる！」

と意気込んでいる、信じてくれている日以外に出す意味はないです。

ユーザーの期待感を煽りに煽りまくって、今日こそは！の気持ちに寄り添って設定をブチ込むってのが繁盛店をつくる基本。

※ただ日頃から利益率高めでライバル店に負けるような営業してると自滅するのでいい塩梅が大事

でも、今って煽りに煽りまくれないよね。それが衰退の理由。