ジミーの「妄想回顧」🧐 大宮競輪決勝〜その時、選手は何を思っていたのか〜
押忍!ジミーだ!
今回で4回目になります「妄想回顧」シリーズ。
レース中、選手は何を思っているのか、
また、どんな気持ちでレースに挑んでいるのか
を、私ジミーの独断と偏見で勝手にセリフをつけてレースを振り返る記事になります!
出来るだけ難しい言葉は使わないので、競輪詳しく無いって人も是非読み進めてみてください!
また、過去の妄想回顧シリーズはマガジンにしてまとめていますのでこちらもよろしくお願いします。
今回は、G3大宮競輪決勝
出走表はこちら
注目ポイントをまとめると
・地元埼玉の強力4車ライン
・役割としては黒沢は当然逃げるとして、平原の大宮記念3連覇に向けて宿口も早めに切り替える。平原の優勝をアシスト出来るか。
・宿口番手の3番手平原はグランプリ、大宮初日と同じ方でグランプリは失敗。初日は平原が勝ち切ったとは言え成功とは言えない。
・初日に平原率いる関東に突っ張られて不発だった深谷が今日はどう組み立てるか。
・埼玉と深谷が踏み合えば調子いい成田、山田にも出番があるかどうか。
簡単にまとめればこんな感じ。
予想はこちら
展開としては、やっぱり初手後方になりそうな深谷が突っ張られて先行黒沢、中団山田・成田の前後、後方に深谷の初日と同じ形になりそう。
果たしてレースはどんな展開になったのか。。
妄想回顧スタートです!
1平原「3連覇、大宮記念9回目の優勝がかかってる。。でもそれだけじゃ無い。後輩がみんな頑張ってくれるし地元の牙城は俺が守る!」
3深谷「初日と同じ走りをする訳にはいかない。とにかく初手でできるだけ前をとらなきゃ。。でもダメならどうする?とにかく力勝負!」
5宿口「俺の平原さん。俺の平原さん。俺の平原さん。。平原さぁぁぁん」
8黒沢「5宿口さんちょっと静かにしてくださいよ。俺の方が緊張してるんですから」
号砲「パァァァァァン」
3深谷「よっしゃ前取れるかも」
1平原「フッッ...」
3深谷「!?」
7武藤「スイィィィィ-」
3深谷「後方かぁ。。まぁ仕方ないけど8黒沢が突っ張ってくるだろうからどうにか前に出ないと」
8黒沢「作戦通り!あとは突っ張って出し切るだけ!3深谷さんを絶対に出さないように!」
4成田「2山田もここで並走は嫌やろうしここはあっさり5番手もろたでぇ」
※残り2周
3深谷「早いけど流石に動いとかないとまずい。多少の踏み合いは仕方ないし、黒沢くん相手なら俺の脚があれば負け無いはず」
※残り2周回目、2角
8黒沢「来たっすね3深谷さん。悪いっすけどあんたを出させる訳にはいかないんですわ。ちょっと怖いけど誘導待避にダッシュでバッチリ合わせて仕掛けますから!!」
3深谷「こいつ。。」
※残り2周回目、バック
8黒沢「しゃぁ!バッチリや!」
3深谷「やるな8黒沢。流石に早期追い抜きのリスクを犯してまではいけない。どうにか立て直さないと」
誘導員早期追い抜きとは
今回の大宮500バンクの場合、残り2周回目(打鐘周回)のバックストレッチラインに誘導員が到達する前に選手が誘導員を追い抜いてしまうと早期追い抜きで失格。
(見えにくいですが、大体赤ラインの辺り)
また、罰則も厳しく最低でも3ヶ月はレースに出られなくなる。
2019年4月に改正されたルールで、以前のルールより誘導員を追い抜けるタイミングが遅くなったので前を取れるラインが有利になったとも言われる。
※残り2周回目3角
8黒沢「よっしゃぁ!決まったぁ!後はぶん回すだけや!」
3深谷「くぅぅぅ」
5宿口「平原さん。。平原さん。。平原さん。。ヒラハラサァァァァン‼︎」
4成田、2山田「チャンスはあるぞ。。」
※残り1周
8黒沢「ウオォぉぉぉぉぉぉ!!」
5宿口「溜めて別線が来るまで溜めるか?でも俺は1平原さんを勝たせるんだ!」
※最終周回、2角過ぎ
