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ここだけ30年前のヒットチャート(1994.05.31)
今から30年前のオリコンシングルチャート。父親がレンタルCD屋で借りてきたシングルをカセットテープにダビングして、それをラジカセで繰り返し聴いていた当時9歳。
では今週もさっそく見ていきましょう。
1 空と君のあいだに 中島みゆき
2 夏を抱きしめて TUBE
3 LOVE T-BOLAN
4 夏が来る 大黒摩季
5 純愛ラプソディ 竹内まりや
6 ドラマティックに恋して 広瀬香美
7 愛が生まれた日 藤谷美和子・大内義昭
8 清く正しく行こう LINDBERG
9 IT'S ONLY LOVE 福山雅治
10 Bless You TOSHI
先週2位の中島みゆきが首位獲得。ドラマ『家なき子』の主題歌として社会現象化した曲ですね。
とにかく中島みゆきの歌詞が昔から好きで。この曲もサビのインパクトはもちろんだけど、冒頭の《君が涙のときには 僕はポプラの枝になる》のパンチ力。
このシングルの2曲目には今や中島みゆきの代表曲と言える『ファイト!』が収録されているが、この曲も含めて彼女の反骨精神がそこかしこに感じられる。
今や時間と距離の感覚が変わってしまったけれど、やはり70年代頃の北海道と大都会・東京の距離感は想像を絶するものがありますよね。
この『空と君のあいだに』に出てくる《あいつ》という歌詞には当然都会にうごめく「悪」も含まれると思うが、一方で
《薄情もんが田舎の町に あと足で砂ばかける》(ファイト!)
のように、田舎に対する反骨精神も同時に宿っていると思うとより立体的な世界が見えてきてグッとくる。
個人的には95年のシングル『旅人のうた』が一番好きだけど、また来年(まで続いてるかな)機会があれば。
気になる曲があったらぜひ聴いてみてください。
ではまた。