ジミーの「妄想回顧」🧐 立川競輪決勝 〜その時、選手は何を思っていたのか〜
押忍!ジミーだ!
前回の競輪グランプリの後に書いた「妄想回顧」
レースの中で選手は何を思っていたのかをジミーの独断と偏見で選手にセリフを付けてレースを振り返ってみる企画です!
競輪がいまいち分からないという人にも難しい用語はある程度避けて進めていこうと思っているのでぜひご覧ください。
前回の記事はこちら↓
意外にも多くの好評の声を頂いたのでシリーズ化していこうと思います!
そんな中で第二回は今年一発目の記念競輪!
1/7立川競輪12レース決勝を妄想していきます。
2日目はかなりの暴風、3日目は大雪の中で開催された立川記念。
果たしてどういう結果になったのでしょうか。
今回の決勝のメンバーはこちら
レースを振り返る前にこのレースの注目ポイントを話しておくと、まずは北日本。
8木村-3新田-4菊池
3新田選手は東京オリンピックにも出場した日本屈指のスピードを持った自力選手。
その3新田選手の前を8木村選手が走るということは8木村選手が先行して新田選手が“番手捲り“を打つ番組ということがすぐにわかります。
番手捲りとは
2段掛けとも言われる戦法で先行選手の番手から早めに自力に切り替えて捲りを打つ戦法のこと。
それも踏まえて、今回の決勝はこんな感じで予想しました。
それでは妄想回顧スタートします!
1吉田「よし、S班になっての初開催はしっかり決勝まで勝ち上がったっす!!今年の主役は俺っす!!でも寒ぅぅ。。」
それぞれ、“寒ぅぅ“を合言葉に9人のメンバーが揃いました。
1吉田「最近、またエドはるみにハマってんだよねぇ〜。ぐぅ〜」
2浅井「昨日の落車がまだ少し痛むけど大丈夫。戦える!今年の俺は去年とは違うぜ」
3新田「今回の決勝は8木村くんがいるんですよ。頑張ってくれるようですから、ここは頑張りを無駄にしないようにきっちり決めますよ。そうですね、まずは、、(長かったので省略)」
号砲「パアァァン」
3新田「作戦通り。俺のダッシュには勝てないでしょうね。それは脚力はもちろんですが、それ以外にもコツがあって例えるなら、、(また長かったので省略)」
(新田選手の話が長いシリーズはもうやめておきます)
2浅井、5清水「ここはできるだけ前を取りたい!!」
1吉田「クックッ…」
1吉田「車番は大事っすよ先輩!ほら下がってください!」
2浅井、5清水「ちっ、流石に無理だったか」
というわけで初手の位置取りが決まりました。
8木村「3新田さんありがとうございます。ひとまず作戦成功だぎゃ。もう誰も前には出させんだっきゃね。新田さんを優勝させるだ!」
(青森弁ってこんな感じですか?)
5清水「後方になってしもうた。想定はしていたけどちょっと難しいな。ひとまず動いて様子をみるしかねえな」
※残り2周手前
5清水「8木村さん誘導と車間開けてるし突っ張る気満々やんけ。これは一気に叩いていくしかない。ここや!」
8木村「よし、5清水くんが来だで。でも出させんよ!」
※残り2周
8木村、5清水「ウオォぉぉぉー!!」
5清水「くぅっ。。叩けんかった!これは車番が悪かったにしても厳しい展開やで。今さら下げたって仕方ない。せや、ここは一か八か3新田さんと勝負や!」
※残り1周半
3新田「くそっ、5清水くん横で勝負する気か!でも負けられない。8木村くんが頑張ってくれてるし清水くんも脚は使ってる。ここは大丈夫だ。ただ、早めに捌ききらないと。。」
1吉田、2浅井「よしよし。。」
※残り1周
3新田「くそっっ、5清水くんしぶといな!全然捌けない」
5清水「気合いじゃー!わいは横もできるんや!新田さんには横では負けへんで!でも早くしないと外並走はきつい。。」
8木村弘「ヒロシです。3新田さんを勝たせたかったのに清水くんと競り合いになってしまったとです。後ろでバチバチにやり合っています。。ヒロシです。ヒロシです。ヒロシです。」
1吉田、2浅井「これはチャンス!ただ、タイミングはどこだ?」
※最終周回1センター
3新田「舐めるな小僧ぉぉぉ!!」
5清水「ぐふっっっ」
1吉田「どうする!?」
2浅井「よし、ここや!!」
※最終周回2角過ぎ
2浅井「今年の俺は違うんじゃボケー!オラァァー!」
3新田「5清水くんは捌きましたよ、次は2浅井さんですか。良いでしょうナショナルの力を見せてあげます。そうですね、ナショナルの力というのはですね、、、(省略)」
1吉田「焦っちゃダメだ。焦っちゃダメだ。」
4菊池「3新田よ、5清水捌いて立派やけどな、俺はバック踏みすぎてもう脚ないわ!!」
※最終周回バック手前
3新田「8木村くんありがとう。ここからは俺が自力に切り替えて優勝決めるぞ!これがナショナルの力だぁぁ!」
2浅井「ばっちり合わされたか。4菊池さんは切れとるしここは無理せず3新田を追走して直線で勝負や!」
1吉田「そろそろ行かないと。。コースはどこだ?」
4菊池「ほらぁ〜」
※最終周回3角
7桐山、6稲村「脚は溜まってたんや!前には悪いけど優勝狙わせてもらう」
5清水「ハァハァ、俺は死なんぞ。。まだ狙っとる。。」
1吉田「見えた!!」
最終周回4角
3新田「後少し!!2浅井さんと勝負か!」
2浅井「この直線に賭ける!!3新田を差せば俺が優勝や!」
7桐山、6稲村「こいつらバケモンかよっ。。」
1吉田「うおぉぉぉぉぉぉ!!!」
※ラスト直線
3新田、2浅井「ウオォぉぉぉぉぉーー!」
7桐山「これは3着いけるか!!
1吉田「いっけぇぇぇー!俺がS班の吉田拓矢だぁーー!」
カシャ
カシャ
ズキューーン!!!!
実況「1吉田拓矢がゴールイン!!」
観客、ジミー「ウオォぉぉぉぉぉ!!」
というわけで新年一発目の立川記念は吉田拓矢選手の優勝で幕を閉じました。
配当は3連単4,520円
新田選手の番手捲りがわかっている番組で吉田選手頭がここまで安くなっていることに時代の変化を感じずにはいられない決勝になりました。
にしても最後の直線の吉田選手のあの豪脚。。
新田選手、浅井選手相手に届くまで伸びるんですからさすがです。
S班だから当然強いのか、それともS班というのが選手を強くさせるのか。
今回の妄想回顧はこの辺で終了します。
あくまで妄想ですし、違うふうに思っていたかもしれませんが競輪を知らない方もある程度分かりやすくみることが出来ているなら幸いです。
また、方言やセリフを砕いて書いているのは選手をリスペクトした上ということでご了承ください。
妄想回顧第2段、ありがとうございました!
ジミー
サポートしたい気持ちだけで嬉し。 大切な人に、いつもと違う物や時間をあげてね! 天殺🐉