cyndi@FEfamily

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最近の記事

2024.11.9vs三遠 加油、會!

 バッツに引き続きオマラまでケガで欠き、三遠になす術なく敗れてしまったFE。勿論忸怩たる思いは我々だけでなく、当然選手やコーチにもあるかと思いますが、それでも前を向いて今日の試合に臨みたいと思います。 昨日の試合のポジティブな点  数多くはないのかもしれませんが、それでも昨日の試合の良かったところもあったかと思います。その一つが、これまで出場時間があまりなかった選手の出場です。  山崎の奮闘も印象に残りましたが、自分が注目したいのがJACKこと曾祥鈞です。  そもそも曾は

    • 2024.11.2vs仙台

       アーロン復帰戦を78-62で勝利したFE名古屋。得意な試合展開で連敗を止めることができて大いに喜ばしいのですが、試合後のインタビューで川辺HCは反省点も挙げていました。  この中にあった「ブース選手のエルボーからのアイソ」について取り上げたいと思います。 用語解説  まずエルボーとは、 のことを指します。  またアイソとは、「アイソレーション」の略で、以下のような意味があります。  昨日の試合では、以下のような流れからブースの1on1でチャンスをたくさん作られて

      • 2024.10.26vs宇都宮ブレックス 東奔西走

         昨日は、一時は25点差をつけられ完敗を喫した我らがFE。何故ここまでの差がついたのか、またどうすればよいのかの一考察です。 栃木のオフェンスの特徴 まずはこちらのデータをご覧ください。  これは、栃木のシーズン毎の1試合平均のスタッツ(一部)です。特に見ていただきたいのは、2ptと3ptの試投数。3ptが上回っていることが分かります。因みに栃木の3pt試投数と成功はリーグ1位です。このことから、栃木は3ptを大きな得点源としていることが分かります。 昨日の試合での変

        • 2024.10.19vsレバンガ 用意周到

           ディフェンシブチームを標榜するFEとしてはらしくない83失点で敗れた昨日の試合。どこに原因があったのか、素人なりに考えてみました。 割り切ったレバンガ  こちらは、一昨日の夕方に投稿されたレバンガの小野寺HCのコメントです。現状のFEを正確に捉えていることがわかると思いますが、今にして思えばオフェンス面でもこちらのビッグマンを強く意識していたことが窺えるコメントでした。先週の記事にも書きましたが、こちらが「ドロップ」という守り方を徹底していることを踏まえ、こちらの嫌がる

          2024.10.12,13vs大阪 生みの苦しみ

           第2節アウェイ大阪に乗り込んだ我らがFEは、なかなか厳しい戦いを強いられ、どちらも10点差以上離されて敗れてしまいました。今後どうすればよいのかの一考察です。 苦戦を強いられる理由  なぜここまで苦しい戦いを強いられているのか。以前よりFEを応援している諸兄はご存知でしょうが、予期せぬ選手構成に端を発しています。特に外国籍/アジア・帰化枠は、ヘンリー(SF)、オマラ(C)が残留し、JJ(SF/PF)の代わりにマイヤー(SF/PF)、ルーク(PF/C)の代わりに曾(PF/

          2024.10.12,13vs大阪 生みの苦しみ

          9.21vs山形 巨漢バッツの献身

           映画は観てません(ドーン)  さて、天皇杯2次Rを戦う我らがFEですが、シーズンスタート前から相次ぐ選手の離脱と加入のため、チームビルディングの仕切り直しの中にあり、公式戦ではありつつも色々な戦術・起用を試す戦いをしているかと思います。  その中で、個人的にいい意味で驚いているのは、巨漢アイザック・バッツの動きです。 オフェンスでの献身  まずはこちらのシーンをご覧ください。(1:22:11〜/動画の性質上か場面が先すぎるからかうまく埋め込めませんでした…。アプリに飛

          9.21vs山形 巨漢バッツの献身

          9.7,8 新加入のマエストロ

           改めまして、明けましておめでとうございます。いよいよ新シーズン始まりますね!  我らがファイティングイーグルス名古屋も、一般公開される試合としては初陣となるAICHI CENTRAL CUPに参加をし、我々もついに新加入選手のプレーを目にすることができました。特に今シーズンは14人中8人もの選手が新加入となっており、どんなプレーを見せてくれるのかワクワクなわけです。  できるなら新加入8人のプレーについてあれこれ所見を述べたいところですが(何を偉そうに)、そんな技量もござ

          9.7,8 新加入のマエストロ

          2024.5.4vs富山 譲れぬもの

           2023-24シーズン最終節vs富山のGAME1、試合後川辺HCも指摘した通り前半と後半とで大きく違いの出た試合となりました。その違いとは具体的に何だったのかの一考察です。 富山の攻撃を引っ張ったJ3  まずはこちらの画像をご覧ください。  こちらは、昨日の試合で富山が特に点を多くとった2Qのスコアチャートです。赤が富山、灰はFEを表しています。後半傾きが急になっているこのグラフがあらわす通り、富山はこのクウォーターであげた26点中15点を、残り4分弱で取っています。