8黒沢「グゥぉぉぉぉ、、後はお願いします!!」
5宿口「別線来てなくても関係ない!絶対に1平原さんを勝たせるんだ!決めてたここから切り替える!!」
2山田「車間空いて脚使ってしまった。。届くか?俺の脚」
3深谷「3段には敵わんて、、」
4成田「見えた!!」
※最終周回、2センター
5宿口「うぉぉぉぉ、ヒラハラサァァァン‼︎」
1平原「今回セリフ少なくないか?フッッしか言ってないんだけど。まぁいいよこのレースはもらった。後は5宿口を残せるかだけど4成田さんいるしなぁ」
4成田「7武藤よ、お前はきっと1平原さんに気をつかうよ。それが後悔することになる」
7武藤「勝ちたい。でもみんなが勝ってほしいのは平原さん。ここまで連れてきてもらったのも先輩のおかげ。内を開けないのが無難か?俺はどうするべきなんだ」
※最終周回、4角
4成田「7武藤、お前は平原さんを守りたい。きっと外に出して抜きには行かないよな。なら外は俺のコース!!ここだ!」
※最終周回、ゴール前
1平原「5宿口もう俺は踏むぞ。守れないけどどうにか残るんだ!」
5宿口「ヒラハラサァァァァン(号泣)」
4成田「読み通り。こいつ(7武藤)は食える」
1平原「5宿口、7武藤地元ワンツースリー決めるぞ!!もう少しだ頑張れ!」
5宿口、7武藤「グゥォォォォォォ!!」
4成田「まだまだ青いなお前ら!ベテランを舐めるな!」
1平原「いや、成田さんが今1番青いですよ」
成田「。。。」
実況「9回目の地元記念優勝、平原だァァァー!」
4成田「すまんな7武藤。1平原を抜くくらいの気持ちがないとワンツーは無理だ。競輪は甘くない」
7武藤「クソォおぉ」
5宿口「ヒラハラサァァァン…」
5宿口、7武藤「作戦は成功。平原さんが優勝したんだ。。ひとまず良かった。俺らはまた力つけよう」
1平原「みんなありがとう。この優勝はみんなのおかげだ!」
平原選手の大宮記念3年連続、9回目、完全優勝で幕を閉じました!
車券としてもビリーとダブルで的中できたのでひとまずホッとしました。
初日に続いて深谷選手を不発に追い込んだ、埼玉作戦は完璧で黒沢選手の漢気先行は気持ちが入っていてかなり痺れました!
また、成田選手のレース勘とまだまだ衰えない縦脚は流石の一言。
一つ、個人的に気になったのは宿口選手。
グランプリ、初日、決勝と平原選手が3番手の番手回りのレースで番手での立ち回りが器用とは言えない中で尊敬する平原さんのために苦労しながらも最後は優勝に導きました。
3連覇がかかっている平原選手に志願して前を回してもらうのは勇気がいったと思います。
また脚自体の調子がそこまでいい感じではなかったのでここは自分の着は関係なしに少しでも平原選手の力になりたかったのかもしれません。
ただ、
宿口選手も立派なSS選手。
競輪界トップの9人ならもっと自信を持って自分の着も大事に考えてもいいんじゃないかなとも思ったりします。
今までのインタビューを見ていても謙虚な選手ですしここはお世話になっている平原さんをどうしてもと考える気持ちもわかりますが、組み立てによってはワンツーもしくは3着残る競争は出来たように感じます。
相手が強い選手だらけでそう簡単ではなかったかもしれませんが。。
今回は平原選手の連覇もかかっていてちょっと特別なレースでしたが、この後はしっかり自分を大切にして結果を出していってほしいですね!
僕自身、宿口選手は好きな選手ですし強い選手です。
いちファンがこんな事をいうのは筋違いかもしれませんが批判ではありません、期待です!
宿口選手が今年もグランプリに出場できることを期待しています!
これで第4回目の妄想回顧は終わります。
次は豊橋記念!
的中でこの記事を書けるように頑張ります!
それでは!
ジミー
サポートしたい気持ちだけで嬉し。 大切な人に、いつもと違う物や時間をあげてね! 天殺🐉