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小中学校特別教室にエアコン設置を

小中学校特別教室のエアコン設置について昨年9月議会で質問を行いました。一部抜粋して御紹介します。

・・・ここから議事録引用・・・
(田村)気象庁のホームページより、今から45年前の1980年から1984年の5年間と、直近2018年から2022年の5年間について調べております。45年前の6月の最高気温は1980年が29.3度、81年が31.4度、82年が27.5度、83年が29.8度、84年が29.8度であります。
 それに対して直近5年間、2018年が30.1度、19年が30.5度、20年が32.0度、21年が31.2度であります。もう、当たり前に30度を越えています。そして、本年の6月につきましては、6月26日が32.7度を記録して以降、31.8度、34.4度、34.2度、そして6月30日が34.1度でありました。6月ですよ。
 最高気温が30度以上に達した日のことを気象庁では真夏日と呼びます。最高気温が35度以上に達した日のことを2007年4月より猛暑日と呼んでおります。そして、今年8月2日、日本気象協会は最高気温が40度以上の日を酷暑日と呼称すると発表致しました。残念ながら、気象状況は先程御紹介した気温の変化やこれらの呼称の推移を見ても明らかであります。
 平成30年の学校環境衛生基準の一部改正では、皆様御承知のように教室等の環境に係る学校環境衛生基準関係では、温度の基準について改正前の10度以上30度以下、教室の衛生基準、温度の基準について10度以上30度以下であることが望ましいから、望ましい温度の基準を17度以上28度以下に見直しております。また、温度の基準につきましては、健康を保護し、かつ快適に学習する上でおおむねその基準を遵守することが望ましいものであることに留意をすることとしております。
 6月から最高気温が30度を越え、1学期終業式の7月20日までの最高気温の平均は、直近5年間で30.9度です。教育委員会におかれましても、このことに留意して施設整備の検討を行われていることだろうと推察をしております。
 昨年9月の私の一般質問におきまして、「整備の必要性は認識している。財政支援の状況を見ながら、整備に向けた検討を進める」との答弁がありましたが、検討はどのような状況になっているのかお尋ね致します。

(教育部長)それではお答え致します。
 先程の答弁の繰返しになりますが、使用頻度の高い特別教室へのエアコン設置の必要性は十分認識しているところであり、これまでも予算化の検討は行ってまいりました。
 しかしながら、御承知のように本市の学校施設は全体的に老朽化が進んでおり、大規模改修が必要な箇所も増えております。その中で、学校からの要望等を勘案し、優先順位をつけながら教育環境の改善を図っているところであり、予算が限られる中、中々特別教室へのエアコン設置に至っていない状況にあります。
 特別教室へのエアコン設置に当たっては、現在の受電設備キュービクルでは、これ以上の増設は難しいと考えており、その場合、改修費用が高額になることが見込まれることから、予算確保が大きな課題です。
 一方で、将来的に児童生徒数の減少により、普通教室は減少する見込みですので、エアコン設置の検討に当たっては費用負担軽減の観点から、今後改めて必要教室数や使用頻度を精査し、使用頻度の高い特別教室への移設という方法も検討したいと考えています。
・・・引用ここまで・・・

なかなか前に進みません。
それというのも教育委員会の予算が少なすぎだからではないか。今度市長に投げてみます。

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