          2024.5.4vs富山 譲れぬもの

          2024.4.27vs京都 複雑な攻撃に対する守備

           一時は最大16点差離されていた昨日の試合、逆転させることができた一番の原因は、2Q・3Qの29失点から4Qの9失点に抑えられた守備の修正に他ならないと考えます。何が変わったのかの一考察です。 バランスの良い京都の攻撃  まずはこちらの表を見てください。  京都の主要5人の得点に関するスタッツですが、誰かに偏らずに満遍なく得点できていることが分かります。特に、ライトと岡田の2人のハンドラーがCJとほぼ同じくらいの得点を挙げていたことには、個人的には驚きでした。(ライトと

          2024.4.27vs京都 複雑な攻撃に対する守備

          2024.4.20vs横浜BC 続・ハイポの重要性

           昨日、横浜BCを67−97の大差で下したFE名古屋。特に試合を分けたのは2Qを僅か8失点に抑えたゾーンディフェンスだったように思います。なぜFEは横浜BCをゾーンで抑えられたのか、横浜BC目線で振り返ってみます。 なぜハイポストが重要なのか  2週間前にも同じタイトルの記事を書きましたが、ゾーンアタックにハイポスト攻略は欠かせません。その理由の1つは、ゾーンの陣形を崩すことができるからです。  そもそもゾーンは、コート上に満遍なくディフェンスを配置し、どこにボールがあ

          2024.4.20vs横浜BC 続・ハイポの重要性

          2024.4.13,14vs名古屋DD ディフェンスの変化

           先の土日に行われた名古屋ダービーマッチ。GAME1を98−87で落としたFEは、続くGAME2を67−84で勝利し、見事バウンスバックを果たしました。GAME1、2の失点差は31。この修正はどのようにして行われたのか。川辺HCのインタビューから紐解きます。 川辺HCのインタビュー  川辺HCのインタビューが載っている記事はこちら。 (しかし、こうやってコーチや選手の声がメディアに載るってのは、本当にありがたいですねぇ)  このインタビューから該当箇所を抜粋します。

          2024.4.13,14vs名古屋DD ディフェンスの変化

          2024.4.6vs富山 ハイポの重要性

           今日は先週にも増して時間がないので簡潔に。 1Q  富山、試合序盤はマンツーマンで入るも、開始3分足らずで2-3ゾーンに変更。  しかし、7:02にオマラがハイポストからフローターを沈めると、すぐさまマンツーマンに戻す。  恐らく富山のゾーンの特徴は、ハイポストにはトップのガードが対応し、センターはゴール下に貼り付いて中を固める、というもの。  しかしオマラがガードを前にしてもいとも簡単にフローターを沈めたのを見て、オマラのいる時間帯でのゾーンは早々に諦めたのではないかと

          2024.4.6vs富山 ハイポの重要性

          2024.3.30vs信州 3ー2ゾーン対策

           時間がないので手短に。  昨日の試合、勝ちはしましたが、信州の3-2ゾーンに手を焼いていたのは事実で、その原因が何なのか、自分なりに考えてみました。 信州の3-2ゾーンの特徴  細かくは下のサイトを見ていただきたいのですが、上に3人、下に2人配置したゾーンディフェンスで、FEがたまに敷く2-3より攻撃的なゾーンであると言えます。  また、信州のゾーンは「マッチアップゾーン」と言う、マンツーマンのようにボールマンにタイトにつくゾーンで、多少ゾーンの形が崩れるのはOKと言

          2024.3.30vs信州 3ー2ゾーン対策

          2024.3.23vs島根 チームルールの遂行力

           一時は2点差まで追い縋るも、結局はリードを許したまま負けてしまった昨日の試合。メンバー構成やチームディフェンスのスタイルなどが似通っており、サッカーで言うところの「ミラーゲーム」のような様相を呈していた昨日の試合でしたが、何が勝敗を分けたのか。個人的には、チームルールの遂行力にあると感じました。 島根のオフェンスのよさ  FEは前半、島根のPnRに対して、ショウで対応します。普段はドロップすることが多いのですが、ハンドラーのプルアップスリーを警戒したのかも知れません。し

          2024.3.23vs島根 チームルールの遂行力

          2024.3.3vs 信州 ゾーンプレスの修正

           バイウィーク休み開け、一時は追い上げられながらも最終的には94-83と突き放して信州相手に勝利を収めたFE。ただ、課題が残ったのも事実で、その内自分が目をつけたのは「2−2−1ゾーンプレス」です。 2−2−1ゾーンプレスとは  2−2−1ゾーンプレスとは、上図のようにディフェンスの選手をコート上に2人ー2人ー1人配置して、前から相手にプレッシャーをかけていくディフェンスのことです。詳しくは下のサイトをご覧いただければと思いますが、 目的としては、積極的にボールを取りに

          2024.3.3vs 信州 ゾーンプレスの修正

          2024.2.10vs佐賀 超人オマラ

           昨日の試合で20得点12リバウンド7アシストと大活躍したオマラ。彼が活躍できた理由の一考察です。 佐賀のPnRへの対応  佐賀は、FEのPnRに対しスイッチで対応してきました。スイッチはハンドラーにビッグマンがすぐ対応できるので、ハンドラーへのプレッシャーを弱めたくなかったのだと思われます。  ただ、スイッチの弱点は、ハンドラーのディフェンスvsスクリーナー(例えば昨日の試合では、角田vsオマラ)といったミスマッチができてしまうことです。  単純にビッグマンがガードを

          2024.2.10vs佐賀 超人オマラ