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MegaView-Pro LEDをリチウム充電池仕様に改造しました

MegaView-Pro LEDとは

もう販売終了になっているヘッドルーぺ(拡大レンズ付きバイザー)です。この商品には下記のような特徴があります。

  • 軽い

  • 着脱が簡単
    ゴムバンドではなく、輪っかなので頭にかぶせるだけ。

  • LED付き
    これ結構重要

老眼が進んで、もう電子工作はあきらめようと思っていた時期に、このヘッドルーペを見つけました。今でも電子工作が続けられているのは、この商品のおかげです。

電池交換は面倒くさい

商品としては非常に満足していますが、唯一の欠点は、電池交換(単4電池3本)がちょっとやりにくいことです。できれば充電式だといいのですが、もう、このメーカーはヘッドルーぺ自体を作っていなさそうなので、新製品がでることはないと思います。

類似の商品もあるのですが、前記の特徴を満たす商品が、なかなか見つかりません。

理想のヘッドルーぺを目指して

充電式ヘッドライトと併用することも検討しましたが、着脱が面倒くさくなりそうです。そこで乾電池を充電式に改造して、理想的なヘッドルーぺに改造することにしました。充電式にするメリットは…

  • 電池交換が不要
    これまで、何度も消し忘れをして無駄に電池交換をしていましたが、消し忘れしても充電するだけなので気が楽です。

  • 明るさを一定に
    先の消し忘れは、電池消耗※でライトが暗くなり、点灯に気づきにくくなるためです。今回、リチウムイオン電池(3.7v)を5Vに昇圧する仕様にしました。これでLEDの明るさが一定に保て、消し忘れも減らせるはずです。(過放電は電池の保護回路頼り)

USB TypeCの小型充電基板

今回、新たにUSB TypeCの小型充電基板を見つけました。ただし、この基板のUSBコネクタは足が短いタイプです。同種のコネクタは、自作の基板でも使用していますが、足が短くて1.6mm基板を貫通できないため、何回かコネクタを抜き差ししていると、コネクタが取れてしまいます。

USBコネクタのはんだ付けあまあま

補強としてポリウレタン銅線を使い基板の裏からハンダします。(この長さだと皮むきが難しいですし、すずメッキ線だと短絡が怖いので)

下面から銅線をハンダ付けして補強

最近、足が2mmある電源用Type-Cコネクタを見つけたので、今後の自作はこのコネクタに変更する予定です。

1.6mm基板でも貫通してハンダできる

基板と充電池を収めるのにひと苦労

電池ボックスごと3Dプリンタ―で作ろうかと思ったのですが、このヘッドルーぺのライトは角度調整機構があり、ボックス形状が少々複雑なのためあきらめました。

この電池ボックス内はスペースがないので、充電基板と充電池(約500mA)を組み込むのに苦労しましたが、なんとか収めました。

モジュールの組み合わせだとスペース的に厳しい

できあがりは、想定どうり十分満足できるものになりました。
これから先、いつまで電子工作ができるかわかりませんが、盟友として末永く共にしたいと思っています。


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